北海道四日目。早くも最終日です。
今日は特に予定はありません。新千歳空港16時発の便に搭乗するので、それまで時間はたっぷりあります。
まずはホテルで朝食をとります。
ホテルオークラ札幌の朝食は和定食か、洋食ブッフェを選択することになります。今回は洋食ブッフェにしました。
ブッフェ会場は大きくなく、品数も少なめです。品数より味で勝負といった感じです。
さて、手ぶらじゃらん便という、荷物を新千歳空港に運んでくれるサービスを利用することにします。
朝10時までにホテルで荷物を預けると、14時以降に新千歳空港で受け取れるシステムで、スーツケースサイズは一個800円です。駅でコインロッカーを探して預け、満員のエアポート快速でキャリーバッグを持って移動することを考えれば高くないと思います。
今日の予定ですが、まず、午前中は札幌駅に向かうことにしました。
北のモンスター、キハ201系と731系。現在のところ、気動車と電車が併結強調運転できる唯一の形式です。
キハ281系 「スーパー北斗」
函館穂年トンネル火災の影響はこの日も続いていました。滝川始発となった785系「スーパーカムイ」。
「スーパーカムイ」の前身は、485系1500番台モノクラス6連で運転された北海道初のエル特急「いしかり」、その後北海道専用交流特急型781系投入により「ライラック」と名前をかえ、さらに「ホワイトアロー」、130km/h運転対応の785系投入により「スーパーホワイトアロー」になり、「ライラック」と統合されて「スーパーカムイ」となっています。
カムイ、とはアイヌ語の神ような存在を現しますが、どうしても「忍びが通るけもの道」の歌を思い出してしまいます。
前面後面とも雪がこびりついています。
こちらは789系。快速エアポートとして札幌までやってきて、折り返し旭川行「スーパーカムイ」となる運用ですが、3月で785系、789系の快速エアポート運用は終了するようです。
確かに、通路まで満員の快速エアポートに2扉の特急型で運用するのは無理があるかもしれません。
多客期ということもあるのでしょうが、札幌駅に発着する列車のほとんどが、特急も含めて立ち客も多く出るほどの満員で、少なくとも札幌近郊においてはすでに輸送力の限界に来ているように感じます。
この日は雪が結構激しく降っています。
こちらはキハ283系「スーパーおおぞら」。
前面を絞った形状のため、縦長の顔に見えます。
721系。こちらは小樽方面。
そして、この日は定刻に到着しました。「カシオペア」。年末とはいえ平日ですが、撮影する人は多いです。
ちょうど、駅の屋根の下に入るところで撮影したので、露出補正をしています。
長距離列車が到着したとき独特の雰囲気が駅に漂います。
昔は上野でも東京でも普通に感じられたのですが。「カシオペア」が廃止されるともう感じることはできなくなるかもしれません。
そして、札幌運転所へ回送されていきます。
函館本線のトンネル火災がなければ、「オホーツク」「スーパー宗谷」も撮影できたはずなのですが、運休となってしまいました。
あとは新千歳空港に行き、残りの時間をつぶすことにします。
<その2に続く>