仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




昨日、23日に行われたお祭りの模様をアップしたのですが、そのお祭りの次の日に、ぎっくり腰を起こして動けなくなっていました。



土曜日の朝、床の物を取ろうとして腰をかがめた瞬間、腰に激しい痛みを感じてうずくまってしまいました。


壁を押さえながら何とか椅子に座りましたが、ちょっとした動きにも腰に激痛が走ります。ぎっくり腰は安静が一番と言うことで結局、その日は一日、椅子に座って過ごしました。


しかし、問題は横になって寝ることでした。身体を仰向けに寝ると痛いのです。しかも横向きに寝ても、痛みは多少は軽減されるものの完全に無くなるわけではありません。ちょっとでも動くとダメで、その夜はほとんどうつらうつらと言った状態で朝を迎えました。


次の日も日曜と言うことで病院も休み、月曜日は少し楽になったようでしたが、やはり横になって寝ることができません。


火曜日にやっと病院に行きましたが、しばらくは無理をせずに過ごすようにとのこと。20年ほど前に椎間板ヘルニアを経験しているだけに、今回もそれだったらと心配しまいしましたが、その心配は無いだろうとのことでちょっと安心しました。

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11月23日に、土佐市の松尾八幡宮の大祭があり、私も参加しました。


当家は持ち回りで市内を回っているのですが、今年は10年ぶりに私が住んでいる地区になりました。これまでにもいろんな準備を進めてきたのですがいよいよ、その結果としての大祭が行われます。




花かごです。おなばれ(祭りの行列)に持って歩き、辻云で待っておられる氏子の人たちが1年の災いを防ぐために抜き取っていきます。




祭りに参加する人たちは法被を着て、本殿の前で当主と舞姫の姿をカメラに収めます。




松尾八幡宮は長い階段の参道があるのですが、何もしないで登っても息が切れます。かなりの急坂なのですが、御神輿を担いでその階段を下りるのが一苦労です。下で見ている人たちも、足を滑らせないかと気が気ではありません。




行列は先導の侍を先頭に、定められた順番で参道から市内に出て行きますが、人気があるのはやはり天狗と獅子です。
ただ、最近は天狗や獅子を怖がる子供が少なくなり、よほどの小さな子供でないとなかなか泣いてくれません。




およそ1時間ほどの行列で、仁淀川河原にある御旅所に到着、そこでも神事が行われます。
舞姫達は当家、神社本殿、そして御旅所と3回、舞いを奉納します。
お祭りの終わりは投げ餅。神田で取れた餅米で搗いた餅が振る舞われます。


夕陽に向かって神社に戻りますが、流石に半日の行進や行事は疲れます。
夕方には参加者が揃っての直会(なおらい)がありました。大きな行事を成し遂げて大いに杯が進みました。

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清滝寺から坂を下っていると、軽四トラックに乗った方に声を掛けられました。
「うちの庭に珍しいもんが咲いちゅうけんど、写真を撮りに来てみんかよ」とのこと。場所を聞いてみるとすぐそことのことでお邪魔しました。


庭先にだいぶん年季の入ったブロック塀があるのですが、その上に50cmほどの長さに渡ってこの花(ツメレンゲ・爪蓮華)が咲いていました。




ただ、苗や株をもらって来て植えた記憶は無いそうで、自然に生えてきたそうです。多肉植物ですが、寒さにも強いらしく、もう何年もかかってこのように大きな塊になったようです。


(清滝寺のモミジ)


(仁淀川と太平洋 2007-11-21)

最初は名前がわからなかったそうですが、図鑑で調べてツメレンゲとわかったそうで、小さな名札を立てておられました。

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赤い実が増えてきました。それに合わせてか、メジロの声もよく聞きます。
このピラカンサは瓦塀から外にまで枝を伸ばしていましたが、もう少ししたらメジロやムクドリの格好のご馳走になることでしょう。




チャーテ(ハヤトウリ)の小さな花も咲いています。西洋梨のような実も見え始めましたが、急に寒くなってきたので、霜にでもあたるとすぐにしおれてしまうかもしれません。




山々もハゼの紅い葉は見えますが、銀杏はまだ緑が残っており、楓もほんのすこししか色が付いていません。早くしないと師走になってしまい、あと10日ほどで秋も終わってしまいそうです。

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須崎市野見地区では旧暦の1月14日に、県の無形文化財に指定されている野見のしおばかり(潮計り)が行われます。






行事の内容は前記のURLで見ていただいたらいいのですが、その祭りが行われる公園に行ってみました。
行事が終わってからもうまもなく、10ヶ月が過ぎようとしていますが、お祭りに使われた竹が今も海の中に立てられています。
この辺り一帯は岸壁釣りに訪れる人も多く、この日も大勢の釣り客で賑わっていました。




コンクリートで覆われていない岸には、ハマナデシコの花がいくつか咲いていました。この岸には紅い岩の層も見えて、なかなかカラフルでした。

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ご近所の庭に咲いている菊を見せていただきました。
庭先から畑の方にまで、垣根で周りを囲うように植えられています。
どの花もそうですが、咲いている時期は短いものの、そこまでのお世話は並大抵ではありません。






個人のお宅ですので大々的に宣伝したいるわけではありませんが、ご近所や知人、保育園児なども訪れて菊の美しさとよい香りを味わっています。




お茶の花もあちこちで咲いていますが、なかなか気に入った写真になりません。
大樹の山茶花もまだ、咲き始めです。全体が白い花に覆われるのはもう少し先になりそうです。

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私の家の近くには昔から、芭蕉(バショウ)を植えている家がいくつかありました。もともと観賞用に植えられていたようですが、その葉をおにぎりの包みにしていたような記憶もあります。


しかし今はそんな時代でもなく、段々と切り倒されて無くなっていくところが増えています。もっとも、生命力はかなり強く、株から掘り起こさない限り、切っても切っても茎を伸ばしてきます。


そんななかの一ヵ所で、花が咲いているのを見かけました。二房の花がぶら下がっていましたが、ひとつにはバナナ状の果房も付いています。


子どものころは、この房がそのうち黄色いバナナになるのだとワクワクした覚えがありますが、バナナとは違って食べることができないと教えられたときはがっかりしたものです。




(キランソウ)

畑の中の道を歩いていると、春の野のような暖かさも感じられ、足下にはスミレの紫の花も見えます。これから寒くなるのに、大丈夫なのでしょうか。

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我が家から坂道を5分ほど登ったところに、氏神様の神社があります。
私が子どもだったころは、その境内に友達が集まって遊んだものです。今の時期は椎の実がたくさん落ちており、それを拾いにやってきたりもしました。




その後、野山で遊ぶことが少なくなって、ここに集まる子どもはいなくなりました。遊具を置いたらどうだろうかと、補助金をもらってブランコなどが設置されました。それでもやはり、ここで遊ぶ子どもたちはいなくなりました。




秋の木漏れ日を感じながら境内に佇んでいると、風が吹くからでもなく、ぱらぱらとドングリの落ちる音が聞こえてきます。枯葉の上に落ちると乾いた音、土の上に落ちると優しい音、神社の瓦屋根に落ちると金属音がします。ときどきまとまって落ちてくると、誰かが木の上からドングリを落としているのではと思えたりしてきます。

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過日、先月末の日曜日(10月28日)に、土佐市出間地区「花*花フェスティバルinいずま」が開かれることを話題にしましたが、そのときに、当日以後は咲いているひまわりを自由に持ち帰っても良いとお知らせしました。その後、新聞やテレビなどでも取り上げられ、全国ニュースでも紹介されたようです。




ところが今日の毎日新聞によると、そのニュースを見て各地から、トラックを乗り付けてヒマワリを大量に取っていく人たちが現れ、わずか2日ほどの間に80万本と言われたヒマワリが無くなってしまったそうです。




主催者も、個人が適当な数を切っていってくれるだろうと考えていただけに、トラックの荷台一杯に切っていくとは当然ですが予想していなかったそうです。
この方たちは多分、商売にするために取っていったのでしょうが、ご自由にお取り下さいと言う言葉の意味は大きいですね。

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清滝寺への参道はいくつかありますが、鬱蒼とした竹林を抜けていく道があります。車1台がやっと通るほどの幅しか無く、それにきついカーブもあります。


もっとも、清滝寺への道はどこも同じで、狭くてカーブがきつく、坂も険しいです。この道はお遍路さんやタクシーはほとんど利用せず、地元の人はが利用する程度で、歩いていてもあまり車と行き会うことはありません。




最近になってやっと、涼しくなりましたが、それまではここを通るときは蚊の攻撃を覚悟しなければなりませんでした。少しでも止まって写真でも撮ろうとすると群がってきます。


今日のように風が通りすぎると竹林はざわざわと揺れ、お互いに擦れ合ってぎーぎーと音を立てます。下から見上げると太陽の光がきらめき、未だ緑色の笹の葉が透けてみえました。

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