to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2019年4月29日 長野旅行 二日目 その5(中棚荘)

2019年05月13日 21時21分50秒 | 旅行

中棚荘は懐古園の隣、というより、懐古園から千曲川へと落ちる崖に張り付くように立っています。

 

なので、宿の建物は斜面に沿って横に長く広がっています。

 

 千曲川旅情の歌「千曲川いざよふ波の 岸近き宿にのぼりつ 濁(にご)り酒濁れる飲みて 草枕しばし慰む」の岸近き宿とはこの宿のことです。

 

 

正面玄関の前には。ヤギがいます。

 

 

 

まずはレトロな感じのロビーでチェックイン。

 

宿泊客には小さい子供連れや、祖父母と家族旅行、といったグループが結構います。

 

 

 

今回予約したのは平成館一階の和洋室です。

 

平成館は一階に内湯付の和洋室が二部屋、二階に和室が四部屋ある建物が、斜面沿いに三棟あります。

斜面沿いに横に並んでいるため、ロビーからは長い廊下を通っていかなければなりません。

 

しかも高さも異なるため、途中の段差も大きいです。

 

 

今回は雲という部屋でした。

 

 

崖の中腹に建っていますが、窓からは向かいの集合住宅が見えます。

これは向こうからも丸見えということで、窓の障子を開けておくことはできません。こんなにプライバシー感のない宿は初めてです。

 

島崎藤村が逗留したころにはこの集合住宅はなく、千曲川も見えたのでしょうが、なんとも残念なことです。

 

 

 

こちらがベッドルーム。

 

そして、この建物に限らずですが、建物は木造であまりしっかりしていないように思われます。二階の歩く音や扉の開閉の音がかなり響いてきます。

今回は二階、隣の部屋ともに静かだったので良かったですが、騒々しいグループだと落ち着いて過ごすことが出来なさそうです。

 

 

 

さて、大浴場は平成館へと続く長い廊下の途中にあります。

 

 

 この扉を開け、長い石段を登っていきます。この階段は板塀とビニールで仕切られただけなので、今の季節でも朝晩は寒いです。真冬は相当寒いことでしょう。

 

 

 

大浴場の着替える場所は畳敷き、浴室との仕切りがなく、開放的な造りです。死角がないので、防犯上も良いものと思われます。

 

洗い場、浴槽とも狭くはありませんが、旅館のキャパを考えると、客が集中すると結構待つかもしれません。小さいながら露天風呂もついていますが、立ち上がると向かいの集合住宅から丸見えです。

 

お湯は無色透明でわずかに硫黄臭があります。一見普通のお湯のようですが、かなりとろりとした感じがあり、実際入ってみると、かなり濃厚なお湯です。昨日の「たてしな薫風」の温泉より強烈なのではないでしょうか。塩素消毒をしているようですが、消毒を全く感じないほど強いお湯です。

良いお湯ですが、温泉に弱い人はだめかもしれません。

 

 

さて、今回宿泊する部屋には内風呂がついています。木造ですが浴槽と洗い場はプラスチック製という味気ない風呂ですが、蛇口をひねると温泉が出るとのことです。

というより、この宿の大浴場の洗い場、客室の洗面所も温泉が出る仕組みになっているようで、かなり硫黄臭、というより硫化水素臭がきついです。

 

冷蔵庫に置かれていた冷水も温泉水のようで、においがきつく我々は飲むことができませんでした。我々は旅行中は常にペットボトルのミネラルウウォーターを携帯しているのでそちらでしのぎましたが、これは少し考えたほうが良いのではないかと思います。生活水であり、飲泉ではないので、温泉水ならなんでもありがたいわけではありません。

 

 

                            <その6に続く>

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2019年4月29日 長野旅行 二日目 その4(懐古園)

2019年05月11日 21時40分14秒 | 旅行

本日の宿は、小諸にある中棚荘ですが、チェックインにはまだ少し早いので、懐古園に寄っていくことにします。

 

懐古園は、しなの鉄道の小諸駅のすぐそばにあります。

丁度、「ろくもん」が入線してきました。

 

 

懐古園は、小諸城址で、この大手門だけが当時の遺構です。

 

 

 

城の遺構がほとんど残っていないのも関わらず、入場は有料です。しかも大手門は無料エリアにあります。

 

懐古園が有名なのは、島崎藤村の千曲川旅情の詩によるところが大きいのでしょう。

 

 

中はまあ普通の公園です。

 

 

懐古園は千曲川を望む高台にあり、このような絶景を見ることができます。小諸なる古城のほとり、です。

 

山桜が満開です。

 

 

南側からは富士山が見えることがあるらしいです。

 

 

 

園内には小さいながら動物園もあります。こちらは入園料のみで入ることができます。

 

ライオンのナナ。後で調べると、いろいろと有名なようです。

 

 

 

ペンギン。餌の時間ということで外に出ていました。

 

 

フラミンゴ。

 

 

クジャク。

 

 

小さいながら、なかなか頑張っています。

 

 

最後に駐車場にあるC56 144です。

 

小海線で35年使用されたのち、ここに静態保存されていますが、ヘッドライトはなく、本来ついていないはずのスノープロウがついていたり、謎の保存状態ではあります。

 

 

                             <その5に続く>

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2019年4月29日 長野旅行 二日目 その3(アルカンヴィーニュ)

2019年05月10日 21時52分29秒 | 旅行

東御市は現在、ワインバレーとして注目されており、新進気鋭のワイナリーがいくつかあります。そのうちの一つを訪問しようと思います。この辺のワイナリーは小規模でこだわりのあるものが多く、その分価格帯も高めです。

 

上田から東に向かい、上信越道を越えて北に向かって登っていきます。麓では散り終わりだった桜が、あっという間に満開になります。

 

 

 

 

 

 

 

 今回訪れたのは「アルカンヴ-ニュ」、かなり高くまで登ったところにあります。標高は908m、上田駅からは450mほど登ってきたことになります。

 

 

なかなか良い景色の場所にあります。周辺はブドウ畑です。

 

 

まだ小さい木ばかりで、実るのはまだ先でしょう。まだまだこれからが期待できるということです。

 

 

 

とりあえず、手ごろなのを購入しました。アルカンヴィーニュ ルージュ。

 

 このあと、ちょっと小腹が空いたので、スイーツを求めてアトリエ・ド・フロマージュに行きましたが、カフェは非常に混雑しています。

 

これまで行った場所はゴールデンウイーク中にもかかわらずそれほど混雑したところはありませんでしたが、さすがは超有名店です。

 

カフェはあきらめ、ソフトクリームだけ食べて、本日の宿に向かうことにします。

 

 

 

                           <その4に続く>

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2019年4月29日 長野旅行 二日目 その2(生島足島神社)

2019年05月09日 21時02分26秒 | 旅行

今日は蓼科から北に向かいます。

 

ビーナスラインを北に向かい、スズラン峠を越えて白樺湖を経由して大門街道を北に向かいます。

 

白樺湖は、前回来た時には廃墟の街のように感じましtが、ゴールデンウイーク中のこの時期はさすがに混雑していて、駐車場に入れない位の賑わいを見せていました。

蓼科は大人向け、白樺湖はファミリー向けと、住み分けができている感じです。

 

 

大門街道を北上し、「道の駅 マルメロの駅ながと」に到着します。

 

 

蓼科山が雲の下に見えます。

 

 

ここで、昨日紹介した黒曜石を買ったほか、乾燥おおひらたけと地元名産だという」ニジマスのから揚げを購入しました。

 

ニジマスのから揚げは製造会社が異なるものが何種類かおいてあり、味見をして選ぶ頃ができます。甘辛の味付けで、酒のつまみにぴったりです。

 

 

りんごジュースも種類が豊富で、りんごの品種ごとにジュースがあります。

 

 

「道の駅 マルメロの駅ながと」で休憩の後、生島足島神社に向かいます。

 

ここは以前に来たことがあり、御朱印もいただいているのですが、平成最後、ということで、もう一度御朱印をいただきに来ました。

 

 

朱塗りの建物が美しいです。

 

 

ここの桜は満開を過ぎたところです。背景に鯉のぼりと令和の幟。

 

 

平成もあと二日です。

 

 

 

 

 このあと、ジャムを買いに上田に向かいます。

 

この日、上田では真田まつりが開催されていて、午前中は交通規制もあったようですがすでに解除されています。しかし、歩道を歩く観光客はかなり多いです。

その影響か、飯島商店の店内もかなり混雑していました。

 

ジャム。

 

みすず飴。

 

多分本店でないと買えないのではないでしょうか、初めてみました、生みすず飴。

 

 

                            <その3に続く>

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2019年4月29日 長野旅行 二日目 その1(たてしな薫風 朝食)

2019年05月08日 22時24分39秒 | 旅行

旅行二日目。

天気予報だと今日から天気は悪くなるとのことですが、まだ雨は降っていません。

 

 

 「たてしな薫風」の朝食は8時と9時の二部制ですが、今回は9時にしました。朝ゆっくり起きて、温泉に入り、朝食に向かいます。

和食と朝食の選択ができますが、今回は洋食を選択しました。

 

 

 

サラダと人参のドレッシング。

 

 

パンとクロワッサン。

 

 

ゆずのマーマレードは柑橘独特のえぐみがありません。自分でも柑橘のジャムを作りますが、柑橘の風味を損なわずえぐみをとるのはどうしたらよいのでしょうか。

 

スープ。優しい味わいです。

 

 

メインはスクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコン、ラタトゥイユ。ベーコンはかなり塩味が強いです。

 

ジャガイモのグラタン。

 

 

フルーツ、ヨーグルト、オレンジジュース。

 

 

朝食もこってりしたものはなく、やさしい感じで、結構食べてしまいます。

 

 

蓼科は高速さえ渋滞しなければ近くて、本物志向で、心地よい場所です。温泉も豊富で、何度来ても飽きないだけの魅力がある場所だと思います。

 

 

                             <その2に続く>

 

 

 

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