今年の夏の旅行は、5月に続いて福島方面です。
旅行の一週間ほど前に台風7号が発生し、一時、15~16日ごろに関東に接近上陸する恐れもあったため、キャンセルも視野に入れていましたが、予報精度が良くなるに従い西の方へ進む予報となったため、予定通り旅行に行くことができました。
台風の進路になった地方では大変だったと思いますが、人類がコントロールできない自然現象なのでこればかりは運というしかありません。
2023年8月15日、朝7時過ぎに家を出ます。お盆の中日ということで、外環道も高速の下りも空いています。台風の持ち込んだ湿った空気の影響で天気は不安定で、晴れ間が出たり、急に強い雨が降ったりします。
まずは道の駅ふくしまへ。東北中央自動車道の福島大笹生ICを降りてすぐの場所にある、2022年にオープンしたばかりの新しい道の駅です。ここはさすがに混雑していました。
この時期の福島といえば桃ですが、桃だけではなく、ブドウやナシなどの果物、トマト、とうもろこしなどの夏野菜などが売られていて、非常に魅力的なのですが、まだ旅行初日、今日買っても仕方ないのと、レジがすごい列になっていたので、ここでは何も購入しませんでした。
時刻はお昼前ですが、ここで軽く昼食をとることにします。道の駅内にある「あずまキッチン」というレストランに向かいます。
店内は空いていました。お昼にはまだ早いのと、レストラン入り口がフードコートのチケット売り場になっていて人でごった返しているので、レストランも混雑しているように思って人が来ないように思われます。
現在、福島市では「ふくしまピーチホリデイ」という、対象店舗で対象の食事を食べて応募するとプレゼントが当たるというキャンペーンが開催されています。
あずまキッチンは対象店舗、桃のスイーツピザは対象メニューになります。
桃の冷製パスタ。
生の桃と桃のコンポートが使われています。
自分で桃のピザやパスタを作ることはないので、これはこれでありかな、と思います。
続いて福島県観光物産館 こらっせふくしまへ。
福島の日本酒の品揃えはここが一番だと思います。
大七の純米生酛は味の想像ができないので買いました。
磐城壽の鈴木酒造店は、もともと海沿いの浪江にあった酒蔵ですが、東日本大震災で被災し、山形県長井の廃業した酒蔵で酒造りを続けることになりました。
長井時代の酒蔵には一度行ったことがあります。
そして、震災から10年後の2021年に浪江での酒造りを再開したとのことで、これは純米酒 大漁旗 山吹という浪江蔵の商品になります。
あと会津葵を購入。
買い物をしていると、外が大雨になっていたので、店内のラウンジで時間をつぶします。
ふくしまの桃パフェ。こちらもふくしまピーチホリデイの参加メニューです。
シンプルでおいしいパフェです。
雨が止んだので、駐車場に戻ります。
宿のチェックインまではまだ時間がありますが、天気が不安定なことと、雨の後でかなり蒸し暑いので、涼しい場所に行くことにします。
福島県立美術館。福島駅から車で10分くらい、福島交通飯坂線で2駅です。
思ったよりも広くてきれいな施設です。
「ブルターニュの光と風」という企画展を見学します。
一部を除いて展示品の撮影が可能です。
クロード・モネが1858年に、出展用に初めて描いた油彩画、「ルエルの眺め」。
最初の油彩画でこれは、やはり只者ではありません。
ビュイゴドーという画家の「藁ぶき屋根の家のある風景」。
この色彩感覚は好みです。しかし、絵画を撮影するのは難しいですね。
<その2に続く>