ジョニー・デップが心酔している
人物だそうで
彼がナレーションをやってます。
「GONZO~ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて~」63点★★★


1960年代に
かの「ヘルス・エンジェルス」
の
同行取材で名をあげ
70年代には
大統領選取材などで活躍した
ジャーナリスト“GONZO(ゴンゾー)”こと
ハンター・S・トンプソン。
彼のインタビューや
彼を知る人の証言で構成された
ドキュメンタリーです。
GONZO=ゴンゾーとは
“ならず者”という意味。
私は知りませんでしたが
トム・ウルフなんかと近いらしい。
(映画にトム・ウルフも出てる!)
ジョニー・デップ主演
「ラスベガスをやっつけろ」(98年)
(これは見てる。確か)
の原作者でもあります。
自ら対象に飛び込みレポートする
当時新しいタイプの
ジャーナリズムを確立した人物だそうですが
まあ見てると
ねつ造記事で対立候補を蹴落としたり
取材と称して
ラスベガスで遊びまくったり

けっこう、やり方、唖然(笑)
でもこれも
60年代~70年代という
あの時代が欲した
パワー
だったのかもしれないですねえ。
『Time』誌のバイトから
スタートした彼が
好きだったフィッツジェラルドの
『華麗なるギャツビー』を何回も書き写し
独学でライターなった、というくだりなんて
ちょっと、グッときた。
しかし死んでから
そういうのバラされちゃうのも
恥ずかしいもんだなあ(笑)
そんな彼が
有名になるに従って
自分の作ったイメージに囚われ
さらに
興味を持てる対象を失い
書けなくなってしまう――という顛末には
感じ入るものがありました。
ジャーナリストの立ち位置や
匿名性ということについて
けっこう考えさせられた。
当時のアメリカの政治やカルチャーの
背景をよく知ると
もっと深く入れるかもしれませんね。
しかし
“ならず者ジャーナリスト”って
よく考えるとすごいネーミング(笑)
わしも
“辻斬りライター”とかにしようかな。

★2/19からシアターN渋谷、シネマート新宿ほかで公開中。
「GONZO」公式サイト
人物だそうで

彼がナレーションをやってます。
「GONZO~ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて~」63点★★★



1960年代に
かの「ヘルス・エンジェルス」

同行取材で名をあげ
70年代には
大統領選取材などで活躍した
ジャーナリスト“GONZO(ゴンゾー)”こと
ハンター・S・トンプソン。

彼のインタビューや
彼を知る人の証言で構成された
ドキュメンタリーです。

GONZO=ゴンゾーとは
“ならず者”という意味。

私は知りませんでしたが
トム・ウルフなんかと近いらしい。
(映画にトム・ウルフも出てる!)
ジョニー・デップ主演
「ラスベガスをやっつけろ」(98年)
(これは見てる。確か)
の原作者でもあります。

自ら対象に飛び込みレポートする
当時新しいタイプの
ジャーナリズムを確立した人物だそうですが

まあ見てると
ねつ造記事で対立候補を蹴落としたり

取材と称して
ラスベガスで遊びまくったり


けっこう、やり方、唖然(笑)

でもこれも
60年代~70年代という
あの時代が欲した
パワー

『Time』誌のバイトから
スタートした彼が

好きだったフィッツジェラルドの
『華麗なるギャツビー』を何回も書き写し
独学でライターなった、というくだりなんて
ちょっと、グッときた。

しかし死んでから
そういうのバラされちゃうのも
恥ずかしいもんだなあ(笑)
そんな彼が
有名になるに従って
自分の作ったイメージに囚われ
さらに
興味を持てる対象を失い
書けなくなってしまう――という顛末には
感じ入るものがありました。

ジャーナリストの立ち位置や
匿名性ということについて
けっこう考えさせられた。

当時のアメリカの政治やカルチャーの
背景をよく知ると
もっと深く入れるかもしれませんね。
しかし
“ならず者ジャーナリスト”って
よく考えるとすごいネーミング(笑)
わしも
“辻斬りライター”とかにしようかな。


★2/19からシアターN渋谷、シネマート新宿ほかで公開中。
「GONZO」公式サイト