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2017年7月15日 諏訪旅行 一日目 その1(車山高原)

2017年07月17日 20時36分12秒 | 旅行

三連休なので、諏訪湖方面に旅行に行ってきました。

 

昨年の七月の三連休で、旅行中に車が故障し、新しい車になって初めての長距離ドライブの行き先も諏訪湖方面でしたが、今回は諏訪で一泊します。

諏訪は過去何度も訪れていますが、日帰り、あるいは移動中に立ち寄るだけで、宿泊するのは初めてです。

 

 

三連休の初日なので高速は間違いなく大混雑するため、朝5時過ぎには家を出発します。この時点の交通情報では大した渋滞はないようでしたが、時間の経過とともに渋滞の距離が延び、結局相模湖まで25kmの断続的渋滞に巻き込まれることになりました。

 

諏訪南ICで高速を降り、まずは車山高原に向かいます。

 

途中、白樺湖に寄ってみました。

 

ここまで来ると、空気が違います。気温は高いですが、さわやかさを感じます。

 

まだ梅雨は明けていないのですが、若干雲が多いものの良い天気です。この時期にこれだけ良い天気なのも珍しいのではないかと思います。

 

 

それにしても、白樺湖周辺の寂れっぷりは尋常ではありません。白樺湖といえば昔は非常に有名な観光地で、湖畔の道路沿いはかつては非常ににぎわっていたのですが、現在では廃業したホテル、シャッターの閉まったお土産屋、飲食店ばかりで、ざっと見た感じでは営業している店はほとんどないようです。

 

高速道路の混雑、白樺湖沿いの道路の交通量、他の観光地の人出を見る限り、観光客自体が減っているとは思えません。

 

どこでも売っている地名を入れただけのキーホルダーやお菓子、おいしくない何の特徴もない食事を高い料金で提供するような昭和型の観光形態から脱却できずに観光客に見放されたという感じでしょうか。

確かに白樺湖に来ても、きれいな景色だな、と思うだけで、他に何かやることもありません。

ここまで寂れてしまうと、大手資本が総合的に再開発でもしないと再起は難しいのではないかと思います。

 

 

 白樺湖からビーナスラインに入り、車山高原に向かいます。白樺湖からはすぐで、10分ほどで到着します。こちらはかなりの人出で、下の方の駐車場に車を停めることになりました。

 

車山高原といえばスキー場ですが、昔、スキーをやっていた時にも来たことはありません。気象条件が厳しい、上級者向スキー場との印象があります。

また、毎年、秋に「フレンチブルーミーティング」というフランス車が集まるイベントが開催されます。前の車、現在の車ともにフランス車なので参加資格はあり、なかなか面白そうだとは思うのですが、一度も参加したことはありません。

 

 

リフトで山頂に向かいます。リフト券売り場、乗り場ともに混雑はありません。三連休の初日としては混雑していないかもしれません。

 

 

久しぶりに乗りました、デタッチャブル式クアッドリフト。バブルの時期、スキー場のリフトはディズニーランドのアトラクション並みの待ち時間でしたが、それを解消すべく登場したのがこのデタッチャブル式クアッドリフトです。フード付きのものでれば悪天候でも寒さをしのげるので、天国のようなリフトでした。

 

 

 

 山頂に行くには二つのリフトを乗り継ぐ必要があります。

一つ目のリフトの終点付近では、ニッコウキスゲがちょうど見ごろです。

 

 この時期、この先のビーナスライン沿いや霧ヶ峰あたりでもニッコウキスゲが群生しているのを見ることができます。

 

 ここまで来ると、景色も気温もだいぶ違います。

 

 

 

グライダーが飛行しているのを見ることもできます。

 

 

 

 ここから二本目のリフトに乗り、山頂に向かいます。

 

リフトから見える風景はなだらかな草原ですが、これがスキー場としてはマイナスで、風を遮るものがないため気象条件が厳しく、着雪しにくいためアイスバーンになることが多いsキー上になります。

 

 

 

 

 二本目のリフトを降りると、そこには絶景が待っています。気温はそこそこ高く、紫外線も強いですが、風は涼しさを感じます。

 

 八ヶ岳。

 

 

八ヶ岳の稜線からは富士山が顔を出しています。

 

 

 

 南アルプス。

 

 

 

蓼科山と白樺湖。雲がなければ浅間山も見えるはず。

 

 

中央アルプス。

 

 

車山神社。

 

 

 

鳥居越しの富士山。

 

ここにも御柱があります。

 

車山山頂のドーム。気象レーダーですが、これがあることによりどこから見ても車山であることがわかります。

 

 

国土地理院の基準点があります。

 

木曽御嶽山は雲に隠れて見えませんでした。

 

車とリフトでお手軽に来ることができてこれだけの絶景を見ることができる場所はそれほどないと思います。人気になるのも当然だと思います。

 

 

絶景を堪能し、リフトで下界に戻ります。山頂に比べるとかなりの暑さを感じます。

 

朝からほとんど何も食べていないので、ここで少し食事をとることにします。

リフト乗り場の周辺にはいくつか建物がありますが、スカイシティという建物に行ってみました。二階は冬季にはホテルになるようです。

一階にはビジターセンターがあり、その横で夏の高原マルシェという売店が営業しています。

ここで簡単な食事をテイクアウトすることができます。

 

 

ブルーベリースムージーと生ハムとチーズのたっぷり野菜サンド。ジャムはお土産用です。

 

 

正直、これはかなりおいしいです。夏期限定のようですが、リフト乗り場からは少しはなれているため、人も少なく、おすすめです。

 

 

                        <その2に続く> 

 

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