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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

有楽町高架下センター商店会

2007年11月08日 12時38分22秒 | 関心事
駅前再開発とビックカメラや丸井の出店で、すっかり有楽町の雰囲気が変わってしまったとお嘆きの貴兄にお勧めのスポットがここ、有楽町高架下センター商店会。本日の昼エサは、この中にある天婦羅屋「末廣」。



どうすか、この佇まい。ガラリと戸を開けると、中には椅子4つきりのカウンターと、4人掛けテーブルが2つ。以上。

カウンターの中では姉妹とおぼしき3人の女性と、おそらく上には彼女ら一家の住まいがあるであろう階段のところには、母とおぼしき齢90に手が届こうかという老女が1人、釣り銭を綺麗に並べた横にチョコンと座ってて、その姿がまたヒジョーに微笑ましいです。

カウンターの姉妹のうち、長女らしき彼女が天婦羅を揚げ、二女らしき彼女がそれを運び、三女らしき彼女が奥でメシと味噌汁をよそうというコンビネーションもナイス。

で、肝心の天婦羅はどうかと言えば、この店のイメージ通りの、オカンが揚げました的な仕上がり。勿論、良い意味ですよ。

小さめのバットに敷かれた油吸い紙には、小振りな海老2匹とキス、イカ、イモ、かき揚げが並んでて、それがカウンターにそっと置かれている感じも全体の醸す雰囲気にベストマッチング。

満足のいく食事を終えて件のお母さんに代金を払うと「どうも有り難うございます」と丁寧に言いながら、既にセットして並べてある150円をにこやかに渡してくれて、こちらもごく自然な感じに「ご馳走さま!」の言葉が口をついて出てきちまいますよ、これは。

旨いメシを喰うて且つ気持ちの和む、素敵なお店だったす。