気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

ウルトラC

2018-08-30 13:12:52 | 政治

経年劣化という言葉がある。
「年月が経つうちに製品の品質・性能が低下すること」

日本のスポーツ組織は、まさに経年劣化。
弱った地盤からマグマが噴出するように、長年押さえ込まれていた問題が噴き出している。

体操界の問題は、レスリングで起きたこととそっくり。
栄和人が塚原千恵子。
至学館が朝日生命。

18歳決意の会見は、日大アメフトの選手と同じ。
恐らくあれが参考になっている。
弱い立場の者の決意が世論を味方につけることも学習している。
驚くのは、どちらも同じ宮川姓。
これは摩訶不思議。

今回のキーワードは「暴力」。
清貧で、清廉で、無菌を好むのが現代のニッポン。
「暴力」というものに過剰に反応してしまう。

宮川紗江が速見コーチからどの程度の「暴力」を受けていたのかは知らない。
だが18歳の決意が真実であるならば、大袈裟に騒ぐことではない。
寧ろ問題は、組織の在り方にある。
もっとも小学生の頃からのコーチらしいから、暴力に麻痺しているという見方は出来る。
「刷り込み」と同じで、コーチに対する絶対的信頼は他者が介入できないほどに確立されてもいるだろう。

いずれにしても、世論的に善悪の構図はもう出来上がっている。
悪の日本体操協会。
善の18歳。

ミュンヘンで見せたムーンサルトは世界中の度肝を抜いた。
華麗なるウルトラC。
塚原千恵子の旦那で、体操協会の副会長塚原光男。

どんなウルトラCでこのピンチを打開するのか見ものではある。

でも今や体操界ではウルトラCは子供レベル。
G難度、H難度でなければね。

コメント
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