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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

CPM

2005年12月11日 14時45分05秒 | 墨東奇譚
さて、退院後も続く墨東ネタです。
リハビリのお話しの中で「膝伸マシーン」(ちなみに、わしの心のルビは「ひざのましーん」です。「膝伸ばし」と同じアクセントで。)という単語が度々出てましたが、言葉だけ見てもいったいなんのことやらさっぱり分からなかったんではないでしょうか。
この膝伸マシーン、正式には下肢用CPM装置と言います。CPMとは「Continuous Passive Motion(持続的他動運動)」の略で、下肢を持続的に他動運動させしめる装置なんである。



これがカナダのOrthoMotion社製のCPMマシーン、わしが用いていたのと同型機である。「下肢を持続的に他動運動させしめる」て言うても、要するに、足首と腿を固定してスイッチを入れたが最後、機械によりゆっくりと何度も何度も、スイッチを切るまで脚が曲げ伸ばされるという、ただそれだけの機械なんである。しかし、医療従事者に言わせれば「画期的」マシーンなんだそうだ。この機械が出来るまでは、看護師やPTのヒトが手動でやってたんだそうな。何だかわからんが凄いらしい。ふ~ん。
ところでこのマシーン、販売価格はな、なんと16万円!16万円!?高っ!ただゆっくり曲がったり伸びたりするだけの機械やのに!まあ、販売台数的にそんなに出る機械でもなかろうからのう。それにしてもなあ。看護師の人件費とか考えりゃ安いっちうことになるんかなあ。いやいや、それにしてもなあ。


【実際にOrthoMotion社製下肢用CPM装置装着中のわし】