一年以上も熾火となって燃え続けていた森友問題。
大きな炎が上がりそうです。
財務省の決裁文書改ざん。
朝日新聞の報道が事実なら由々しき事態かと・・・。
あるのかないのかはっきりしない答弁。
財務大臣も財務省も「捜査中」を楯に、オウムの如く同じ答弁を繰り返すばかり。
誠意の欠片も見えません。
総理の責任を問う野党に対し「仮定の話には答えられない」という安倍首相。
「妻や私が関わっていたら総理を辞する」と啖呵を切った一年前とは大違い。
学習したと見るべきか、本当にヤバいと思っているのか・・・。
そもそも一年前にあんな啖呵を切らなければ、ここまで事は大きくならなかったかも知れません。
加計問題はいざ知らず、森友問題に関しては総理自ら出動したとは考えにくい。
大いなる忖度の結果ではあったのでしょう。
本来なら役人を何人か処分して、総理が「忖度させた」ことを謝り、今後自らを律すると宣言すれば火は消えたようにも思えます。
それをダラダラと燃え続けさせたのは総理であり与党であり財務省。
北朝鮮問題など天下の大事をそっちのけで、モリカケに終始する野党に「いい加減にしろ!」と怒る国民も多いようですが、それは誠実さを見せない与党や役人に向けるべき刃。
お門違いでしょうね。
テレビで国会審議を見ていても、総理も麻生も役人も、誠意は全く感じられません。
何処まで人を喰ったらあそこまで口が歪むのか。
傲慢を絵に描けばあんな顔になるんでしょうかねえ。
さて、文章はあるのかないのか。
朝日新聞のスクープ、まさか誤報なんてことには・・・。
誤報だったら、それこそ存立の危機。
さっさと文書を出して白黒つけて欲しいものです。