花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

水辺、湿地の植物、ハス、コガマ、フトイ、イヌホタルイ、他。

2022-08-26 | 野草(花)
身近な所でハスが見られる所はあまりなく、散歩中チョット立ち寄って見たら
既に実になっているのが多かったので、慌てて翌日の午前中に出掛けて1輪のみ
を撮ることになりました。
1輪のみでは寂しいので、合わせて水辺、湿地に生えている植物を集めました。

ハス(蓮
ハス科ハス属、多年性水生植物、インド原産、花期:7月~8月、
水底の土中に、塊茎をつくり、そこから葉と花茎を水面に伸ばす水生植物 。
葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる(ロータス効果)
地下茎は「蓮根」(レンコン、はすね)といい野菜として食用される。
・早朝に咲き、昼には閉じる、・3~4日間咲き、最後は閉じることなく散っていく 

ポンテデリア・コルダータ
ミズアオイ科ポンテデリア属、多年性抽水植物、北米東部原産、花期:5月~10月、
ホテイアオイの仲間ですが、ホテイアオイは水に浮いていますが、本種は水中の土壌に
根を付けます。
ホテイアオイのような穂状花序に淡い青紫色の花を咲かせます。


コガマ(小蒲)
ガマ科ガマ属 多年草 花期:6月~8月
ガマに似ているが、全体的に小形で、茎の高さ1-1.5mで、雌花穂の長さ6-10cmあり、
その上部に雄花穂がつながっている。

フトイ(太藺 )  
カヤツリグサ科フトイ属、多年草、花期:7月~10月、
湿地や池等に群生する大柄な植物。
節から名前のように径1-2cmの太くて丸い茎を立て、高さ80-200cmになる。
茎の先に散房状に花枝を出し、小穂を数個又は1個付ける。

イヌホタルイ(犬蛍藺)
カヤツリグサ科ホタルイ属 1年草 花期:7月~10月
最も普通にみられる雑草が「イヌホタルイ」です。
花序は側生し、小穂が2〜9個集り、頭状。苞葉の葉身は1枚、稈に続き、
正面に浅い溝があり、小穂は挟卵形、長さ9〜18mm、幅3.5〜5mm。
イヌホタルイ・コウキヤガラ・クログワイ・タイワンヤマイなど多くの湿地植物の総称として、
ホタルイと呼ばれることもあります。

メリケンガヤツリ  
カヤツリグサ属、 1年草、熱帯アメリカ原産 花期:6月~11月、
熱帯アメリカ原産の帰化植物。要注意外来生物、カヤツリグサの中では大型種、
花序は多数の小穂が頭状に集まったもの、あるいはさらに短い枝が伸びてその先端にも頭状に小穂が集まる。
小穂は長さ5-15mm、長楕円形でやや卵形に近く、左右から偏平。全体に緑色。 

タマガヤツリ(玉蚊帳吊)
カヤツリグサ科カヤツリグサ属 1年草 花期:8月~10月
名は花穂が球形となることによる。
花序は単一または複生、通常長さが異なる数本の花序枝の先に頭状の分花序をつける。

水辺の花としたが、水性植物の分類をまとめておく。
水性植物とは、(代表的な植物:水芭蕉、イグサ、サワギキョウ、ミズカンナ、サギソウ)
湿地や沼、川岸など淡水の水中または水面に生息する植物の総称で、
種で増える種子植物と、胞子で増えるシダ植物、コケ類を含みます。 
抽水植物:(:葦(アシ)、ガマ、ヨシ、ミズアオイ、フトイ、カキツバタ)
根が水中にあり、茎や葉っぱを伸ばして水面に出します。背の高くなるものが多く、
川や池などの水辺を広く覆う植物が多いです。
浮葉植物: (:睡蓮、アサザ、ウォーターポピー、ミズヒナゲシ)
水の底に根をはり、長い茎を伸ばして葉を水面に出して浮かべる植物のことです。
花も水面に咲くものが多くあります。
 浮遊(浮水)植物:(ホテイアオイ、ボタンウキクサ、サンショウモ、ウォーターレタス)
葉に浮袋があることで水面に出ることができる植物で、株全体が水に浮かんでおり、
根をはらずに漂って育ちます。 
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