道の駅 高畠を出て、高畠町の中心部に向かいます。
だいぶ雨が強くなってきました。
高畠町には1974年まで、山形交通高畠線という鉄道がありました。
今ではすっかりバス会社の山交ですが、もとはれっきとした鉄道会社だったのです。その山交高畠線の高畠駅が当時の姿のまま保存されています。前後の線路跡もサイクリングロードとなっており、地図を見ると明らかに線路跡と分かります。
ちなみに現在のJR高畠駅は、昔は糠ノ目駅といいました。
この建物は地元高畠で切りだされた瓜割石が使用されています。
旧高畠駅のホーム跡には、かつてこの路線を走っていた車両が生態保存されています。
モハ1形。日車製のオリジナル車両です。
ED1形。こちらも電化時に導入された生え抜きです。
昭和4年、川車製。
この2両の間に貨車、ワム201があります。
屋根も設置されており、保存状態は非常に良好です。これだけ保存状態の良いのは貴重だと思います。
ここにかつて鉄道があったことをいつまでも伝えていくのでしょう。
<その3に続く>