年6回、相撲の本場所中はNHKにチャンネルを合わせる。
大体、中入り後はビールを飲みながらの相撲観戦である。
昨日の千秋楽、結びの一番で興奮した。
幕尻の德勝龍と大関貴景勝の取り組み。
德勝龍は優勝がかかっている🏆
横綱は2人ともいない。
三役は貴景勝以外、不甲斐ない。
これで優勝ってどうなの・・・と思っていたが、貴景勝に勝って誰も文句のつけようがなくなった。
立派な優勝である。
勝った瞬間に泣いていた。
良い涙だと思った。
爽やかだった。
インタビューでも観客を沸かせた。
言葉のチョイスが今時だった。
何しろまだ33歳。
相撲界ではベテランでも、十分若い。
年6回の相撲は多過ぎると言う指摘がある。
合間に巡業もあり、怪我をした力士は治す暇もないという。
結果、満身創痍のまま土俵に上がり不甲斐ない結果になってしまう。
休場するとどんどん番付が下がる。
だから無理してでも土俵に上がる。
怪我は治らない。
結局、休場して番付が下がる。
悪循環。
角番豪栄道も陥落した。
高安も栃ノ心も転がり落ちたまま。
両横綱は休場。
なんて場所だ!
遠藤も尻すぼみ。
炎鵬だけが沸かせる中、德勝龍は救世主となった。
一年を二十日で暮らすよい男・・・なんていうのは昔の話。
視聴者としては寂しいが、質を高め維持するためにも場所数は減らした方が良さそう。