九州2日目、朝起きるとかなり激しく雨が降っています。
JR九州ホテル熊本の朝食は、1階の居酒屋「うまや」で。
こちらは日替わり和定食。
こちらは熊本の郷土料理、「だご汁定食」。
朝食は味も美味しく、居酒屋自体が半個室風の造りになっているのでゆっくりと食べることができました。このほかに洋定食も選べます。
このホテルは、シングルルーム中心で観光客が少ないこと、収容人数がそれほど多くないこと市街地からは、離れていることもあって、静かで落ち着いた雰囲気です。部屋も取りたてて特徴はありませんが、広くて快適で、良いホテルでした。
食事が終わる頃には雨も上がってきました。今日は平日なので、市電乗り場に列ができています。
熊本駅前でレンタカーを借り、ここからは車で移動します。まずは阿蘇方面へ向かいます。
1時間ほど走って、JR豊肥本線の立野駅にやってきました。
立野駅は阿蘇の外輪山の切れ目にある駅で、列車はここでスイッチバックして阿蘇のカルデラに入っていきます。また、旧国鉄高森線の南阿蘇鉄道の起点でもあります。
なので、比較的大きい駅を想像していたのですが、実際には山間の小さな無人駅でした。
丁度、九州横断特急がやってきて、スイッチバックに向けて折り返して行きました。
こちらは南阿蘇鉄道の駅舎。模型そのものです。
立ち去ろうとすると、南阿蘇鉄道側の踏切が鳴り出し、トロッコ列車「ゆうすげ号」がやってきました。
小さなディーゼル機関車を両側に連結した、オープン客車の3両編成です。この列車も一度乗ってみたいものです。
立野駅を出て、今回の旅行で最初の温泉、地獄温泉清風荘に向かいます。
ここは改めて説明する必要もないくらい、有名な温泉です。ここにはいくつかの風呂がありますが、一番有名なのは「すずめの湯」。他の風呂が引き湯なのに対し、すずめの湯は足元から温泉が湧出しています。
中央の小屋の部分にうすずめの湯があります。
露天風呂にも入ってみて、こちらも泉質はすばらしいですが、すずめの湯にはかないません。混浴ですが、一度は入る価値があります。
ただ、かなり成分が強いので、湯あたりには注意が必要です。
地獄温泉を満喫したあと、阿蘇山の北側に向かい、「道の駅 阿蘇」にやってきました。
ここは、JR豊肥本線の阿蘇駅に隣接しています。
再び九州横断特急がやってきました。
相変わらず小雨が降ったりやんだりの天気ですが、雲はかかっていません。
阿蘇駅前にはあか牛の像があります。
かなりリアルです。
道の駅阿蘇で、こんなものを見つけました。
阿部牧場と竹原牧場、両方食べてみました。
見た目は当然ですが変わりません。
阿部牧場の方は、かなり甘さ控えめですが、奥の深い味わいです。竹原牧場はさわやかな甘さで、軽やかな感じです。
両方ともしつこさや変な後味はなく、これだけ美味しいソフトクリームはなかなかないと思います。
<その2に続く>