今回の旅行の最終日、まずは九兵衛旅館の朝食です。朝食は地元産の野菜を中心に優しい感じです。
湯田川温泉の周辺は、だだちゃ豆の本場です。だだちゃ豆はこの辺でしか生育しないといわれており、最近ではいろいろと似たような枝豆が出てきていますが、やはりだだちゃ豆にはかなわないと思います。
だだちゃ豆の旬のこの時期、JA産直館鶴岡店の駐車場にだだちゃ豆の直売所が開設されています。お盆の時期ということもあり、例年県外ナンバーの車が続々とやってくる、鶴岡の隠れた名所です。
いつもここで枝つきのだだちゃ豆を購入するのですが、今年は生育が良くなく、入荷が安定しないとのことで、丁度行った時にはありませんでした。ということで、袋入りを購入。
ついでに産直館で野菜も購入。美味しそうなトマトを発見。
この辺には産直施設も多く、そこを回るだけでも結構楽しいです。
今日は天気が回復し、鳥海山が見えています。
庄内平野は、北に鳥海山、東に月山を望むぜいたくな立地にあります。
こちらは月山。
次の目的は、桃です。この辺はフルーツの産地でもあり、この時期はメロンのほか、桃、ブドウなどが産直で入手できます。しかし、桃は以外に産直で見かけることは少ないので、ここまで行ったほうが良いかもしれません。
松ヶ丘開墾場です。ここは明治維新後に庄内藩士が開墾した場所で、当時の建物が何件か残っています。
こちらは庄内映画村記念館。近くに庄内映画村オープンセットもあります。オープンセットはその昔、「蝉しぐれ」用の建物が2~3棟しかない頃に行ったことがありますが、現在では立派な施設になって、結構な入場料が必要なようです。特に映画に興味はないため、今回は行きませんでしたが。
こちらは、雑貨屋さんになっています。
こちらは開墾記念館。1階は開墾、養蚕等の資料館、2階は人形が大量に展示してあり、ちょっと不気味です。このほかに、ここでは今でも実際に養蚕が行われており、その建物もあります。
開墾場の敷地内に、桃の直売所があります。
松ヶ丘周辺は桃の産地で、ここの直売所では美味しい桃が手に入ります。
この辺の桃は、小ぶりでやや固めの品種が主流です。あかつきはそろそろ終わりで、今回はまどかという品種を買いました。小ぶりですが余分な水分はなく、甘くて美味しい桃です。
ついでに今話題のお米、つや姫も売っていたので買いました。
直売所の隣の建物は、「待カフェ」という喫茶スペースがあります。
松ヶ丘の桃を使った桃パフェと桃ジェラートの看板を見て、入ってみました。
店内は結構おしゃれな感じです。ここの隣に、「kibiso」という鶴岡シルクの店があり、とても素敵だったのですが、さすがに結構高価です。
この店の反対側には陶芸教室があり、陶器類も購入することができます。松ヶ丘ブルーという色合いがきれいでした。
こちらが桃のジェラート。
桃のパフェ。
甘さ控えめのさっぱりした感じで、暑い夏にはぴったりです。
松ヶ丘の桃と月山。
以上で庄内は終わり、帰路につきます。
<3日目 その2に続く>