鉄道紀行という分野を確立した作家の宮脇俊三氏の著書に、「旅の終わりは個室寝台車」という作品があります。
内容はともかく、贅沢は旅行の最後にするのが良い、という意味でこのタイトルが非常に気に入っています。
過去の旅行でも可能な限り、最終日には良い宿に宿泊するよう日程を組んできました。そのほうが良い思い出を持ち帰ることができるからです。
今回、節目の年の記念旅行、ということで、飛び切りの贅沢を用意しました。
志摩観光ホテル ザ ベイスイート。
伊勢志摩サミットの海外首脳の宿泊先となったホテルです。
送迎車はトヨタアルファード、まずこの辺から格の違いを感じます。
駅から車で5分ほどでホテルに到着。
ロビーでチェックイン。
スタッフの対応は、当然ですが完璧です。
漬け込んだ桜の花の入った紅茶。砂糖も桜風味です。
今回の部屋はスーペリアスイートツイン。2階の部屋でした。当然ですが全室スイートルームです。
長い廊下を通り、部屋に向かいます。荷物はすでに部屋に運ばれていますが、ちゃんとスタッフが案内してくれます。
扉を開けると、まずビューバスが目に入ります。
アメニティはミキモト。これも当然ですかね。
洗面台。勢いよく水を出すとボウルの外に出やすく、ちょっと気を遣うかも。
こちらもミキモト。
トイレ。扉がすりガラスなのは、外の動きが見えるように、なのでしょうか?
水屋。
冷蔵庫の中の飲物はすべて無料です。
リビングルーム。部屋が広すぎて、こちらの部屋はほぼ使用しませんでした。
ベッドルーム。
こちらだけで我々には充分な広さです。
リビングのテラスから。
志摩の絶景を遮られることなく堪能できます。
さて、まずはラウンジに行ってみることにします。
二階にはこんな部屋もありました。
サミットの時にカナダのトルドー首相が宿泊した部屋と思われます。
志摩観光ホテル ザベイスイートの五階にはラウンジがあり、宿泊客は滞在中無料で利用することができます。
ラウンジより 白い建物は志摩観光ホテル ザクラシック。 右手のオレンジの屋根は賢島駅です。
ラウンジにはワイン、日本酒等もあります。この後、バータイムになるとジン等も用意されます。
ラウンジからはテラスに出ることができます。このテラスはサミットの時に集合写真が撮られた場所ですが、この日は風が強く、ご遠慮ください、となっていました。
伊勢志摩サミットは最近のことのような記憶がありますが、この時のアメリカ大統領はオバマだったのですね。
この宿には大浴場もあります。
温泉ではありませんが、行ってみることにします。
このホテルは基本的に館内を歩くときは服を着る必要がありますが、温泉に行くときのみ部屋着と備え付けのサンダルを利用することができます。
それほど広い大浴場ではありませんが、洗い場が完全に仕切られていて、扉もついているのが、ホテルの格を感じました。
ゆっくりくつろいでいるうちに、夕食の時間になります。
<その7に続く>
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