会津若松に来たのは、職場の旅行で来て以来、約20年ぶりです。旅行の途中に通過することはあっても、個人で来たのは初めてかもしれません。
なんとなく観光地として俗化しているような感じがあるのと、白虎隊とかの物語が苦手だったりするので、食わず嫌い的に避けているところがありました。
まずは会津若松の観光の中心、鶴ヶ城に向かいます。風雪ともに強いままで、かなり寒いです。
しかし、鶴ヶ城には雪化粧が似合います。
以前に来たときの記憶はほとんどないまま、展示物を見ながら最上階まで来ると、天候は回復してきました。
そして、城から出てきたときにはすっかり良い天気に。
次に向かったのは、七日町通り。ちなみに「なぬかまち」と読みます。
七日町通りのシンボル的存在、渋川問屋の建物。
街歩きの拠点、七日町駅。駅舎の中にはcafeと名産品を扱うアンテナショップがあります。
丁度、会津鉄道の快速がやってきました。
車体の側面の「八重の桜」は、来年(2013年)の大河ドラマです。東日本大震災を受けて、急遽東北を舞台としたドラマに変更されたとか。
震災後、放射線の影響はないにもかかわらず風評被害に苦しむ会津若松。宿泊した宿の番頭さんの話によると、鶴ヶ城で通常の5割程度、飯盛山では2~3割程度しか観光客が来ていないのでは、とのこと。
この街の、大河ドラマへの期待は大きいのです。
次に向かったのは、白木屋漆器店。
会津の漆器の特徴は、リーズナブルな価格帯の商品が充実していることで、これは昔から手間をかけずに製造する技術を育ててきたからと聞きます。
以前に弘前に行ったときにも御椀を購入しましたが、今回は実際に使用する用の御椀を購入しました。
再び雪が降り出し、陽も傾き気温も下がってきたので、路面が凍結する前に本日の宿へ向かいます。本日の宿は東山温泉の「向瀧」、初めて宿泊する宿です。
<その3に続く>