花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

つる性野草花、コバノカモメヅル、ノササゲ、ホドイモ、シオデ、他

2021-07-20 | 野草
日中の暑いときには引きこもり、夕方になり、ぶらりと近くをぶらついています。

コバノカモメヅル
ガガイモ科カモメヅル属、多年草、花期:7月~9月、
花は葉の腋から出る花柄の先にまばらに付く、花冠は暗紫色で6~8mm。


ホドイモ(塊芋  * 和名: アメリカホドイモ アピオス(8/6訂正、別物です)
マメ科ホドイモ属、多年草、北米原産、花期:7月~8月
花は淡黄緑色の蝶形花で、旗弁が広い。翼弁はごく小さく、先端は淡紫色を帯びる。
また竜骨弁は内側に曲がる 。花は萼を含んで長さ約8mm。 
マメ科独特の花の形をしていますが、兎に角複雑な形です。

ノササゲ(野大角豆)
マメ科ノササゲ属、つる性多年草、花期:8月~9月、
茎は黒紫色を帯び、花は総状に付き淡黄色で長さ1.5~2cmです。

シオデ(牛尾菜)
サルトリイバラ科サルトリイバラ属、1年草、花期:7月~8月、雌雄異株。
雄花の花被片は長さ4〜5mmの披針形。葯は線形で鉤形に曲がる。
雌花の花被片は長楕円形でやや小さい。花柱はほとんどなく、
緑色の子房の上に3裂してそり返った柱頭がのっている。
▼雄花です。

アオツヅラフジ(青葛藤)  別名:カミエビ
ツヅラフジ科アオツヅラフジ属、つる性落葉木、雌雄異株、有毒植物、
青い実は以前にも投稿してますが、花は初めてかもしれません。
雄花ですね。
花弁と萼片は6個。雄花の雄しべは6個、花弁の先端は2裂する。
雌花には雌しべ6個と仮雄しべが6個ある。

似た花としてオニドコロとヤマノイモを取り上げるつもりでしたが、
現実的に身の周りにはオニドコロが幅を利かして、ヤマノイモは殆ど花を付けて
いませんでした。少し取り上げるのが時期的に早過ぎました。

オニドコロ(鬼野老)
ヤマノイモ科ヤマノイモ属、つる性多年草、花期:7月~8月、
葉は互生して縦長でなく普通のハート形の大きな葉です。
葉の腋から淡黄緑色で6はな被片の花を多く平開する。
雌雄異株で、雄花序は直立し、雌花序は下垂れする。
雌株(雌花)、             雄株(雄花)

ヤマノイモ(山の芋)
ヤマノイモ科ヤマノイモ属、つる性多年草、花期:7月~8月、雌雄異株、
葉は対生し、縦長のハート形で先端は鋭く尖り、葉の腋に2個~5個の穂状花序を出し、
白い小さな花が開き。珠芽(ムカゴ)を付ける。
しかし最初のつるの葉は互生で、そこから枝分かれした葉が対生になる。
こちらもやはり雄花は直立する、
最初何を撮ってもオニドコロ、近所では、まだヤマノイモの花の蕾もまだ小さい。
雌株(雌花)、             雄株(雄花)、      


オニドコロの葉形             ヤマノイモの葉形
 
他にカエデドコロ等カエデ葉に似た紛らわしいのもあります。
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