サッポロ 百年麦芽

先週あたりから段々と肌寒くなってきた東京。そんな季節の変わり目が、新ビール投入の時期でもあるワケなんすよね。そんなこの秋の新製品に、何とも気になる名前のブツがあるんです。それが「サッポロ　百年麦芽」。百年っすよ？百年。

例に依って例の如くニュースリリースを見てみますと、この「百年麦芽」ってのは、チェコにおいて100年以上受け継がれてきた職人の技によるたいへん希少な“手作り麦芽”のことなんですって。且つ、使用される麦はチェコでサッポロさんと協働契約栽培を行なっている、或る１軒の農家で栽培された麦だけを使用してんだと。１軒ですよ、１軒！何かプレミアム感がありますよねぇ。新ジャンルとは言え。

麦を発芽させ麦芽を製造する製麦工程は、世界的に大規模設備が導入され、発芽の調節には冷やした空気を麦の厚い層に通すのが主流になっています。これに対して百年麦芽は麦を床に薄く広げ、発芽の調整を手作業で丁寧に行う伝統的な製法で作られます。て、ニュースリリースから丸々の引用ですが、まあパッと読んだだけでは何言ってんだかサッパリ分かりませんな。とは言え何しろそんな製麦方法により、大麦が持つ芳醇なうまみ、濃厚なコクをしっかりと引き出すことに成功してんだってんだから、まあよく分かんなくても良しとしましょう。

そんな「サッポロ　百年麦芽」、発売は11月７日。百年力、見せて貰うとしましょうか。