続いて原尻の滝に向かいます。
原尻の滝は大分県内陸の南部、豊後大野市の緒方地区にあります。荒城の月で有名な竹田市の岡城跡の近くで、別府からだとおよそ60kmあります。
原尻の滝にの近くまで来た時、酒蔵らしい建物と看板を見かけたので、立ち寄ってみることにします。
あとで知ったことですが、豊後大野市には4軒の酒蔵があり、そのうち2軒がこの緒方地区にあります。
九州は焼酎のイメージが強いですが、大分、熊本までは日本酒も醸造されています。しかし、こんなところに酒蔵があるとは、ここに来るまで知りませんでした。
このあたりは米作りが盛んで、湧水も豊富で良い水があり、山間部なので冬の気温も低く、確かに日本酒造りには適しています。
訪れたのは浜嶋酒造さん。銘柄は「鷹来屋」。今回の旅行中、道の駅とか宿では比較的見かけましたが、首都圏では見たことがありません。まさに大分の地酒、というところでしょうか。
店の向かいには、週末のみ営業するカフェもあります。今日は木曜なので営業していませんでした。
ここに来なかったら、おそらく一生知ることはなかったかもしれません。これも何かの縁、ということで、以下の3種類を購入しました。
わさび漬も購入。
こういうガイドブックには載っていない新たな発見があるので、旅は面白い、と思います。まだまだ日本には知らないことがたくさんあります。
そして原尻の滝へ。近くに道の駅があり、そこに車を停めることができます。
原尻の滝は緒方川にかかる滝で、特徴はこの写真で分かる通り、平坦な地形の中にあります。
平坦な地形が突然えぐれ、滝が現れます。
通常の滝は崖にあるため、滝の上に行くことはまずできないですが、ここは滝の上に沈下橋があり、容易に滝の上に行くことができます。
滝の上、緒方川の中に鳥居があります。
旧暦10月に行われる祭りで、お神輿が通過するとのことです。
滝の下流は地面がえぐれ、渓谷状になっています。
滝つぼに降りると、水煙が上がり、結構迫力があります。
原尻の滝、思ったよりも規模が大きく、来てよかったと思います。
この周辺には他にも見どころが多く、一度ゆっくり見て回ってみたいと思いました。
道の駅で買い物をし、本日の宿に向かいます。
<その3に続く>
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