台温泉は、花巻の郊外にある、昔ながらの小さな温泉地です。
台温泉のすぐ下には、巨大な温泉宿が林立する花巻温泉があり、団体客やツアー客はこちらに行ってしまうと思われ、小規模な宿の多い台温泉は静かなたたずまいです。
「やまゆりの宿」は、台温泉の温泉街のほぼ中央にあります。囲炉裏オーベルジュを名乗るこの宿、期待も膨らみます。
まずはロビーで抹茶とお菓子。季節がら、柏餅でした。抹茶は、ちょっと薄め。
本館から新館への渡り廊下。以前は民芸調だったようですが、現在ではアートの宿として、現代アートがいたるところに飾られています。
ここも、古い建物を改装しています。川を挟んで本館と新館が向かい合わせに建っており、それをこの渡り廊下がコの字状につないでいます。傾斜地に建っていることもあり、構造を理解するまではなかなかわかりにくく、段差も多い構造となっています。ただ、これは建物の構造上の問題で致し方ないでしょう。
部屋の中の様子です。
ここの特徴は、内装をすべて改装するのではなく、一部古いものをそのまま残している点で、それが結構いい味を出しています。
お風呂は、キャパシティの割には小さめでした。この辺は宿としても頭の痛いところでしょう。雰囲気とか清潔感とかは悪くありません。ただ、大浴場のボディーソープが刺激が強すぎてまいりました。ぜひ石鹸も置いてほしいと思います。湯温は、ちょっとだけ熱め、無色透明ですがいいお湯でした。
さて、食事は、個室の食事処になります。当然ながら、囲炉裏が売りです。
今回は、囲炉裏deイタリアンコースなので、地元のワインを。
さて、この囲炉裏deイタリアンコース、お品書きはありましたが、食前酒とパンとデザート以外すべて内容が異なるという豪快さのため、以下は記憶を頼りに。
前菜。
パン。
パスタ。
肉料理は、軽く炭火であぶってから。
魚料理。岩魚のイタリアン風。これは美味しかったです。ココット鍋に入った状態で持ってきて、その場でとりわけます。
最後は、チーズの盛り合わせ。
イタリアンと温泉料理を融合させる試みは、面白いと思います。これだけでも客を呼べるポテンシャルはあると思います。
ただ、食事としてはレベルは高いと思いますが、もうひと頑張りほしいと感じました。特に、せっかくの炭火をほとんど生かしていないところはもうひと工夫あってよいと思います。
また、お品書きと全く内容が異なるのは、正直いかがなものかと思います。仕入れの都合でやむを得ないのでしょうが、それであれば無い方が良いのではないでしょうか。あると、どうしても内容を比べてしまうので。
食事のペースは、かなりいけいけで出てきます。
さて、食事の後は、ここの名物、デザートバイキングです。食事処の外の廊下にあり、部屋に持ち帰ることができます。
部屋で、時間を気にせず食べることができるのは良いと思います。
ここはほとんど車も通らず、ただ川の音だけが聞こえる、静かな夜でした。
続いて、朝食です。朝食も昨晩と同じ食事処になります。
朝食も力を入れているようで、かなり満足のいくものでした。
特に野菜の蒸籠蒸しは傑作です。
「やまゆりの宿」の印象としては、良くも悪くも手作り感あふれる宿、ということです。全体的には当然レベルは高いのですが、せっかくの良いコンセプトを消化しきれていないように感じました。その辺がもう少しスマートになれば、非常に良くなるのではないかと思います。
あとは、値段は少し高めのように思いました。
台温泉のすぐ下には、巨大な温泉宿が林立する花巻温泉があり、団体客やツアー客はこちらに行ってしまうと思われ、小規模な宿の多い台温泉は静かなたたずまいです。
「やまゆりの宿」は、台温泉の温泉街のほぼ中央にあります。囲炉裏オーベルジュを名乗るこの宿、期待も膨らみます。
まずはロビーで抹茶とお菓子。季節がら、柏餅でした。抹茶は、ちょっと薄め。
本館から新館への渡り廊下。以前は民芸調だったようですが、現在ではアートの宿として、現代アートがいたるところに飾られています。
ここも、古い建物を改装しています。川を挟んで本館と新館が向かい合わせに建っており、それをこの渡り廊下がコの字状につないでいます。傾斜地に建っていることもあり、構造を理解するまではなかなかわかりにくく、段差も多い構造となっています。ただ、これは建物の構造上の問題で致し方ないでしょう。
部屋の中の様子です。
ここの特徴は、内装をすべて改装するのではなく、一部古いものをそのまま残している点で、それが結構いい味を出しています。
お風呂は、キャパシティの割には小さめでした。この辺は宿としても頭の痛いところでしょう。雰囲気とか清潔感とかは悪くありません。ただ、大浴場のボディーソープが刺激が強すぎてまいりました。ぜひ石鹸も置いてほしいと思います。湯温は、ちょっとだけ熱め、無色透明ですがいいお湯でした。
さて、食事は、個室の食事処になります。当然ながら、囲炉裏が売りです。
今回は、囲炉裏deイタリアンコースなので、地元のワインを。
さて、この囲炉裏deイタリアンコース、お品書きはありましたが、食前酒とパンとデザート以外すべて内容が異なるという豪快さのため、以下は記憶を頼りに。
前菜。
パン。
パスタ。
肉料理は、軽く炭火であぶってから。
魚料理。岩魚のイタリアン風。これは美味しかったです。ココット鍋に入った状態で持ってきて、その場でとりわけます。
最後は、チーズの盛り合わせ。
イタリアンと温泉料理を融合させる試みは、面白いと思います。これだけでも客を呼べるポテンシャルはあると思います。
ただ、食事としてはレベルは高いと思いますが、もうひと頑張りほしいと感じました。特に、せっかくの炭火をほとんど生かしていないところはもうひと工夫あってよいと思います。
また、お品書きと全く内容が異なるのは、正直いかがなものかと思います。仕入れの都合でやむを得ないのでしょうが、それであれば無い方が良いのではないでしょうか。あると、どうしても内容を比べてしまうので。
食事のペースは、かなりいけいけで出てきます。
さて、食事の後は、ここの名物、デザートバイキングです。食事処の外の廊下にあり、部屋に持ち帰ることができます。
部屋で、時間を気にせず食べることができるのは良いと思います。
ここはほとんど車も通らず、ただ川の音だけが聞こえる、静かな夜でした。
続いて、朝食です。朝食も昨晩と同じ食事処になります。
朝食も力を入れているようで、かなり満足のいくものでした。
特に野菜の蒸籠蒸しは傑作です。
「やまゆりの宿」の印象としては、良くも悪くも手作り感あふれる宿、ということです。全体的には当然レベルは高いのですが、せっかくの良いコンセプトを消化しきれていないように感じました。その辺がもう少しスマートになれば、非常に良くなるのではないかと思います。
あとは、値段は少し高めのように思いました。