「家」という観念が薄れている・・・と思っている。
それが一般的かどうかは知らないが。
今時、「家を継ぐ」など余程の旧家、名家以外は死語ではないのか。
子供が女ばかりだから婿を貰わねば、なども。
夫婦別姓が国会で一悶着。
今の時代、苗字など選択制にすれば良い。
問題があるとすれば子供がどちらの姓を名乗るか。
そこでつまらぬ綱引きがあっては子供が気の毒。
いずれかの時点でチェンジありとしておけば、それはそれで楽しい。
御手洗という姓がある。
キヤノンのお陰で「みたらい」と読める人も多いだろうが、子供の頃なら確実にいじられる名前。
嫌な思いをした御手洗さんは多いのでは。
日本には様々な姓がある。
百足さんとか鼻毛さんとかもいらっしゃるらしい。
結婚して変えたいと思ったかも知れない。
旦那が百足だから結婚して妻も子供も百足にならなければいけない世界と、白鳥(例えば)という旧姓を選択できる世界のどちらが良いかと考えれば答えを出すのは簡単かも。
家族意識が薄れると危惧する人もいるが、同姓だからといって薄れないわけでもない。
多少の混乱はあるだろうが、人は大抵のことには慣れてしまう。
一歩踏み出す気持ちがあるかどうか。
それだけのことだろう。