気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

オスカー

2018-03-08 20:30:28 | 日記

休みだったので映画を見に行きました。

シェイプ・オブ・ウォーター」

 

ベネチアで金熊賞を獲り、アカデミーでも作品賞を獲った話題作です。

 

良く言えば大人のファンタジー

悪く言えば異形のものとの恋を描いたキワモノ

 

正直、ベネチアやアカデミーでグランプリを獲るほどのものとは思えませんでした。

 

主人公は半魚人、耳が聞こえない女性。

その女性と暮らすのは同性愛者の絵描き(男)。

女性の理解者は、一緒に働く黒人女性。

つまり「マイノリティ」たちのドラマです。

 

異形のものとの恋は目新しくありません。

「シザーハンズ」という佳品もありました。

恋ではありませんが「E・T」も異形のものとの交流です。

半魚人が触れると傷が治ったりするのは「E・T」的です(同性愛の絵描きは禿げた頭に毛が生えてくる)。

 

半魚人に恋をした女性が空想するシーンで、歌を歌い半魚人と躍るシーンがあります。

これをファンタジーと見るか、白けるか・・・。

 

ついこの間、クリントのリアルな作品を見たせいかもしれませんが、心から入り込めませんでした。

 

でも映画なんですから何でもありで良いんですけどね。

 

オスカーを獲ったばかりでも映画館はすいていました。

平日ということもあったでしょうが、土曜日のクリントもガラガラでした。

 

若い子たちが入るのはアニメか漫画が原作の恋愛ものばかり。

残念な傾向です。

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白い手

2018-03-07 12:40:07 | 日記

小麦粉をまぶしたオオカミの白い手に騙されて食べられた子ヤギたち。
これは有名なグリム童話ですが、北朝鮮の「ほほえみ外交」にコロリと騙されかけている韓国が重なって見えます。

ご機嫌至極の金正恩
この男が、これまで奪ってきた命の数を忘れてはいけませんね。

功を急ぐ文在寅韓国。
その焦りを巧みに利用する金正恩北朝鮮。

まるで歴史的南北会談が実現するかの如く浮かれていますが、裏切りの歴史を忘れたのでしょうか。
全てをなげうって開発してきた「」を、北が易々と手放すなどと本気で信じているのでしょうか。

あまりに前のめりが過ぎると、つんのめって転ぶもの。
そんなに先を急ぐのは、ノーベル平和賞でもちらついているんでしょうかねえ。

2度3度、手を振ればまぶした小麦粉も落ちるというもの。
黒い剛毛が見えたときには手遅れかも・・・。

ご用心、ご用心。

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熾火

2018-03-06 10:56:49 | 日記

一年以上も熾火となって燃え続けていた森友問題。
大きな炎が上がりそうです。

財務省の決裁文書改ざん
朝日新聞の報道が事実なら由々しき事態かと・・・。

あるのかないのかはっきりしない答弁。
財務大臣も財務省も「捜査中」を楯に、オウムの如く同じ答弁を繰り返すばかり。
誠意の欠片も見えません。

総理の責任を問う野党に対し「仮定の話には答えられない」という安倍首相。
「妻や私が関わっていたら総理を辞する」と啖呵を切った一年前とは大違い。
学習したと見るべきか、本当にヤバいと思っているのか・・・。

そもそも一年前にあんな啖呵を切らなければ、ここまで事は大きくならなかったかも知れません。
加計問題はいざ知らず、森友問題に関しては総理自ら出動したとは考えにくい。
大いなる忖度の結果ではあったのでしょう。

本来なら役人を何人か処分して、総理が「忖度させた」ことを謝り、今後自らを律すると宣言すれば火は消えたようにも思えます。

それをダラダラと燃え続けさせたのは総理であり与党であり財務省。
北朝鮮問題など天下の大事をそっちのけで、モリカケに終始する野党に「いい加減にしろ!」と怒る国民も多いようですが、それは誠実さを見せない与党や役人に向けるべき
お門違いでしょうね。

テレビで国会審議を見ていても、総理も麻生も役人も、誠意は全く感じられません。
何処まで人を喰ったらあそこまで口がむのか。
傲慢を絵に描けばあんな顔になるんでしょうかねえ。

さて、文章はあるのかないのか。
朝日新聞のスクープ、まさか誤報なんてことには・・・。
誤報だったら、それこそ存立の危機。
さっさと文書を出して白黒つけて欲しいものです。

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パリ行き

2018-03-03 17:38:49 | 日記

クリント・イーストウッドの新作「15時17分、パリ行き」を観てきました。

実際に起きたテロ事件を描いたものです。

 

テロリストに立ち向かい惨劇を止めた3人の男たちが自らを演じるという独創的な試み。

つまり素人が主要キャストというわけです。

 

クリント映画史上、最低の作品という酷評もあるようですが、僕は嫌いではないですね。

 

実際に列車の中で起きたテロ事件の部分は正味15分程度でしょうか。

そもそも1時間半程度の短い映画。

3人の事件に至る人生が子供頃の出会いから描かれていきます。

 

この辺りがまどろっこしいと思う人が多いのではないでしょうか。

列車の中のテロリスト。

と聞けばスティーブン・セガールのような展開を期待してしまいます。

 

でもクリントの描き方は全く違います。

 

普通の人が巻き込まれるのがテロだ。

そしてテロに打ち勝つのも普通の人の力だ。

 

ベネチアやアムステルダムの観光シーンに何の意味があるのかという批判もあるようですが、それこそ普通の人の日常なんだと思います。

そんな日常を切り裂く理不尽。

それこそがテロリズムだとクリントは言いたいのでしょう。

 

ものすごく高度な描き方に挑戦したクリント。

時間が経つほどに面白みがわかる、奥深い映画だとみました。

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さもありなん

2018-03-02 21:48:18 | 日記

同じ金メダリストでありながら伊調馨だけ距離があると見えていました。

吉田沙保里ら栄強化本部長率いる至学館一派と。

 

栄和人強化本部長によるパワハラ。

さもありなんと見えます。

 

愛弟子の吉田沙保里が4連覇を逃し、離れて行った伊調馨が4連覇を果たす。

これは許し難いことでしょうね。

 

腹をくくった伊調馨。

証言者が相次ぐ可能性は高そうです。

 

相撲協会に続く、レスリング協会の問題。

興行の意味合いが強い相撲より、純然たるスポーツであるレスリングの方が、その清廉性は強く求められるはず。

 

さて勝負の行方は・・・。

 

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