栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

研究所

2009-05-20 21:05:47 | 雑記
え~っと、専門的な話なのでどこから話したらよいのか・・・

粘土が違うと、こんなにもやり方が違っちゃうのかと言うことなんです。

今私がやっているのは、精密さを要求される容器の製作でして

そのため石膏型を作って、泥状にした粘土を流し込んで作っているんです。

陶芸をやったことのある人ならば理解していただけると思うのですが

本体とふたを一緒に焼かないと、合わなくなるんです。

ところが、ふたの位置が本体の底にあるもので

ちょうど、貯金箱のふたのような感じなんですが

一緒に焼くと、今度ははずれなくなると言う問題があって

改良に改良を重ねてきているわけです。

今日も新たな方法を試みて

前に試した方法のAとBを一緒にした、合わせ技をやってみました。

そうすると、今度は粘土が石膏型からはずれないと言う問題が発生!

ほっほっほ・・・

発明に障害はつき物なのじゃよ。(笑い)

なんだか、だんだんと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクみたいになってきたぞ~。

タイムマシンのような研究ならすごいけど

こちとら、「ふた」だぜ。(笑い)

たとえば、削りをやるとき

ロクロの上に「レーザー・マーカー」をつけて、センターをだして

そこにボール盤のドリルをつけて、同じサイズの穴を空ける方が

仕事が速いのではないか?と考えてみたり

泥の排出を早めるため、水槽用のエアーポンプを使ってみたり

くすり掛け用に、試験管用のゴムキャップを数種類集めてみたり

こりゃ~研究所ですな。(笑い)

石膏型から粘土がはずれないなら、どうするか?

直流電圧をかけてみたらどうだろう?

そもそも、物体をひきつけたり、離したりするのは、電気の力なんだから

う~む・・・

今度の落雷の日はいつだ?(笑い)

しもだてアートフェスタもよろしく



ポチッとお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村