翌日、昨晩から降り続く雪は、まだ強く降り続いています。
「時の宿すみれ」は、朝食も豪華で、結構ボリュームがあります。ご飯は山形のつや姫です。
宿をチェックアウトし、一旦米沢市内へ向かいます。宿のある辺りは激しい降雪で、視界もあまりないような状態でしたが、米沢市街に近づくにつれ、晴れ間も見えてきました。
今日はこれから、次の目的地である会津に向かいます。会津に向かうには国道121号、大峠道路を越えていくため、あまり天気が悪いと困るのです。
昨日の上杉城史苑に立ち寄り、一旦休憩します。昨日に比べ20~30cm積雪が増えているでしょうか。
ここで、昨晩飲んで美味しかったワインを購入しました。今まで知りませんでしたが、モンサンワインといいます。日本酒「沖正宗」の酒蔵が作っているワインだそうです。ちなみに宿にあったのはこれよりも高級なワインでした。
これで米沢を後にし、会津に向かいます。心配された大峠道路は、山形側は除雪されており、降雪も少なく、比較的順調でした。一回、道沿いの木から風で飛ばされた雪で視界がゼロになりびっくりしましたが。
しかし、大峠トンネルを越えて福島に入ると、山形側よりも積雪が多く、激しく雪が降っていたのは計算外でした。
それでも喜多方を過ぎる頃には晴れ間が見えるほど回復しましたが、会津若松に近づくにつれ天候は急に悪化し、強風で地面の雪が巻き上げられる、地吹雪になりました。
国道沿いには雪よけの柵がありますが、民家や道路など柵の切れ目では瞬時に視界ゼロになります。これほど激しい地吹雪に遭遇したのは初めてで、かなり疲れました。
なんとか会津若松に到着。天気は悪いままですが、鶴ヶ城へ向かいます。
<その2に続く>