farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

杓子舞、農耕文化

2011-10-22 06:57:36 | Weblog
何故か、今朝は朝から杓子舞のことがひっかかっています。
久しぶりの雨でゆっくりした朝で、何時も気になっていたことが表に出た感じです。

世がブローバルになればなるほど、ローカルが大切になると常に考えるようになっているので、それが出たのでしょう。
それゆえに、ユータンして、家を継ぐ、というちょっと時代錯誤的なこれまでの数年でした。
ならば、しっかりした地域の文化を理解する事が大切になり、家の近くにある山の神さんのことが気になり、秋祭りの神楽や棒振り杓子舞など土着的なのまつりごとに関心を抱き始めています。
中でも当地特有と言われている、杓子舞。
背の高い杓子とすりこ木をもった女性と小柄なとぼけたしぐさで舞う男性。男性のズボンからは赤い布を出し、ちょっとエロチックです。
想像するに、これは、農耕を通じて、生命豊饒を表現しているのだと思います。
二人はコミカルな動きで、面白おかしく舞い、子供も大喜びでした。
全て稲作農耕文化の一端なのでしょう。
ユニークな舞なので、興味を引き、これからの農閑期の勉強課題としましょう。

昨今は宇宙旅行にいける時代。
そんな時代に生きているからこそ、尚更ローカリティーが大切になり、守りつないで行く大切さを感じています。
日頃多忙で見失っている事柄を深めるって楽しいですねえーーーー。

話変わって、午後から反核京都医師の会の、放射能汚染の学習会に参加してきます。

やっと当地でもこのような学習会が行われ、嬉しいです。
やっと意識的になってきた田舎町です。
もう30キロ圏内に生活しているものとして、ぼんやり見過ごす事が出来ないと思います。福島事故は他人事でないが私の考えです。
無知は罪悪ですので、すこしでも学び続けたいのは私のやり方です。
皆が関心を深めれば、よくなっているのにと、楽天的な私は考えています。
皆さん、どうですか?
真剣に考えていい世を未来ある若い方々に残しましょうよ。
夢を持てといっても、こんな原発立地近くで考えられるでしょうか?

コメント
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