九州旅行4日目、最終日はとても良いお天気になりましたが、車に霜が降りるほど冷え込みました。
喜安屋の朝食。野菜中心のメニューです。
餡がかかった流し豆腐。
蒸し野菜。こちらは地獄蒸しではありません。
「山あいの宿 喜安屋」は評判以上に良い宿でした。
ただひとつ、不満だったのは、宿のせいではないのですが、携帯の電波がほとんど入らなかったこと。
宿だけではなく、昨日筋湯温泉を歩いた感じでも、電波が入るのはごく一部で、ほとんどの場所で電波が入りにくい状況でした。
もともとローカルエリアでは期待できないソフトバンクですが、30軒からの宿が有る筋湯温泉でこの状態は、つながりやすさNo.1が泣くというものです。
ソフトバンクホークスの地元なのですから、もう少し何とかしてほしいものです。
今日は、一旦瀬の本高原まで戻り、国道442号線を東に向かいます。
途中、あざみ台展望所に立ち寄りました。
背後には久住連山、
正面には阿蘇を望む絶好の立地です。日本一の展望、と紹介されていますが、あながちうそではありません。
ここから阿蘇を見ると、外輪山は山ではなく、丘陵地帯であることがよくわかります。
途中、久住ワイナリーに立ち寄りました。
昨年12月に来た時には雪景色でしたが、今回は雲ひとつない天気です。
久住ワイナリーの正面には祖母山がきれいに見えます。
九州本島では2番目に高い山で、阿蘇よりも標高が高いことははじめて知りました。
今日最初の目的地は、長湯温泉です。
こちらも昨年12月に訪れましたが、温泉が非常に良かったので、再訪することにしました。
前回は大丸旅館の内湯に入りましたが、今回は大丸旅館の外湯「ラムネ温泉館」に立ち寄りました。
なんとも変わった建物です。
ここの特徴は低温の炭酸泉ですが、適温の温泉もあります。こちらの泉質は大丸温泉のうち湯とほぼ同じと思います。
ただ、個人的には、大丸温泉の内湯のほうが泉質が良いように感じました。ラムネ温泉館は人も多く、ゆっくり入るなら大丸旅館のほうが良いと思います。
長湯温泉の中心部、ガニ湯周辺では鯉のぼりが泳いでいました。
そして、「道の駅 長湯温泉」。
ここも昨年きましたが、そのときに購入した干ししいたけが非常に美味しかったので、再び購入しました。
右側は「道の駅 小国」で購入したものです。
長湯温泉を出て、次は別府に向かいます。
大分道で別府ICでは降りず、別府湾SAへ。
ここはかの有名な由布院御三家「山荘 無量塔」がプロデュースするサービスエリアで、ぜひ一度来て見たかったのです。
高速のサービスエリアは景色の良い場所にあることが多いですが、その中でもここは、別府湾を一望できる屈指の景色です。
12月に泊まったホテルのあたりとさんふらわあ。
ここは、飲食施設もサービスエリアの常識を覆す物となっています。
丁度昼時なので、イタリアンレストラン「arteio dining」で昼食をとることにしました。
新潟の古民家を移築したこの建物の中にあります。
紋甲いかと安心院産タケノコのピッツァ。
由布院産ベーコンのトマトソース。
とにかく味には間違いはありません。
さらに、同じ建物内に有るカフェ&セレクトショップ「B-speakcafe」で、小鹿田焼きのお猪口を購入。
さらに、ギフトショップ「玄林館」へ。
この日は2日、毎月2日はサービスエリア内のものすべて、飲食代も含め2割引なのです。
「the theo murata」つまり山荘無量塔のショコラティエのチョコレート。
「
左はやはり山荘無量塔のゆず胡椒。右は、津久見のつく実やのカボスドレッシング。
2割引は大きいです。
大分方面から別府に来る場合、このサービスエリアまで来ると遠回りになるのですが、来る価値はあると思います。
願わくば、上り線にもスマートICを設置してほしいものです。ここから明礬温泉はすぐなので、あらたな需要を発掘できると思います。
<その2に続く>