花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

松の木ばかりが松じゃない、マツ科の木アレコレ。

2022-01-07 | 樹木
今日は1月7日、一般的には門松を飾っておく期間で松の内と言われる。
年始の挨拶や年賀状のやりとり、初詣をするのも松の内とされているわけです。 
又、1月7日に七草粥を食べると、1年間病気にならないと言われています。
我が家では、七草粥モドキでしたので御利益はないかもです。

今回は、松を取り上げました。
松の木はマツ科のマツ属に分類される植物の総称です。
松は常緑の針葉樹。一年中青々とした葉を保つことから長寿の象徴とされお正月にも
多く飾られます。
実はこのブログを作成している段階で、昨年の1/6に同じ内容を投稿してることに
気がつきました。覚えている方はいないと思いますがパスして下さい。
進歩してないことがバレたような気になりました。

クロマツ(黒松)      別名:雄松
マツ科マツ属 常緑針葉高木、花期:4月~5月、雌雄同株 。
樹皮は灰褐色。葉は2個ずつ束生し、長さ5~16cmの針状。

新芽の先端に雌花を付ける。       新芽の根本に雄花の芽の集まり。
         
アカマツ(赤松)   別名:雌松
マツ科マツ属 針葉常緑高木、花期:4月
樹皮は赤褐色、葉は2個ずつ付く、雄花は若枝の下部につき、雌花は先端に付く。

別名に雄花、雌花となっていますが、松は雌雄同株ですので、どちらにも実(まつかさ)は、
付きますが、黒松の方が大きく(卵状円錐形5-7cm)、赤松は小ぶり(4-5cm)です。

ダイオウマツ、ダイオウショウ(大王松)
マツ科マツ属、針葉常緑高木、花期:4月~5月、
長さ20~60cmの葉っぱが3本ずつ束になっており、長く垂れ下がるのが特徴的。
松ぼっくりも15㎝と巨大です。

ゴヨウマツ(五葉松)   別名:ヒメコマツ、マルミゴヨウ 
マツ科マツ属、針葉常緑高木、花期:初夏
五葉の松葉が特徴です。長さ2~6cmの松葉が5本で一房になっていることから五葉の松、
そこから五葉松の名がつきました。
樹皮は黒みを帯びていて、葉は青みのある灰緑色をしています。
写真で5葉は分かりにくかったですね。単独に写しておくべきでした。

ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)(ヒマラヤシーダー) 杉ではなく松の仲間。
マツ科ヒマラヤスギ属、常緑高木、自生は無い、庭木、公園樹などの植採は多い。
雌雄同株、雌雄異花。 花は10~11月に開花する

松ぼっくりの落ちた後は軸のみです。   小型の松ぼっくり(シダーローズ) 

ドイツトウヒ
マツ科トウヒ属、常緑針葉高 、花期:4月~5月、
樹形は円錐形で、老木になると小枝が垂れます。
葉はらせん状に密に互生し、長さ1~2cmの線形となり、光沢がある暗緑色です。

番外編
▼コウヤマキ(高野槙 )   別名:ホンマキ
マツ目コウヤマキ科  日本の固有種。
コウヤマキ科には本種しかなく「一科一属一種」の珍しい植物。
マツ科の仲間と思っていましたが違っていました。

内容は前回とほぼ同じようですが、写真と加筆しています。
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三日月を見て我慢しています。しぶんぎ座流星群を見そびれたので、

2022-01-05 | 日記
今日は、1月5日です。相変わらず寒いですが、北国や日本海側など
大雪警報の出ている人の大変さは計り知れないですね。
昔の日本海からのシベリア風で海はごうごうなり吹雪ていた日を思い出します。

しぶんぎ座流星群が1月3日から4日の朝にかけて見えるはずが、
うっかりして見逃してしまった。
今年の失敗もうやってしまったぁ~。
この機会に改めて月に関して調べた事をまとめておきます。

今晩ベランダに出て仕方なく(?)月でも撮ってみました。
竹の合間の月です。  月齢2 三日月(みかづき)、若月、眉月等、

2022年1月の満月と新月は、
 1月3日:山羊座の新月、    18日:蟹座の満月。
流星群を見るのには暗くて絶好の日を逃したことになります。
1月のしぶんぎ座流星群は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と共に
3大流星群と呼ばれています。

月は平均29.53日の周期で地球を回っている。
月と太陽と地球の位置で月の形が欠けたり満ちたりと変わる。
月の形は新月を月齢0とし、満月を月齢14、最後の晦日を29として回る。

新月とは、
太陽と地球の間に月がある時に、地球から月を見たら光が失われて真っ暗に
なっている状態です。
新月は、月のパワ-が強くなり。もっとも願いが叶いやすいとされ、
願いする人がいるようですが、力が強いのは新月になってから48時間以内と
され、
ボイドタイムは避ける時間の意味ですが、月の満ち欠けにより変わる為に、ボイドタイムカレンダーも作られている。

又、月齢の応じた名前が付いています。(途中端折っています)
月齢2:三日月、 月齢6:上弦の月、 月齢12:十三夜月、月齢14:満月(十五夜)、
月齢22:下弦の月、月齢29:三十月(みそかづき)  等。
2021年12月19日の満月です。


スーパームーンとは、その年に見える月の中で「もっとも大きな満月」です。
月の見える大きさは地球と月の距離に関係をしており、この距離が近いほど大きく見えます。
また、この距離は月の公転に影響を受けています。
昨年のスーパームーンは、21/5/26でしたが、撮れず、
今年の中秋の名月の時に撮ったものです。

ほぼ雲に隠れているいましたが、一瞬の合間に撮れたものです。
 
月を撮って、元日の朝日はどうしたと言われそうですが、
我が家の周りは谷合にあり木々にさえぎられて何処かに出かけない限り無理です。
冬は木の葉も落ちて木々の間からこんな感じです。

つまらない内容になってしまいました。
今年はこんな感じで、少し花や虫と離れたものも投稿してみようかなと思っています。
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庭の花、実(1月)マンゲツロウバイ、ノースポール、ハボタン、マンリョウ、他

2022-01-04 | 自宅の花
あまり投稿が無いと心配してくれる方もいますので、月並みなものの投稿です。

我が家で新春早々に咲いたのは、ロウバイでした。

マンゲツロウバイ(満月蠟梅)
ロウバイ科ロウバイ属、落葉低木、花期:1月~2月
花の中心に紫褐色の輪輪が入り、これが「満月」の命名の理由です。
中心部が黄色いものをソシンロウバイと呼んでいます。
この区別はなかなか難しくなっています。その理由として、
蝋梅は実生生産しているものが多いため花に変化が出てきてしまいます。
(実生とは、種をまいて育てる繫殖法、接ぎ木や挿し木によるものは実生と言わない)


ニホンズイセン(日本水仙)
ヒガンバナ科スイセン(ナルキッスス)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:12月~2月、
日本で親しまれてきた房咲きスイセン。

ノースポール(クリサンセマム)
キク科フランスギク(レウサンセマム)属、1年草、北米原産、花期:12月~5月
比較的寒さに強く、関東地方以西の平地では秋にタネをまけば、防寒しなくても冬越しできます。

ハボタン(葉牡丹)
アブラナ科アブラナ属、多年草、別名:ハナキャベツ
最近はブラック系も出回っています、葉の形も丸葉系、ちりめんの葉型から
フレンジ・ケール系も 出回り、大きなサイズから小さいサイズまで多彩になっています

▼花壇のビオラ


マンリョウ(万両)
サクラソウ科ヤブコウジ属、常緑小低木 、花期:7月 観賞期:11月~1月、
果実と常緑の濃緑色の葉を観賞する縁起植物として親しまれています。

センリョウ(千両)
センリョウ科センリョウ属、常緑低木、観賞期:11月~1月、
花の少ない冬に、美しい果実をつけるセンリョウは、正月の縁起物として人気の高い植物です。
キノミセンリョウ
 
キノミセンリョウの実も少なくなりましたが、右は赤い実がいっぱいついていましたが、
あっという間にヒヨドリに見事に食べられてしまいました。
赤い実のナンテン(南天)も見事に何本もありますが、全てなくなりました。

鳥は赤い実が好きなのかなとも思いましたが、これは植物の方の都合のように思えます。
赤い実で鳥に見つけてもらいやすくして、逆に昆虫には見えにくいようです。
種子に害を与える昆虫には見えにくくて、歯が無い鳥は実を丸吞みして食べ、
大きな種子は吐き出してばらまいてくれている。
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(2022)謹賀新年  どうぞよろしくお願い致します。

2022-01-01 | 日記

    謹賀新年
   本年も何卒宜しくお願い致します。
               令和四年     元旦

 新年の幸せをもらえるよう、縁起のよい草花を飾るものは、
 色々ありますが、
 最も飾りたい縁起のいい植物といえば松竹梅です。
 松竹梅のことを、中国では古くから「歳寒三友(さんかいさんゆう)」と呼び、
 冬の厳しい寒さの中でも生命力を持つものとして讃えたのが始まりのようです。

マツ(松)   マツ科マツ属
常緑樹で冬でも葉を落とさず青々としているため、不老不死の象徴。
マツという名前の由来は「神を祀る(まつる)」から来ているという説があり、
新年の神様を迎えるために、お正月には門松が飾られてきたと云われています。
写真はアカマツ(赤松)

タケ(竹)
折れずにまっすぐ伸びる姿から、生命力や強い志の象徴 。
また秩序正しく等間隔の節目が、節操のある成長を意味し、竹のしなりが柔軟な対応を意味します。
根を深くしっかり張ることから、子孫繁栄を表すとも云われる。
写真はナリヒラタケ(業平竹)

ウメ(梅)
寒い冬に最も早く花を咲かせるため、希望を象徴。
また梅には「高潔」「節操」「清純」の意味があり、紅白の花を咲かせることも縁起がよいとされています。
写真は今の時期近くに梅がさいていないので、ロウバイ(蠟梅)  にした。

元日の朝我が家の周りは木に囲まれているので初日の出を見る位置には無く、
始めての写真を撮ったのは、リビングからの鳥でした。
目の周りの白が印象的なメジロとガビチョウです。


メジロ(目白)   スズメ目メジロ科   全長11.5cm。 
ヒヨドリの餌台に、オニの居ぬ合間を見てはミカンをつつきに来ています。

ガビチョウ(画眉鳥 )    スズメ目チメドリ科
スズメの餌台に、ガビチョウの番が良く来て野鳥の餌を食べていきます。
特定外来生物で、体長約 22-25cmで、 かなり大きな音色で美しく囀る。 

今年も、無理しないレベルで投稿を続けるつもりですので、宜しくお願い致します。
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