ミスターゴーンの日本司法との闘争は見事な逃走劇でジ・エンドか。
日本人としては釈然としないが、日産経営陣の体たらくがもたらした結果かと思えば致し方ないかとも思う。
テレビメディアは面白く伝えるが、ゴーンをとんでもない極悪人のように表現しているのが引っかかる。
保釈中の逃亡はそもそも犯罪でもなく、起訴容疑はあくまで容疑。
推定無罪の原則を打っちゃって有罪視は大いに問題あり。
明らかな違法行為は不法出獄だけだというのに極悪人扱いは公平性に欠ける。
メディアがそんなだから会見にも呼んでもらえない。
「日本のメディアはどこも同じ報道」というのもその通りだし。
日産もかっこ悪いが、日本の司法もメディアもカッコ悪い。
とにかくゴーンは行っちゃった。
ゴーン has goneである。
しかしゴーンはこれからどうなるのだろう。
レバノンでほぼ軟禁状態。
あんなに金があっても使えないんじゃねえ。