花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

カマキリのお顔拝見、益虫か? 害虫か?

2021-11-04 | 昆虫
日中は20℃超えですが、さすがに昆虫観察と言っても見掛ける数はぐっと減りました。
最近良く見掛けるのはカマキリです、最後を精一杯生きているのかもしれません。
成虫は9月〜10月に産卵したあとも11月頃まで生きています。

昆虫の中では、カマキリは好きな方かも、  何故なら、
写真が撮りやすいからかも、傍に寄っても動じないからです。
(多くのカマキリは飛行が苦手で、短距離を直線的に飛ぶのが精一杯である)

カマキリの顔をよく見たことが無い人に、ハイ       そして、こっち向いてハイ、
本当は、”指図するんじゃねぇ”と眼を付けただけか?
頭部は逆三角形で、2つの複眼と大顎が発達する。

カマキリ(蟷螂、鎌切) 
カマキリ目にはカマキリ科、ヒメカマキリ科があり、日本には10種類が確認している。
オオカマキリやハラビロカマキリの体色は、緑色と茶色型があり、コカマキリはほぼ茶色型のようです。
寿命は個体により違うが、一般的には、4ヶ月から10ヶ月ほどのようです。
カマキリの名の由来:
「鎌で切る」から「鎌切り」となったという説と、
「鎌を持つキリギリス」の意味で キリギリスの仲間の名の「キリ」と同じであるという説とがある。
6本の脚のうち、前脚(前肢)は先端を除く大半が鎌状に変化し、多数の棘がある。
 

カマキリは益虫? 害虫?
食性は肉食性で、自身より小さい昆虫や小動物を捕食するが、
大きさによってはスズメバチやキリギリス、ショウリョウバッタ、オニヤンマ等の大型肉食昆虫や
ヘビ、クモ、カエル、トカゲ、ミミズなど昆虫以外の小動物を捕食することもある。
捕食するのは生き餌に限られ、死んで動かないものは基本的に食べない 。

正確にはカマキリは害虫だけを食べるというわけではなく、益虫となる虫も食べますが、
益虫としての効果の方が高いようです。野菜を食べる虫を食べてくれるのは有難い。
益虫としては、アオムシ類、バッタ類、ゴキブリ、ハエ等を食べる。
害虫としては、クモ、カエル、トンボ等を食べる。

カマキリの戦法は、待ち伏せです。
獲物や捕食者に見つからないために何かに擬態した色合いや形態をしているこ
とが多い。
 あちことで待ち伏せしている。                 
獲物をがっちりと捕獲

8月~10月頃交尾後、産卵となります。
交尾中のカマキリ、  緑色と褐色タイプ  上から押さえているのがオスです。
交尾相手を食べる話はカマキリやクモ等で聞いたことがあるが、
交尾相手を食べる習性を持つ種において、雌が雄を食べる割合は13~28%だという。


メスは交尾後に多数の卵を比較的大きな卵鞘(らんしょう)の中に産み付ける。
お馴染みのカマキリの卵鞘が冬にはあちこちで見られます。
 
1つの卵鞘には200~300個の卵 が含まれ、1頭のメスが生涯に数個程度の卵鞘を産む種が多い。
春の4月~5月にかけて卵から孵化します。

カマキリは、卵 - 幼虫 - 成虫という不完全変態で、
卵から孵化して成虫になるまで、カマキリは6~7回脱皮を繰り返します。  

2cm程の若齢幼虫ですが、カマキリは動くものしか食べない様なので飼うのは難しい。
2cm位のカマキリにヒナカマキリがいますすがこれは違うと判断しましたが、

カマキリの体腔内に寄生する寄生虫としてハリガネムシが知られる。 
今の時期道路で車に引かれたカマキリから長く黒い針金に見えるものが見られる。

日本にいるカマキリ7種  よく見られるのは太字
・オオカマキリ ・ウスバカマキリ ・コカマキリ ・ヒナカマキリ
・チョウセンカマキリ  ・ハラビロカマキリ  ・ヒメカマキリ
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