仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




世の中、ロンドンオリンピックの話題で一杯です。
しかし、期待されていた日本選手、なかなか金メダルが取れません。


そんななか、金メダルや銀メダルを取った選手のコメントに、オリンピックに掛けてきたそれぞれの想いが印象的でした。
ある選手は、金を目指してやって来たので銀に終わったのは悔しいと、喜ぶ顔を見せず、厳しい表情のままで答えていました。


一方で、笑顔一杯、銀メダルや銅メダルをもらえた嬉しさを身体中で表現している選手もいました。
確かに、4年間の練習や意欲作りなどを行い、まわりからも金メダルの期待がかかっていた選手にとってはプレッシャーも大きく、取れなかったことの悔しさが先に出たことでしょう。
また、それだけの負けん気と自信を持って臨んだオリンピックだったでしょうから、気持ちはわかります。


しかし、結果はどうしようもありません。それがその人のその時点での実力ですから。
世界からそれぞれの国を代表する選手が集まっています。必ず金メダルが取れるという確約はありません。例え決勝で敗れて銀メダルになったとしても素晴らしいことです。
笑顔で銀メダルを受け取って欲しいと思います。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro]

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私の現役時代の仕事は機械設計でした。仕様に基づいて構造設計、強度計算、基本設計などを行い、詳細設計まで行っていました。
そんな設計業務において一番大事にしていたのは、見た目が美しい形であることでした。
構造が複雑になれば様々な制約が発生してくるのですが、無理な形、美しくない形はどこかで破綻を生じてしまう結果になりました。結局、見た目が美しい機械は、機能的、強度的にも安定しており、良い設計、よい品質を保証していました。


米軍岩国基地に陸揚げされたオスプレイを見て、美しくない機体、無理をした設計だと思いました。
要求される機能を満足させる設計だろうとは思うのですが、まとまりが無く、何ともアンバランスであり、違和感を感じます。
アメリカ軍の最新鋭の航空機ですから、最高技術を駆使した設計、製造であることは間違い無いのでしょうが、何度見ても美しくありません、形状に無理があります。
安全であるといいながらもいくつかの重大な事故が発生しており、それは見た目の不安感、構造上の無理な形状にあるのではないでしょうか。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON AF 28-300mm]

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煙草を吸うのを止めて40年になります。


【JR山陰本線・米子駅】

一時は日に20本は吸っていましたので、普通の喫煙者でした。
その後、親友からの遺言のようなアドバイスがあり、煙草を吸うことを止めました。
また、コーラスを楽しむようになってからは特に、喉の健康状態に注意するようになり、避けられるのであれば必ず、禁煙の場所を指定するようになりました。


【阪堺電鉄・我孫子道駅】

しかし、国として煙草の販売、税収を期待することから、喫煙者の本人の健康については箱などに注意書きする程度で、ある意味自己責任になっています。
一方では、喫煙者の煙を吸うことによる受動喫煙の被害を厳しく認定し、様々な場所で禁煙が行われています。
ほとんどの公共施設や交通機関が全面禁煙となり、鉄道なども同様です。一時は喫煙室やデッキでの喫煙を認めていたのですが、最近はそれもなくなりました。


【JR山陰本線・赤崎駅付近】

過日、乗り鉄の列車内で驚くことがありました。途中でトイレに行ったのですが、なんとその中に煙草の匂いが充満しているのです。
私も喫煙者であったことから、喫煙者が煙草を吸うことを禁じられる辛さはわかりますが、全車禁煙の列車内で、トイレに隠れて煙草を吸うとは情けなく思いました。


【JR播但線・生野駅付近】

しかし次に驚いたのは、もしかするとその情報が乗務員に伝わったのかも知れませんが、単線行き違いで数分の運転停止があるときに、ホームに喫煙場所があるので煙草を吸われる方はどうぞとの車内案内があったことです。
確かに長時間、煙草を禁じられたままの旅行をするのは辛いでしょうから、それを理由に喫煙車の鉄道利用者が減るのも困りますので、そのような配慮も行われたのでしょう。
喫煙者への配慮、吸わない人への配慮、どちらも大事だなと思いました。

[Photo : Nikon D700 / SIGMA 24-70mm, Nikon 1 J1 / 10-30mm, Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 14mm]

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夜、パソコンで仕事しながら、または床に入ってから寝付く前の間、ラジオを聞いています。
特に寝る前には、NHKの放送を聞くことが多いのですが、最近の内容に途惑っています。


テレビや民放ラジオでは、お笑い番組や若者主体の賑やかな番組がほとんどですので、寝る前に静かに聞くという雰囲気ではありません。
その点NHKでは、堅苦しいとまでは言いませんが、ニュースや朗読、エッセイなど、夜間にふさわしい内容でした。


ところがこの春の番組改訂で、土曜日、日曜日の21時から24時まで、若者を対象(?)としたと思われる、ため口や雑談、自己満足の高笑い、内輪ネタを狙った内容の番組に変わってしまい、聞くに堪えなくなりました。
23時になれば10分ほど、いつものNHKニュースになるのですが、その間の落差には着いていけません。


一日の終わりに、ゆったりとした気分でラジオを聞いていたいという楽しみがなくなり、なんとも残念です。
まあ、これも世代の違いと諦めなくてはならないのでしょうが、こんな時間帯にNHKが放送する内容とは思えません。
今日もラジオは聞かず、静かに休むことにしましょう。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro]

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懐かしのポップス、歌謡曲集などがCD化されて発売されたり、テレビやラジオ番組で流れることがあります。
誰にとって”懐かしい”のかについての判断、基準は難しいですが、どうやら私たちの年代をターゲットにしているような気がします。


【やっと梅がほころぶ】

CD等については、当時の音源を再コピーしたものがほとんどですので、聞いていると当時のことが思い出され、本当に懐かしく感じます。


【ソメイヨシノ(桜)の蕾】

ただ、ラジオ番組などで取り上げられるときに、曲によっては何故か歌手本人が、最近(?)になって再レコーディングしたものが流れることがあります。
テレビでは当然、本人が出てきますので当たり前なんですが、CD化されたものは当時と今(多少前でも)ではイメージが違います。


【菜の花】

年を重ねることにより、円熟味が増して来たと言えば聞こえは良いのですが、明らかに当時の溌剌とした若さ、エネルギーが薄れており、曲によっては哀れさを感じます。
別の歌手がカバーして歌う場合は、新しい歌手の解釈でどのように歌われてもかまいませんが、懐かしのポップスは当時の録音を流して欲しいものです。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON 180mm Macro]

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6月も今日で終わり、暦の上では2011年も半分を過ぎましたが、その6月30日はハーフタイムデーというそうです。


ここ数日、厳しい暑さが続いています。すっきりとした青空ではありませんが、入道雲がモクモクと湧き上がり、夕方の空には遠雷も聞こえます。ニイニイゼミも鳴き始めました。まだ耳に付くと言うほどではありませんが、これからは日を追って賑やかになっていくことでしょう。


梅雨入りがずいぶんと早かった分、梅雨明けも早いのでは感じる昨今ですが、梅雨前線が存在している間はソウも行かないのでしょう。


それにしても、この急激な暑さと湿気は身体にこたえます。フクシマの影響から全国で節電の動きがありますが、無理をして体調を崩してはいけません。行水に団扇で過ごせた時代とは居住環境も大きく変わっており、エアコンが無ければ生きていけません。無駄は省かなければなりませんが、自分の身体は自分で守るということも大事です。

[Photo : Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 14mm, Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro]

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「○○が起こる可能性がある」、「○○が起こる可能性は”0”では無い」という言い回しが議論されています。
前者は「起こる可能性が高い」と肯定的、後者は「絶対とは言えないが起こらないだろう」と否定的ですが、受け取る方に何らかの先入観があれば「起こる」と言うことになってしまうのでしょう。


福島第一原発について、地震発生時から津波による損傷までの間に、それぞれの担当者が取った判断や行動について、特に政府関係者にその責任を追及していますが、今は起こってしまったことを如何に収拾するかに全力を挙げるべきで、後戻りしても仕方がありません。

事故原因などを検証するのは、この重大事が収束する目安が付いた時点で行うべきで、当事者はそんなことに時間をつぶす余裕は無いはずです。


汚染水の処理も問題になっていますが、冷却のために何トンもの水を入れ、それが溜まらないのであればどこかに洩れていると考えるのは素人でもできます。洩れると言うことは破損している、穴が開いているということで、これも誰が考えてもわかります。


メルトダウンもやっと、認めました。パニックを起こさないために発表しなかったのか、本当に誰もわからなかったのか、誰もその可能性を考えなかったのか、不信感ばかり残ります。

現場で処理に当たっている方達は本当に必死で頑張っていると思います。足の引っ張り合いの議論だけで時間を潰さないよう、本当に必要な議論、行動を取って欲しいものです。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro + PN11]

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今春、父が亡くなったため地元新聞に死亡広告を載せました。
身内やご近所の方はこちらから知らせたり、その伝手で広げて下さったりしますが、遠くにいる方や仕事関係の方達には新聞広告でお知らせするしかありません。


新聞社によっては、無料で掲載して下さるところもあるようですが、地元新聞はいわゆる広告料金が必要で、結構掛かります。


おかげさまで父の葬儀には多くのご会葬をいただきました。これからはその返礼としてお見送りをしなければなりませんので、以後は毎朝、新聞の死亡広告欄を見るのが日課になりました。


私の年齢、年代の関係もありますが、知人のご家族、ご親族のご不幸もよく目に付くようになりました。いずれは誰も迎えなければならない死ですが、広告に書かれた内容を読みながら思いをはせることも多々あります。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro]

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昨日からまた、東北・関東地方を中心に余震とみられる大きな地震が多発しています。
四国で揺れを感じることはありませんが、テレビやラジオなどで緊急地震放送を聞くと身構えてしまいます。


震災に遭われ、避難生活をされておられる方にとっては本当に心の安まることが無いでしょう。
天変地異はどうしようも無く、受け容れるしかないのでしょうが、やりきれない気持ちで一杯です。


想定外の(という言葉で逃げて欲しくはありませんが)地震、津波に襲われたため、その安全機能を失った福島第一原子力発電所の事故については今日、原子力安全・保安院が最も深刻なレベルである「7」と評価しました。
これまでにも海外ではその評価が言われていましたが、これ以上は無いという最悪の事故であると認識したことは、仕方が無いことでしょう。


こちらも先が見えません。余震が続き、電力供給が遮断されるなど、まだまだま危険な状態は続いています。
現場で作業されておられる方の疲労、心労は如何ばかりであろうかと心配します。
誰かがやらなくてはなりませんが、人的資源だけで対応せず、よき解決方法が考えられることを祈ります。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro + PN-11]

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福島第一原発において、高濃度の放射性物質が含まれた水が、ピットに開いた亀裂から多量に流れ出していた事故で東電は、地下の砂礫の隙間を埋めるべく、水ガラスを注入したとのニュースが報じられています。


しかし「水ガラス」という名前だけ聞いてもどんな物かイメージできません。水ガラスの実物はその後、ニュース番組などでなんどか見せていただきましたが、液体であったものが短時間で固形化される様子はなかなか興味深いものでした。


最初に「水ガラス」という言葉を聞いたとき、私の頭に「水カステラ」という言葉が浮かんできました。但し、「水カステラ」なるものは実在するものではなく、「禁酒番屋」という落語の世界で語られるものです。酒の注文を受けた酒屋が、禁酒のお触れが出ている番屋をいかにして通り抜けるか頭をひねる中で産み出した新しい飲み物です。


今、自粛という言葉でいろいろなことが中止になっていますが、笑うということは心を明るくします。寄席を楽しむ余裕はないとも思いますが、少しでも明るい話題が多くなることを期待します。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro]

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