栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

ゲゲゲの女房

2010-06-16 08:45:03 | 雑記
NHKの朝ドラ”ゲゲゲの女房”

今東京オリンピックの前年、昭和38年の頃のお話。

見ていて、「あ~そうだった、そうだった。」と思い出す。

鉄腕アトムに夢中になり、たしかマーブルチョコのアトムシールにときめいていたっけ。

(これは、もう少し後だったかな?)

小遣い10円を握り締め、貸本屋に走ってマンガを借りて読んでいたなぁ。

今風に言えば、コミックレンタルですかな。

ソ連のテレシコワが女性初の宇宙飛行士として空を飛び「私はかもめ」って言ったのも、昭和38年の今日。

「はやぶさ」の帰還に関して、色々調べてみると

”地球がソフトボールの球の大きさと仮定してみると、月は約3メートル離れた場所にある10円硬貨程度、イトカワは約1.7キロ離れた場所にある3マイクロメートル(0.003ミリメートル)程度の粉粒のような存在”(引用・週刊ダイヤモンド6/12 P32)

なんだって。

想像していたより月って地球から離れているのね。

つまりとんでもないことをやってのけたと言う事ですよ。

で、ゲゲゲに戻るけど

このころはまだ太平洋戦争の匂いが残っていて

私の身の回りにも戦争でケガをしたり、手足をなくした人がけっこういた。

終戦から18年が経過していたわけなんだが、もちろん私は戦後生まれなのでそのころのことを知らないけれど

今平成になって22年が経過しているので、感覚としてその位前の事だったんだねえ。

そしてそのころから、急激に世の中が豊かになっていった。

私が小学校に入るころと卒業するころでは、世の中に随分と変化があったように思う。

町内の共同井戸に水を汲みにいかずとも良くなったし

洗濯板が洗濯機にかわり

ゴムの短靴が布製の運動靴にかわり

道路もどんどん舗装され、車が増えていった。

もしかして、すごくジジ臭い話になってないだろうか?(笑)

今思うと世の中全体が「イケイケ」ムードで走り続けたんだね。

世の中不景気風が吹いて、なんだか元気がないけれど

あの頃から見ると、生活レベルは格段に上がっていて豊かな生活だと思うんですよ。

まあ、それが維持できているだけでも、ありがたい事だと感じた、今朝の”ゲゲゲ”