ハゲ肝

「よろこんで！」の掛け声でお馴染みの居酒屋、やるき茶屋。チェーンの居酒屋には、チェーンと言いつつメニューが店によって割りに違ったりとか、店毎に独自のメニューがあったりとか、まあ単なるチェーンの支店とかと看板料だけのフランチャイズ方式の店とか何とか色々と理由はあんだろうけど、養老乃瀧とかは、割りにそういう店による差違が大きかったりして、一時は駅前に養老乃瀧があったら必ず入って、養老乃瀧完全制覇を目論んでたりしたような時期もあったんであった。

一方、他所の居酒屋チェーンはそんな店による差はあんまなかったりするんであるが、でたん江東支部近のやるき茶屋、ここは結構リキの入った独自メニューっぷりなんである。

そんなリキの入りっぷりの一つが、魚。オリジナルメニューが並ぶ隣にはやたらと本日のお薦め刺身が並んでて、そんなとこがまた良い。

ガッツリ雪が降ったりして今年の冬は一際寒～い感じですが、そんな寒い今季の冬の日、ふらりと入った江東やるきのお薦め刺身がカワハギで、既にその時点でKanother的にマスト発注の一品なんですが、出てきた一皿を見て思わずニンマリ。何でって、何とも大振りな肝が、その皿に載ってたからなんである。

前にも申し上げたかと思いやすが、牛、豚、鶏やらフォアグラからアン肝などに至るまで、およそヒトが口にする肝的なナニのなかで、Kanother的にはカワハギのそれがNo.１だと思うとるんである。そんなハゲ肝が、あの濃厚な味わいが、ネットリとした舌触りが、存分に楽しめるんである。堪らんな、こりゃ。

そんなワケで、でたん江東支部近のやるき茶屋、Kanother的にはかなりのお気に入り居酒屋にカウントされてるんであった。