to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
尚、当ブログにある文章、画像の無断転載はご遠慮いただいております。

2019年4月28日 長野旅行 一日目 その7(たてしな薫風)

2019年05月07日 22時03分52秒 | 旅行

本日の宿は、「たてしな薫風」、1月に続いての宿泊になります。前回宿泊してよかったので、再訪となりました。

 

 

チェックインには少し早い時間に到着しましたが、快く受け入れてくれました。さすがにまだ、他の宿泊客は到着していないようです。

 

 

ウエルカムドリンクのスパークリングワインと寒天寄せ。

 

今回は部屋も前回と同じ10畳和室です。別に部屋が気に入ったわけではなく、予約した時点でこの部屋しか空いていなかったからです。

 

今回はチェックインが早いので、夕食の時間は第一部、17時45分からにしました。そうこうしているうちに徐々に宿泊客がやってくるので、混雑する前に早速温泉に向かいます。

温泉を出て少し眠って、夕食に向かいます。今回はゴールデンウィーク中ということで、夕食はゴールデンウィーク特別料理のみとなります。

 

 

まずは前菜。

 

右上のグラスに入っているのが、

つぶ貝 独活 花山葵の酢の物。

つぶ貝と独活は花山葵の下にあります。クセのある食材の組み合わせですが、えぐみとか辛味とかはほとんどなく、食材のうまみだけが残っている感じです。

 

 

桜肉の叩き とろろ掛け

桜肉はニンニク醤油、という概念を覆す逸品です。

 

 

 

蕗の辛煮 信州雪鱒からすみ大根 合鴨ロース

 

蕗は辛煮というよりも甘辛煮で、蕗独特の味がうまく丸められています。

雪鱒は、かみしめた時のからすみの味が効いています。味付けにからすみを使うという、贅沢な一品です。

 

菜の花の胡麻よごし。器がおしゃれです。

 

 

桜海老のちらし寿司。小さい中にいろいろと食材がつまっています。

 

 

 

ところで、日本酒のメニューに、「御子鶴」があります。「御子鶴」は2017年に自己破産して廃業したのですが、その後、福島の運送業者さんが後を引き継ぎ、復活させたとのことです。

 

 

 

ということで、早速飲んでみます。

結構甘口で、ふくよかな感じです。以前の御子鶴の、奥行きのある辛口とは違います。ブランドは引き継いだものの、別の日本酒と考えたほうがよいでしょう。

ただ、下諏訪唯一の酒蔵が復活した、ということは非常に喜ばしいことですし、今後機会があれば応援していきたいとは思います。

 

 

 

 

続いて、白インゲン豆のスープ。

 

これも豆の味はは強くなく、上品な味わいとなっています。

 

 

蒸物 高原野菜の蒸籠蒸し。赤いのは紅心大根、ヤングコーンもおいしいです。

 

 

無視野菜は、先ほどたてしな自由農園で購入した塩最中と同じ大鹿村の山塩とごまを和えた味噌でいただきます。 

山塩は温泉から精製されているとのことで、非常にまろやかです。 

 

 

 

次の日本酒は真澄 うすにごり 純米吟醸

先ほどの御子鶴ほどではありませんが、こちらもやや甘口。最近は甘口がはやりなのでしょうか。

 

 

 

造り 

信州サーモンと信州大岩魚

付け合わせはうるいのおひたし。酢味噌の器は紅心大根で、これも食べられます。

 

 

 

煮物 信州吟醸豚のはりはりお浸し

 

 

 

揚げ物 山菜の天ぷら

しば漬けとわさび塩で。揚げ物もしつこくなく、非常においしいです。

 

 

 

箸休 フルーツトマト蕎麦

これは、和風ですがイタリアンでもあります。

 

 

焼物

鰆 筍 木の芽焼 信州プレミアム牛のローストビーフ

 

 

白飯 味噌汁 香物

 

やはりここの食事はレベルが高いです。食材の良いところを引き出すだけではなく、おいしいところだけを引き出す感じで、味付けも絶妙です。

 

 

デザートはラウンジで。

豆乳入りレアチーズケーキ

 

 

個人的に、良い宿の判断基準は3回目に行ってみたいと思うか、だと思っているのですが、「たてしな薫風」には季節を変えて、また来てみたいと思います。

 

                           <二日目に続く>

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2019年4月28日 長野旅行 一日目 その6(尖石縄文考古館、御射鹿池)

2019年05月06日 20時05分13秒 | 旅行

次に向かったのは、「尖石縄文考古館」です。

 

 長野県は縄文文化が繁栄したところで、多くの縄文時代の遺跡が存在しています。蓼科地域でも多くの遺跡があり、底で発掘された貴重な出土品を展示しているのが、この博物館になります。

 

 

 

何故長野に縄文遺跡が多いのか、というと、火山灰の蓄積した台地で湧き水が豊富だったこと、縄文時代は今よりも気温が高く食料が豊富で暮らしやすかった、等がありますが、なんといっても黒曜石の産地が近くにあったことです。

金属の道具を持たない縄文人にとって、黒曜石は食器、武器、狩りの道具、加工道具のすべての役割を担う魔法の石で、これが手に入るか否かが死活問題だったものと思われます。

 

この考古館には、蓼科地域の遺跡から出土した、国宝の土偶が二体展示されています。「縄文のビーナス」と「仮面の女神」と呼ばれる土偶で、両方ともレプリカではなく本物が展示されています。

 

ここでは特に撮影禁止と表示されていない限り、撮影も可能です。しかし、撮影した画像をここに掲載してよいのかわからないので、300円ガチャの画像を載せておきます。

 

中央左が仮面の女神、中央右が縄文のビーナスです。右端は翌日、道の駅で購入した黒曜石、左端は青森県八戸で出土した合唱土偶です。結構正確にできています。

 

 

 

他にも、初期はシンプルで、中期には装飾が施された大型のものになり、末期には再び小型化していくという縄文土器の歴史、加工された陰陽石等も展示されており、非常に面白い考古館でした。

末期に小型化したのは縄文文化が衰退したからで、理由はもちろん弥生文化の拡大で、この地にいた縄文人も、あるものは弥生人に追い出され、滅ぼされ、あるいは弥生人に吸収される形で終焉を迎えたことでしょう。

 

 

 

 

さて、この考古館のすぐそばに尖石遺跡があり、徒歩で行くことができます。

 

 

 

ここに、2500年ほど前まで縄文人が暮らしていたということになります。乗鞍岳、木曽御嶽山の山頂がわずかに見えます。縄文時代にはここは住みやすい場所だったのでしょう。

 

 

 

ちょうど桜が満開ですが、この桜の木から崖下に下りていくと、名前の由来となった尖石があります。

 

御柱が4本立っているのが、この地域らしいところです。

 

 

 

 

さて、次に御射鹿池に向かいます。

御射鹿池は、奥蓼科温泉郷へ向かう道沿い、明治温泉への入り口のすぐそばにあります。農業用のため池ですが、酸性で魚が住めないことから透明度が高く、美しい景色であることから、有名な絵画のモデル、テレビCM等で有名になったとのこと。

なるほど結構来る人は多く、道路には路駐禁止のパイロンが並び、広い駐車場も整備されています。

 

 

 

 

まだ新緑には早く、絵画のような景色にななりませんが、確かに美しい景色です。

 

 

 

 

 

さて、時刻はまだ14時くらいですが、夜中に運転して来て、早朝からいろいろ巡ったので、疲れました。早いですが、本日の宿に向かうことにします。

 

 

                              <その7に続く> 

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2019年4月28日 長野旅行 一日目 その5(たてしな自由農園)

2019年05月05日 22時12分59秒 | 旅行

次に、1月にも立ち寄った、「たてしな自由農園 茅野店」に向かいます。

 

 

ここの標高は901m、この辺がちょうど桜が満開でした。

 

 

ところで、ここで珍しいものを観ました。

環水平アークという、水平の虹色の帯で、この日には長野県を中心に広い範囲で観測されたようです。

 

 

 

 ここでとりあえず買い物をします。

 

塩尻の五一ワインのワインを二本。

 

前回購入しておいしかった乾燥なめこ、ワサビ漬、ジャム、そして大鹿銘菓 塩もなか。

 

この塩もなかが絶品でした。長野県南部の大鹿村の塩を使用し、余計な添加物は入っておらず、少しザラザラ感があって、程よい甘さの白餡が絶妙です。2個しか買わなかったのですが、もっと買えばよかったです。

 

 

他にも山菜とか冷凍ものとか買いたいものはありましたが、旅行初日なので今買っても仕方ないのであきらめたもの多数。たてしな自由農園は、他の道の駅や産直に比べ良いものがそろっているように感じます。

蓼科自体が本物志向の大人のリゾート、という感じなので、必然的にそうなるのかもしれません。

 

 

このあと、満開の桜を見ながら次の目的地に向かいます。

残雪の山を背景に満開の桜、良い景色ですがこの辺ではありふれた風景でもあります。

 

 

 

 

                            <その6に続く>

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2019年4月28日 長野旅行 一日目 その4(バラクライングリッシュガーデン)

2019年05月04日 23時06分14秒 | 旅行

北八ヶ岳ロープウェイから来た道を戻り、「蓼科高原 バラクライングリッシュガーデン」にやってきました。

 

 

 

ここの標高は1100mとのことですから、山頂からだと1000m以上下がってきたことになります。山頂に比べたらかなり暖かいです。風がなければコートもいらないくらいです。

 

 

入場の時にシールをもらいます。このシールがあると本日中は何度でも出入り自由とのこと。なお、ショップやカフェは入場料を払わなくても利用できます。

 

 

 

 

入場すると、まずショップやカフェのあるエリアを通り抜けていきます。ショップには、ちょっとおしゃれで高級感のある、ちょっと根の張るグッズが並んでいます。

ケーキやクッキーもおいしそうです。

 

カフェの横を抜けたところにガーデンがあります。

ガーデンは結構広く、当然ですが素敵に仕上がっています。

ガーデニングには詳しくないので、とりあえず写真だけ上げておきます。

 

 我が家のチューリップは咲き終わりましたが、ここではこれからです。ここ数日のうちに雪が降ったと思われ、チューリップが雪の重みで下を向いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バラクライングリッシュガーデン、思ったよりも楽しかったです。ここは単なる観光施設ではなく、本物のガーデンがあるので、ガーデンのファンの人とか、蓼科の別荘族御用達、そんな感じです。

 

最後に、カフェで軽く食事をとります。

 

アフタヌーンティーセット。

 

バラクラシチュー。冷めていたのが残念です。

 

 

食事はまあ、そこそこですかね。

 

 

                            <その5に続く>

 

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2019年4月28日 長野旅行 一日目 その3(北八ヶ岳ロープウェイ)

2019年05月03日 22時36分16秒 | 旅行

蓼科山聖光寺からビーナスラインを登り、北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に到着します。

 

ショップやレストランもある、思ったよりも立派な建物です。

 

 

 

8時40分のロープウェイで山頂に向かいます。今日は8時から運行していたようです。

客層は、登山客3割、スキー1割、残りが観光客といった感じです。

 

100人乗りの巨大なゴンドラ。

 

スキー場の向こうに蓼科山。

 

中間地点。

 

 

 

約7分で山頂駅に到着します。標高は2237m、2000m以上の世界に来たのも久しぶりです。

今日の山頂は-7℃、天気は良いが寒いです。

 

 

 

 

山頂駅の前には坪庭があり、散策することもできますが、寒いのでやめておきます。

 

 

天気が良いので、山頂駅の展望台から、看板通りの景色を見ることができます。

 

 

南アルプス。北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。

 

中央アルプス。

 

木曽御嶽山。日本で二個しかない3000m超の独立峰、神々しさを感じます。

 

 

 

縞枯山と八ヶ岳連峰。

 

 

乗鞍岳。北アルプス方面は展望台からは見えません。

 

 

 

蓼科湖もよく見えます。

 

寒いけど日差しは強く、日焼けしました。

山頂のカフェでぬるいホットココアを飲み、山麓駅に戻ります。

 

 

北アルプスはロープウェイ乗車中のほうがよく見えます。

 

車山の向こうに穂高連峰、槍ヶ岳。

 

 

 

そして美ケ原の向こうに立山連峰、立山、劒岳。

 

 

 旅行中の三日間で、晴れていたのはこの日の午前中のみ、夜通し運転してきた甲斐があったというものです。

 

山麓駅の売店でおみやげを購入し、次の目的地に向かいます。ここもも製品が売りのようなので購入しました。

 

 

 

 

 

                            <その4に続く>

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