久々に訪れた山形、米沢ですが、結構満足したこと、そのうちまた来ることがあるであろうこと、早めに次の宿に入りたいことから、次の宿のある裏磐梯に移動することにします。
米沢から裏磐梯に行くには山を越えることになりますが、意外に近く、車で1時間半程度です。
小野川温泉から西吾妻山スカイバレーを通り、裏磐梯に向かいます。
この道は細くてカーブの多い山道ですが、大型トラックも多く、自転車、ローラースキー、ランニングの人もいるため、注意して走行する必要があります。
白布峠を越えて福島県に入ると、磐梯山と檜原湖の眺望が開けます。
暑いのは暑いですが、下界に比べるとだいぶ穏やかに感じます。
ここから見ると、磐梯山は噴火で山体崩壊を起こして二つに割れた山であることがよくわかります。
檜原湖をはじめとする裏磐梯の景観が形成されたのは1888年、明治21年の噴火によってであり、それほど昔の話ではありません。
その桧原湖畔まで下ってきました。
現在高原のリゾート地となっている裏磐梯は、130年ほど前に噴火による大災害を受けた場所なのです。
まずは「道の駅 裏磐梯」に立ち寄ります。
ここに来たのは、山塩を手に入れるためです。
この近くの温泉で獲れた塩です。長野の大鹿村の山塩がおいしいので、こちらもおいしいはず。
さて、今日の宿のチェックインは15時、現在まだ11時位なので、結構時間があります。
ということで、五色沼を散策することにします。
裏磐梯ビジターセンターまで車で移動、ここの駐車場に車を停め、散策に向かいます。
散策路の入り口。五色沼散策路は全部で約4km、無理せずきついときは途中で引き返すことも視野に入れて出発します。
が、少し歩くと駐車場と商業施設が現れます。こちらに車を停めたほうが、数百m歩く距離を節約できます。
この施設のすぐ裏手が五色沼を構成する湖沼の一つ、毘沙門沼です。
ここから本格的な五色沼散策路が始まります。
<その3に続く>