クラブマネジャー 星です。
熱狂のパリ五輪が終わり、少し気が抜けた感じもあります。
世界最大のスポーツの祭典に見入ることでスポーツ本来の素晴らしさや人間の身体活動、身体能力の根本のようなところを再確認できました。
これからもスポーツで地域づくりを進めていこうと気持ちを新たにしたところです。
さて、運動習慣のない人がこれから運動を始めたいという人にまずお勧めするのが、運動教室のようなところに参加することとウォーキングです。
スポーツサークルなどに参加することも選択肢としてはありますが、やはりウォーキングなどが取り組みやすい筆頭といえるでしょう。
ウォーキングに取り組んでいくうちにさらに効果的なのが、ランニングということになります。
15年ほど前から世の中は空前のランニングブームとなり、未だに根強い人気となって市民に定着しています。
各自治体での市民マラソン大会は健康づくりの場としても有効となっており、私たち運動指導者もイチオシの運動種目といえます。
ここで少しランニングについてレクチャーしておきます。
まずは種類です。
ランニングといってもいろいろあります。
大まかには5種類ですが、最近はもっと種類が増えています。
①陸上競技(100m〜5000mなど)
②ジョギング(ロードランニング)
③マラソン(ハーフ、フル、ウルトラなど)
④トレッドミル(ジムワーク)
⑤トレイルラン(自然の中を走る)
この5種類のなかで何を挑戦するのかは自由です。
初心者から熟練者まで何歳からでも始められます。
ですが最初は、その方法を習ったほうが良いと思います。
私たちのようなトレーナーにレクチャーをうけるのか、何かテキストをみるのか、経験者の友人や知り合いにやり方を聞くのもよいでしょう。
走ることは、基礎体力づくり、健康づくり、また気分転換にもつながる万能な運動種目なのです。
ランニング習慣の定着には以下のポイントがあるのでご紹介します。
➊プラン(計画)
ランニングで大事なのはどのくらいの距離をどのくらいの速さで何分走るかと、週に何回やるか決めていく(計画作成と見直し)が最初は重要となります。
10分でも20分でも最初に始めたときの内容を覚えておきましょう。
➋フィジカル(自分の体を知る)
ランニングを始めたらストレッチも少しずつ取り入れましょう。そして走るためによく休んで、体調を整えてことも大事ですね。
無理にやりすぎるとケガの原因になります。(初心者の大半はケガや疲労で中断しています)
➌シューズなど(身につけるモノ)
ランニングはシューズと服装が大事です。シューズは高価なものよりも、サイズが合っていて、自分の足に合うものを探しましょう。
このような基本的な知識をお伝えするのが私たち指導者の役割です。
毎年初心者ランニング教室を開催していますが、コロナ以降なかなかランニングを始める働き盛り世代が減っている現状があります。
一旦ランニングを始めて定着した人はコロナ禍であろうが、多少忙しくて時間を空けようが、自分の生活習慣の一部となっているので簡単にやめません。
問題は普段運動する機会がない人がますます運動から離れってしまっているというところです。
そんな人たちが最初の一歩を踏み出す時にお助けをするランニング教室を開催しています。
参加する年代も様々で、60代のジョギング愛好者(男性)から親子(中学生男子とその母)など、多種多様です。
内容はランニングの基本を動作ドリルで反復します。
ご自身のランニングフォームについてもレクチャーします。
体幹をうまく使えるようにするエクササイズや、普段から意識できる動きづくりなどを実践するものになっています。
今年で12回目を迎えるE-SPOランニング塾、9月3日火曜から開始となります。
(申し込みは事務局025-793-7166まで)
今年も参加者のみなさんと一緒にがんばっていこうと思います😊
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