花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

サルビアの仲間、アメジストセージ、チェリーセージ、サルビア・スプレンデンス、他

2020-10-15 | 花の写真
サルビアの仲間も歩いていると良くみます。

アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)  別名:メキシカンブッシュセージ
シソ科アキギリ(サルビア)属、多年草、中米原産、花期:8月~11月、
棒状に長く伸びた茎の先にまとまって穂のように花穂をのばします。
アメジストセージは、紫色というイメージが強いが、この赤紫のふわふわした部分は、花ではなく萼です。
紫色の萼(がく)から伸びるように 「白い花」 が出てきます。   

色は紫の他、白も開花中です。 萼が白色で花はピンク色です。(ピンボケですが)

チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)
シソ科アキギリ(サルビア)属、多年草、メキシコ原産、花期:5月~11月、
とにかく品種が豊富です。代表的な品種は「ホットリップス」。赤と白のツートンカラーの品種です。

サルビア・コクシネア   別名:ベニバナサルビア
シソ科アキギリ(サルビア)属、多年草、アメリカ南東部~南アメリカ北西部原産、花期:5月~11月、
茎の頂部に花序を出し、長さ3~5㎝程度の花を多数咲かせます。
花序の各節には4個~多数の花が付き、花序は下から上へと咲き進みます。


メドーセージ(サルビア・ガラニティカ)
シソ科アキギリ(サルビア)属、多年草、南米原産、花期:5月~11月、
茎の上部、または枝先に花序を出し、10数個の花を穂状に咲かせます。
花序は20~25㎝程度の長さになり、花は 唇形花です。
花用に撮ったのではなく、スカシバ等を撮るはずが失敗したのでここに入れた、ゴメン。

サルビア・スプレンデンス
シソ科アキギリ(サルビア)属、多年草(1年草扱い)、ブラジル原産、花期:5月~11月、
日本でサルビアというと、多くの方が朱赤色のサルビアを思い浮かべます。
たくさん栽培されている朱赤色のサルビアはサルビア・スプレンデンスという種類です。 
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多摩動物公園へ散歩に行ってきました。

2020-10-14 | 動物
昨日(10/13)は久し振りの夏日になり、昼近くに用事が片付いてほっとするときに、
急に動物園に行くことになりました。
良い話題の少ない最近はテレビ等でも癒しのペット映像が増えましたね。

人混みは避けたいので多摩動物公園の園内は広く散歩のつもりです。
9/19~11/29までの土、日、祝日は、事前予約の入場制限中。現在動物は300種以上。
前回2月にも行きましたので、昆虫館やコアラ館などの建物に入ることはせずに、
動物の表情が撮れたらいいな位の気楽に回りました。

前回、ライオンエリアは、工事中閉まっていましたが、今回大分整備されていた。
一部のライオンのみ放されていました。

ライオン:ネコ科、アフリカとインドの一部の草原やまばらな林に生息。
メスライオンがゆるりとオスライオンに近付いていきましたが、顔を合わせてす通り、
ライオン:”なんじゃ オレをおいて行ってしまうのか、あんた冷た過ぎやしないか”
 

アムールトラ:ネコ科、シベリア東部から中国東北部の森林 に生息。
トラはライオンとならぶネコ科最大の動物 。獲物を取る時の成功率は低いそうです。
”せっかくポーズとってやってるんだからキレイに撮ってくれよな”


ユキヒョウ:ネコ科、ネパールや天山山脈、パミール、カシミールなど、内陸アジアの山岳地帯。
”オレをあんまりなめるんじゃねーぞ、オレがお前をなめてやる”

サーバル:ネコ科、アフリカのサハラ砂漠以南のサバンナに生息。 
ヤマネコのなかまです。足が速く、木登りもじょうずで、強力な瞬発力とジャンプ力をもち、
空中に飛び上がって鳥を捕らえることもできます。
”実力が発揮できないなあ~”と手持ち無沙汰のようです。 


チンパンジー: ヒト科、アフリカの中央部、西部の森林やサバンナ 
たいへん頭がよく、しぐさや声、顔の表情などで、おたがいの意思を伝えあいます。 
子供は、勝手に綱にぶら下がったりひま持て余して模様。


ボルネオオランウータン:ヒト科、
ボルネオ島の森林。なお、スマトラ島にはスマトラオランウータンが生息しています。
”こんな高い所でもへっちゃらさ”   かなり高い所を裏からパチリ 

ゴールデンターキン:ウシ科、中国の山岳地帯に生息。
チベット、ブータン、中国に生息するターキンの亜種の一つです。 
"角つき付き合わせて今取り込み中ですので、用事は後にして下さいな”

シャモア:ウシ科、カモシカの仲間です。
檻越しに撮るのはあまり好きでないのですが、日本でただ1頭と聞いてはね、
2月に来た時は見えなかった。
”良く見ていってくださいね”と優しく言われた?1頭とは切ないですね。

オオカミ:イヌ科、
オオカミの遠吠え、狼は単にでたらめに遠吠えしているのではないことはわかっている。
彼らは群れによって特有のさまざま遠吠えを、状況によって使い分けている。
と言われていが、以下の説もある。
狼は愛する仲間がいなくなり、一緒にいたいと思うから、遠吠えという行為を選んでいるという。  
 

モモイロペリカン:ペリカン科
ペリカンのなかでは大型で、くちばしの先から尾の先端まで1.4〜1.7m、つばさを広げると2m以上、
体重約10kg、くちばしの長さは約45cmあります。 
”おたくさん、どちらからいらしたの? チャント撮ってね”
 

アオバネワライカワセミ:カワセミ科、オーストラリア北部、ニューギニア南部に分布。
ワライカワセミより一回り小さいカワセミ、オスは青い尾羽、メスは茶色の縞模様の尾羽。
ワライカワセミ:ブッポウソウ目カワセミ科、オーストラリア東部・南部の森林 
鳴き声が人間の笑い声によくにています。夜明けや夕方のきまった時間に大きな声で鳴き、
1羽が鳴くとほかのものも一緒に鳴き始め、鋭くけたたましい大合唱になります。 
”わたしだってね、いつもおかしいわけではないんですよ、笑い声期待しないでね”
以前に来た時は、1度聞いたことがあります、こちらも思わず笑っちゃいました。

シロフクロウ:フクロウ科、北極圏とそのまわりの、主にツンドラ地帯に生息。
すべての鳥のなかで最も北方に分布する種です。オスは全身のほとんどが白色ですが、
メスには頭と体全体に黒褐色の斑点があることで見分けられます。 
金網越しで撮るのは好きでないですが、私はこの顔を見るとどうして撮りたくなりました。

動物慰霊碑:  チョット寄り道、手を合わせてきました。動物さん感謝です。

園児達の団体も見られましたが、密を避けて結構ゆったりと見て回りました。

多摩動物公園の最寄り駅は京王線の多摩動物公園駅ですが、多摩都市モノレールでも、
駐車場に帰る途中頭上にモノレールが入ってきました。
写真はいろいろありますが、別の何かの時には載せていきます。
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返り咲きの花木(10月)、ハナズオウ、ヤマブキ、サツキ、レンギョウ、他

2020-10-12 | 樹木(花木)
暑い夏が過ぎて10月になり少し低い位の気温でしたが、
今日は気温が24℃位に回復しました、季節外れの花をこの頃、目にしました。

ハナズオウ(花蘇芳)   
マメ科ハナズオウ属、花期:3月~4月
現在の普通のハナズオウの実はこんな感じかと思います。


(ヤエ)ヤマブキ(山吹)
バラ科ヤマブキ属、花期:4月~5月、山吹は春の季語にもなっています。
ヤエヤマブキは、太田道灌の歌で、実がならないことと蓑が無いの話も有名ですが、
雄しべが花弁化して、雌しべは退化しているため結実しません。

ヤマブキ(山吹)
ヤマブキに葉、実がならないのではなく、一重咲きのヤマブキには実が付く。
家の裏山のヤマブキの実です、勿論今花は咲いていません。


サツキ(皐月)
ツツジ科ツツジ属、花期:5月~花期:5月~6月、所々で見掛けます。
他のツツジに比べ1ヶ月程度遅い 、旧暦の5月 (皐月) の頃に一斉に咲き揃うからその名が付いた 。

クチナシ(梔子 )
アカネ科クチナシ属、花期:6月~7月、10月頃はオレンジ色の実がなるのでは、


ニワフジ(庭藤)
マメ科コマツナギ属、花期:5月~6月、四季咲きの種類もあるようですのでその種類?

ハクチョウゲ(白丁花)
アカネ科ハクチョウゲ属、花期:5月~7月、西日本では秋にも開花するようです。

レンギョウ(連翹) 
モクセイ科レンギョウ属、花期:3月~4月、咲き始めで蕾は沢山ありました。
 
野菜なども旬にこだわらず、栽培方法で年中出回っています。
花の世界にも、型にはまらないものはあるんですね、昔は狂い咲きとも言ってたようですが、
花はそんなつもりでは無く一生懸命に咲いてくれているんだと思います。
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秋の野草花 10月、キンミズヒキ、ノダケ、ヤマゼリ、キバナアキギリ、他

2020-10-10 | 野草
昨日に続いて野草花の続編です。
相変わらず最高気温も低く、雨降り状況ですので巣籠しています。

キンミズヒキ(金水引)
バラ科キンミズヒキ属、多年草、花期:7月~10月、
花は、径6~11mmの黄色い5弁花で細い花穂に多数つく、果実はかぎ形の刺があり動物につく。

ノダケ(野竹)
セリ科シシウド属、多年草、花期:9月~花期:9月~11月、
茎は上部で枝を分け、暗紫色を帯びる、秋に紫黒色の細かい花が多数開く。
果実には、カレーのような香りがある。

ヤマゼリ(山芹)
セリ科ヤマゼリ属、多年草、花期:7月~10月、
葉は、2~3回3出羽状複葉、小葉は卵形で粗い鋸歯がある。
小形の複散形花序に白色の小さな花が開く。
トリミングした花の形

キバナアキギリ(黄花秋桐)   別名:コトジソウ
シソ科アキギリ属、多年草、花期:8月~10月花期:8、月~10月、
茎は四角で、高さ20~40cm。茎の先に花穂をつくり、黄色の唇形花が段になって付く、
花径は、長さ2.5-3.5cmあり、上唇は立ちあがり、下唇は3裂して前に突き出る。

イヌショウマ(犬升麻)
キンポウゲ科サラシナショウマ属、多年草、花期:8月~9月、
花茎状の茎を高さ60-90cmに伸ばし、茎先に単一または下部で分枝した穂状花序をつける。 
白色で無柄の多数の花を密につけ、花は下側から上側への順に開花する。
昨年にサラシナショウマで投稿したのも、無柄でしたのでイヌショウマに訂正しました。

キツネノマゴ(狐の孫)
キツネノマゴ科キツネノマゴ属、1年草、花期:84月~10月、
茎の先端から穂状花序を出す。花序には花が密につき、それぞれの花は基部に苞があるので、
外見ではその苞が並んだ棒状の姿に見える。
淡紅紫色の唇形の花を付ける。 白い花を付けるのは変種で、シロバナキツネノマゴと言う。

カラスノゴマ(烏の胡麻)
アオイ科カラスノゴマ属、1年草、
葉腋に1個の黄色の花がつく。花柄は長さ1.5〜3cm、萼片は線状披針形で長さ6〜8mm。
花の中央から仮雄蕊が特別に長く突き出しているのが目立つ。

キツネノマゴがあったりカラスノゴマがあったり紛らわしいですね。

以下は投稿しようとしたが名前が分からずボツしたものですが、気になっています。
もしお気付きの方がありましたら教えて下さい。

??   空地を這うような雑草でmm単位の小さな花です。9/15撮影
bonさんに教えて頂きましたありがとうございました。
ハシカグサ(麻疹草)
アカネ科ハシカグサ属、1年草、花期:8月~9月、
茎はやわらかく、枝分かれして地に広がり、長さ20〜40cmになる。
茎の先端や葉腋に直径約2mmの白い花を数個束生する。花冠は筒状で4裂する。
名の由来は、葉が乾くと赤褐色に変わる様子が、ハシカの発疹の乾くと赤くなる症状に似てる為。

▼?? 花好きな家の道端に生えていた花だと思っています、雑草でないかも。9/28撮影
写し方が悪く情報があまりないですが、よろしくお願いします。
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秋のキク科の野草(10月)ヤクシソウ、コセンダングサ、ヨモギ、シオン、他

2020-10-09 | 野草
昨日から気温が下がり、14℃がこんなに寒かったかな思うほど下がり、
何か暖房器具が恋しくなってきました。
昆虫等も活動しにくなったかなと思ってしまいました。

ヤクシソウ(薬師草)
キク科オニタビラコ属、越年草、花期:8月~11月、
葉は薄く、基部で茎を抱き、切ると白い乳液をだす。
頭花は、1.5cm程で枝先に多数付ける。花が咲いた後は下を向く。

アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草) 別名:セイタカタウコギ
キク科センダングサ属、1年草、アメリカ原産、花期:9月~10月、
黄色の頭花を囲み総苞が葉状で四方に開くのは、他のセンダングサに見られない特徴。

コセンダングサ(小栴檀草)
キク科センダングサ属、1年草、花期:9月~10月、
上部の枝先に黄色の頭花をつける。頭花には舌状花はなく、両性の筒状花だけが集まる。


アイノコセンダングサ(合の小栴檀草) 
キク科センダングサ属、1年草、花期:9月~11月、
外周の筒状花のうち何個かが大きく白色になるもの。        
コシロノセンダングサとコエンダングサの雑種とされている。
 

コシロノセンダングサ(小白の栴檀草)
キク科センダングサ属、1年草、花期:9月~11月、
全体の姿はコセンダングサそっくりだが、頭花には白色の舌状花が4〜7個ある。

ノブキ(野蕗)
キク科ノブキ属、多年草、花期:8月~10月、
フキの葉にやや似ているが、葉の先がややとがり葉柄に狭い翼があるので見分けがつく。 
頭花は筒状花からなり、ふちの花だけ実る。


ヨモギ(蓬)   別名:モチグサ(餅草)
キク科ヨモギ属、多年草、花期:9月~10月、
若葉を食用にする代表的な春の野草のひとつです。
茎の先に大きな円錐花序をだし、小さな頭花を下向きに多数つける。  
頭花は直径約1.5mm、長さ約3mmの長楕円状鐘形。 
全国いたるところに生育している繁殖力の強い 植物で、広く分布し、
風媒花のため多量の花粉を飛ばすので、ヨモギ花粉症に要注意です。

ユウガギク(柚香菊)
キク科シオン(旧ヨメナ)属、多年草、花期:7月~10月、
山野の草地、道ばたなどに普通に生える 、茎の上部で細長い枝を四方に広げ、
枝先に3cm程の白い花(僅かに青紫色を帯びることも)を付ける。

シオン(紫苑)   別名:オニノシコグサ、ジュウゴヤソウ、
キク科シオン属、多年草、中国原産、花期:8月~10月、
茎は上部で枝分かれして、淡紫色の頭花を散房状に多数咲かせる。花径は3 - 3.5cm 。 
日本では、自生の分布は九州などわずかで、花の鑑賞用に庭などで見られる。

キクイモ(菊芋)?
キク科ヒマワリ属、多年草、北米原産、花期:9月~花期:9月~10月、
キクイモとイヌキクイモの判別は難しく、
イヌキクイモの葉は対生し、キクイモの葉は下の方は対生し上の方は互生するという。
しかし、背の高いものはすべて上の方は互生するし、低いものは対生で終わる。 
結果的には、根を掘ってイモがあればキクイモ、なければイヌキクイモとするしかない?

キク科を並べただけ多くなりましたので、残りは後日回しです。
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秋色が濃くなってきた野草雑草の世界。

2020-10-07 | 野草
春爛漫の言葉は、ありますが、秋爛漫と言いません。
最も、爛漫と言う言葉には厳しい冬を乗り越えた花々が一斉に咲くと言う意味が含まれます。
暑い夏を乗り越えた秋咲く花々には適切な言葉がない、秋の紅葉や錦秋なる言葉はありますが、
今回取り上げる野草達にはそぐわないですね。
花の写真の場合、多くは単体で載せていましたが、今回は咲き乱れるとはいきませんが、
スナップ写真風にしてアップしておきます。

チカラシバの群落の背景にセイタカアワダチソウが咲き始めています。

マルバルコウソウがずっと奥まですが上手く表現出来ませんでした。

セイタカアワダチソウ、咲き始めていましたので、満開状態はこれからですね。

アレチウリが河原の土手一面に、広く撮ったら緑一面だけにカットしました。


オオニシキソウの群落、小さい地味は花の群落撮って上手く伝えられません。
   
タチスズメノヒエ、地味過ぎました。
   

ツリフネソウ 小さな小川の土手沿いにいっぱい。道路脇は刈り取り済。
   

やはり野草は地味な花ばかりでした、最後は少しでも明るくして
ヒガンバナ(曼珠沙華)多くの人が投稿済ですが、
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これは何、ドロバチの巣か?、ハチ目、ハエ目のハチ、アブの仲間等。(*22/4/23全面的に修正した)

2020-10-06 | 昆虫
(*名前に正しくない記述が多くありましたので修正しました 22/4/23修正済)
 
庭のヤマユリの葉の裏にこんな虫の巣がありました。
ドロバチの巣?と思いましたが、何の名前のハチなのかを、教えて!gooで聞いてみました。
返答では、ドロバチやジガバチなど該当するハチ候補はいろいろあるようです、
これと言って明確な判定出来ないようです、等のコメントでした。
 
教えて!gooで、質問した写真
 
ドロバチはドロバチ科のハチの総称なので、いくつかの種類があります。
ジガバチは、アナバチ科 ジガバチ亜科またはジガバチ属の総称である 。
代表的なドロバチは、オオフタオビドロバチ 、エントツドロバチ、 ヤマトフタスジスズバチ、  
中でも茎や葉の裏に巣を作るドロバチは、キアシトックリバチ 、ミカドトックリバチ 等らしい。
ヒメベッコウ(ヒメクモバチ)の仲間の集合巣
 巣塊に開いた穴は育ったハチ(あるいはその寄生者)が脱出した跡です 。
そこで、撮ったハチの写真から手掛りにならないか探してみました。
 
ミカドトックリバチ(トックリバチ) *コアシナガバチ
スズメバチ科バチ亜科、 11-1mm、 4-10月、
体は黒色で斑紋は赤褐色。前伸腹節上の2縦線、雌の腹部第1・3・4(雄では1・3・4・5)節の後縁などは黄色。
 
ムモントックリバチ  *スズバチ
ハチ目スズメバチ科ドロバチ亜科、   大きさ18-30mm、7-9月
黒色で胸部が細長く、腹部中央部と胸部上部に橙色紋がある大きなトックリバチの仲間。
 
以下、この機会にハチ目(ハチ)、ハエ目(アブ、蚊)の幾つかをアップしておきます。
 
キンケハラナガツチバチ  
ツチバチ科ツチバチ亜科、 ♂16-23mm ♀17-27mm、  7-10月
頭胸部には黄褐色の毛が生えている。腹部は光沢があり、 胸部より淡色 。
 
ヒメハラナガツチバチ (♀)
ツチバチ科ツチバチ亜科 ♂11-19 ♀15-22mm  5‐11月
メスは他のツチバチと色い(黒色が強い)が異なる。
 
フタモンアシナガバチ
スズメバチ科アシナガバチ亜科  14-18mm、 3-10月、
やや小型のアシナガバチ。体は黒色で、黄色の紋がある。腹部の胸部よりのところ
(第2腹節)に2つの黄色の紋を持つ。脚は黄褐色。
 
クマバチ(キムネクマバチ)  *トラマルハナバチ
ミツバチ科マルハナバチ属  ♂16-19 ♀20-26mm, 5-10月、
大型で胸部はオレンジ色の毛が生え、腹部は前半分がオレンジ、先端は黒い毛が生えていて全体的にふわふわとした印象がある。
 
?? タケクマバチ  *コウヤツリアブ
ツリアブ科    10-14mm    8‐9月
黒い体色に腹部後方が白いツリアブ。
翅は基部側半分が黒く、透明な部分にも黒い紋が見られる。
 
カブラハバチ シダハバチ亜科   ▼ツマグロアカハバチ *アゲハヒメバチ(ヒメバチ科)か?(未定)*1 
*1:ヒメバチ科には多くの種類がありクロハラヒメバチの名もあがりましたが詳細な写真がないので未定としておきます。
個人的にはアゲハヒメバチの方が近いかなと思っています。
 
シオヤアブ
ハエ目ムシヒキアブ科シオヤアブ亜科、 23-30mm、 6-9月、
褐色の大きなムシヒキアブ。全身に黄色の毛がはえており、腹部は、この毛のために
黒色と黄褐色のしま模様に見える。脚は黒色だが、すねの部分だけが黄褐色。
▼これもシオヤアブ(?)小さな甲虫を捕まえている。*イシアブの仲間
 
ホソヒラタアブ
ハエ目ハナアブ科ヒラタアブ亜科、8-11mm、 3-11月、
腹部は黄橙色と黒色の縞模様で、それぞれの節に(太い帯と細い帯の)
各2本ずつの黒帯があるスマートなアブ。
顔が、”うさぎちゃん”の顔に見えるのですが、角度が悪く未だ達成出来ずです。
 
ヒトスジシマカ
ハエ目カ科ナミカ亜科  4.5mm前後、 4-11月、
黒色で、背中に1本の白い筋があるカ。雑木林や公園で普通に見られ、人をよく刺す。
身を呈して(?)、左手に蚊、右手にカメラで撮ってみました。
余談ですが、体温が比較的に高い人が蚊に刺されやすいようです、
従ってお酒を飲んだり、またお風呂上がりは刺されやすくなるようです。
私はあまり刺される方ではないですが、薬を多用しているので血が不味いのかも。
 
シモフリシマバエの一種
ハエ目シマバエ科、 3-3.5mm、 4-10月、
珍しいと思いアップしましたが、シモフリシマバエの習性や生態に関する情報は
あまりないのでよく分かりませんでした。
 
*覇蟆邇(はまに)人 さんに多くの名前を教えて頂きました。
 改めてお礼を申し上げます。
 昆虫の素人とは言えこれ程までに名前を間違えてしまい見て下さった方には申し訳ありませんでした。
 こらからも昆虫の投稿する機会もあるかもしれませんが注意をするつもりです。
 本音を言えば昆虫の名前は花より写真を撮るのも難しいですが、名前はもっと難しいです。
 どんどんお気付きの点はご教示して頂けたら幸いです。(22/4/23記)
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家周りの木の実達、クサギ、サンショウ、ビバーナムティヌス、他

2020-10-04 | 自宅の花木
今は、樹木の花と言えばキンモクセイが一斉に咲いて香りを振り撒いています。
家の周りにもありますが、あまりにも強く近くでは気分が悪くなりそうです。
木の実も段々と色付き始めています。散歩中で見たものは後日回しです。

クサギ(臭木)
クマツヅラ(シソ)科クサギ属、落葉低木、花葉、19/8/14投稿済
 

サンショウ(山椒)  別名:ハジカミ  サンショウ、シキミアの花は20/4/15投稿。
ミカン科サンショウ属、落葉低木、雄株と雌株が有り雌株のみに実を付ける
葉と球果に独特な爽やかな香りをもち、香辛料に使われる。

ハナユズ(花柚子)  別名:イッサイユズ(一才柚子)
ミカン科ミカン属、常緑低木、花期は5月頃。
「ホンユズ」に比べて樹高が低く、実付きがいい。果皮には大きな凹凸があり、
10~12月頃に熟すと黄色くなり、「ホンユズ」に似た香りがする。
果汁は調味料として、果皮は料理の香り付け、薬味に利用される。
果実は入浴剤に利用される。

▼スキミア(シキミア)
ミカン科ミヤマシキミ属、常緑低木、花期:3月~4月 、
実が付くのは雌株、代表的な品種に、スキミア‘リーベシアーナ’と、
より実が大きい‘テンプテイション’の2品種があります。 

オトコヨウゾメ   別名:コネソ
スイカズラ科ガマズミ属、落葉低木、果期は8-11月。 
果実は長さ5-8mm、厚さ4.5-6mmになる球形から広楕円体の核果で、赤く熟し光沢がある。
 

マンリョウ(万両)
サクラソウ(ヤブコウジ)科ヤブコウジ属、常緑小低木。
名前がめでたいのでセンリョウ(千両)などとともに正月の縁起物とされる。


ビバーナムティヌス
スイカズラ科ガマズミ属、常緑性低木、花期:早春~初夏、
宝石ののような青い実がなる。写真では黒光りですが、花は、20/3/27投稿


ムベ(郁子、野木瓜)    別名:トキワアケビ(常盤木通)
アケビ科ムベ属、常緑つる性木本、花期:5月、収穫期:10~11月、
アケビと異なり、果実は熟しても割れないのが特徴です。
果実の大小、色、形、葉の大きさ、結実性などいろいろなタイプがある 。 

まだ熟すには間がありますが、この機会に投稿して終いました。
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中秋の名月にコンデジで挑戦してみました。

2020-10-02 | 日記
昨日(10/1)の夜は中秋の名月でした。
夜中に夜空を仰ぐとキレイな満月が見ることが出来ました。
コンデジで普段の写真はAutoでしか撮ったことがなかったので、
折角のキレイな満月もハレーションを起こしてどうにもなりませんでした。
今回は、ネットで撮影方法の予備知識を得てからマニュアルで挑戦してみた。

 中秋の名月

    
    
   
 お月見も、リモートで満月とススキと月見団子の投稿です。
(満月写真:ISO100,F11.3,1/125,+/-0.0露出補正をーにすべきでした)

満月はなかなか夜中に起きて撮っているのは面倒くさくなりました。
失敗分も取りあえず載せておき、記録としています。
Autoでハレーション,          手振れで丸くなってない、
 
何だか丸く無い何が?         手前が竹藪でしたので竹が写っていました。
以前より少しは進歩したとして今回はこれにて投稿してみました。
月の模様が少しでも撮れたので良しとしました。

裏山のススキと庭の花のシュウメイギク等を添え物としました。


<メモ>
中秋の名月(十五夜)とは、旧暦(太陰太陽暦)8月15日の夜に見える月のことです。
今年は10月1日ですが、毎年の日が少し違い、
新月から満月までの期間は一定ではなく、13.9日~15.6日と幅があるからで、
旧暦8月15日である中秋の名月も、満月であるとは限りません。  
秋(旧暦7~9月)の真ん中なので「中秋」というそうです。
中秋の名月は「一年で最も美しい月」と言われています。 

中秋の名月といえば、お月見ですね。
起源は古代の中国です。
古くからこの日は月を祀る日とされ、満月を鑑賞する風習があったのです。
この風習は平安時代の日本にも伝わり、貴族たちが月見の宴を催すようになり、
庶民の間にまで浸透したのは、江戸時代のことです。
お供え物は地域によって異なりますが、一般的には縁側にススキを飾ります。
ススキは稲穂の代わりであるとか、他にも、お神酒(みき)や食べ物をお供えします。
尚、「仲秋」と「中秋」どちらも同じ読み方で「ちゅうしゅう」 の違い
中秋とは、旧暦の8月15日 を指します。
 仲秋が約1か月間の期間(旧暦8月)を表すのに対して、中秋はその日1日だけをさす。

追伸
10/2、11:10 十六夜(いざよい)の月、本当の満月の時刻は10/2,6:05のようです。
因みに、2021年の中秋の名月は、9月21日です
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ローズヒップのバラの実とは(?)

2020-10-01 | 樹木(実)
秋になり、草木の実が多く見られるようになりました。
その中でバラの実も見ることがありました。
バラの実と言えば「ローズヒップ」と言う言葉がありました、
バラのピップ? お尻ではないよな、とよく分かっていませんでした。

そこで、ローズヒップとは?  Wikipediaによると、
ローズヒップ (rose hip) は、バラ科バラ属の植物(いわゆる「バラ」)の果実である。
「ヒップ」は「尻」とは無関係で、本来は「ヒップ」だけでバラの果実を意味する単語である。
”ローズヒップティーには女性に嬉しい美容成分が豊富に含まれています”等の
キャッチコピーを目にすることはあっても、全く縁のなかった言葉でした。 

それでは、バラの実なら何でもいいのかな?
と並べてみましたが、庭のバラには実を付けないのも多いです。

ローズヒップと呼ばれるのは、何の種類のバラでしょうか?
ネットで見ると、”ハマナス”や”イヌバラ”とありました。
イヌバラこれはあまり馴染みの無い名前でした。
ドッグローズ(イヌバラ)は、ヨーロッパ原産とするワイルドローズの一種ので、”ロサ・カニーナ”のようです。
イヌバラの犬が付いている名は、”栽培用に比べて価値が低い”意味で付けられた、
又、18-19世紀に狂犬病の治療に用いられたことに由来している可能性も考えられるようです。
ヨーロッパ・北アフリカ・西アジアに自生する。 
園芸店では販売されているようですが、私は見たことがない(?)と思います。
イヌバラは投稿むりなので、自分の周りでは、ノバラ(ノイバラ)が一番近そうです。

ノイバラ(野茨)
バラ科バラ属、落葉低木、花期:5月~6月、河原や原野、林縁などにふつうに生える。 
果実は、径6~9mmの卵形で9〜11月に赤熟する。
5月に咲いていた花。

ハマナス(浜茄子)    別名:ハマナシ
バラ科バラ属、落葉低木、花期:6月~8月、海岸の砂地に生える。
和名ハマナスの語源は、浜(海岸の砂地)に生え、熟した果実が甘酸っぱいので、
ナシに例えて「ハマナシ(浜梨)」という名が付けられ、それが転訛したとしている。
果実は、径2~3cmの偏球形で赤く熟す。
ローズヒップとしてお茶やジャムになる 。
現在では自生している野生のものは少なくなってしまい、
多くの県で絶滅危惧種もしくは準絶滅危惧種に指定されています 。
近くにあるハマナスの実はまだ未熟でした。
花は、4年程前の春に佐渡の海岸で撮影。

今回も又イヌバラにたどり着くことが出来ませんでした。

<一口メモ> ローズヒップの効用
そのままでもおいしく食べられますが、実を乾燥させたり、種を圧搾してオイルを抽出したりして、
古くからハーブティーや料理・スキンケアなどに用いられてきました。
ハーブ用ローズヒップの栽培・収穫に用いられるバラは、ヨーロッパ原産のイヌバラ(ドッグローズ)、
茨城県・鳥取県から北海道までの海岸に自生するハマナスが代表的です。 
ローズヒップにはビタミンCが豊富に、他にも様々栄養分が豊富に含まれています。 
美容・健康効果1 美肌効果 (ビタミンC,A、E)
美容・健康効果2 便秘解消・腸内環境を整える。(食物繊維)
美容・健康効果3 ホルモンバランスを整える。(ビタミンE)
美容・健康効果4 貧血予防。(鉄分) 他にも疲労回復・風邪予防、利尿作用等。
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