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2016年2月5日 信州旅行 1日目 その3(上田電鉄編)

2016年02月09日 21時38分57秒 | 旅行

本日の宿泊は別所温泉なので、上田電鉄 別所線に乗っていくことにします。

上田周辺に来るときは今までは車ばかりだったので、上田電鉄に乗車するのは初めてです。

 

 

切符売り場にはいろいろなグッズが売られています。

 

 

鉄道むすめには興味がないので、7200系2両セットを購入しました。

 

 

ところで、上田電鉄には散策きっぷという、別所温泉往復の運賃と同額で上田以外の駅で途中下車可能な連続二日間有効の切符があり、それを購入しようとしたのですが、自動販売機では購入できず、窓口にも一切案内がありません。

事前に調べてきたため購入できましたが、知らなければ普通に片道切符を購入してたでしょう。まあ、途中下車しなければ損をするわけではないですが、不親切ではあります。

 

列車の発車時刻が近づいてきたのでホームに向かいます。

 

しかし、ほとんどの乗客はぎりぎりまでホームにはやってきません。理由は、ホームは吹き曝しで非常に寒いからであることにすぐに気づきました。

 

 

列車が到着します。元東急の1000系で、丸窓電車、モハ5250形を模した塗装と丸窓風のデザインがなされ、まるまどりーむ号と命名されています。

 

車内は木目調の内装に変更されていますが、扉間3-3-3の9席でこげ茶と赤茶の二色のシートは昔のままのようです。

丸窓は普通の窓にカッティングシートを張っただけです。

 

 

 

上田電鉄の親会社、上田交通は東急の系列会社であり、モハ5250形の後は5000系、7200系、1000系とすべて東急の車両を譲り受けて運転されています。

長野県には第三セクターを除くと3社の私鉄がありますが、すべてに共通しているのはかつて東急5000系を導入したことです。

 

 

二両編成にわずか40人ほどの乗客を載せて上田を発車。およそ1/3が別所温泉の宿泊客、残りが学校帰りの中高生と地元客といった感じです。

 

高架の上田駅を出るとすぐに地平に降り、赤い鉄橋で千曲川を渡るとすぐに城下駅。ここは交換設備があります。

それほどスピードを出しているわけではありませんが、保線はしっかりしているようで、揺れはあまりありません。車両もきれいで、途中の無人駅もきれいに塗装されていて、メンテナンスはしっかりしているようです。

 

 

国道143号線に沿って西に進み、上田原駅に到着。

上田原は交換設備のある駅で、昔、ここから青木線が分岐していましたが、1938年に廃線となっています。77年前の話です。

別所線は上田原から南に進路を変え、整備さえ他広い道路と並行して進み、下之郷駅に到着します。

 

下之郷は車両基地もある別所線の拠点駅で、交換設備もあります。昔はここから西丸子線が分岐していました。ここにはいろいろ面白いものもありますが、それは明日の記事で。

 

 

下之郷から向きを変え、雪景色の塩田平の真ん中を西に向かいます。

途中、塩田町駅からは急な登りとなり、山が迫ってくると終点別所温泉駅に到着します。

 

 

別所温泉駅の留置線には、丸窓電車、モハ5250形が保存されています。

5年前に来た時には二両ありましたが、かなり劣化していました。

 

 

 

今回は一両だけになっていましたが、きれいに塗装されています。もう一両は近所の高校にもらわれていった由。

 

 

 

別所温泉駅から温泉街の中心までは徒歩だと15分ほど、緩やかな上り坂を歩いていく必要がありますが、心配ご無用、列車の到着に合わせ温泉組合の無料シャトルバスが出ています。

これに乗車して本日の宿に向かいます。

 

                            <その4に続く>

 

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