仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




「○○が起こる可能性がある」、「○○が起こる可能性は”0”では無い」という言い回しが議論されています。
前者は「起こる可能性が高い」と肯定的、後者は「絶対とは言えないが起こらないだろう」と否定的ですが、受け取る方に何らかの先入観があれば「起こる」と言うことになってしまうのでしょう。


福島第一原発について、地震発生時から津波による損傷までの間に、それぞれの担当者が取った判断や行動について、特に政府関係者にその責任を追及していますが、今は起こってしまったことを如何に収拾するかに全力を挙げるべきで、後戻りしても仕方がありません。

事故原因などを検証するのは、この重大事が収束する目安が付いた時点で行うべきで、当事者はそんなことに時間をつぶす余裕は無いはずです。


汚染水の処理も問題になっていますが、冷却のために何トンもの水を入れ、それが溜まらないのであればどこかに洩れていると考えるのは素人でもできます。洩れると言うことは破損している、穴が開いているということで、これも誰が考えてもわかります。


メルトダウンもやっと、認めました。パニックを起こさないために発表しなかったのか、本当に誰もわからなかったのか、誰もその可能性を考えなかったのか、不信感ばかり残ります。

現場で処理に当たっている方達は本当に必死で頑張っていると思います。足の引っ張り合いの議論だけで時間を潰さないよう、本当に必要な議論、行動を取って欲しいものです。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro + PN11]

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