Nk様
梅雨もようやく開けて、暑さも本格的。おかわりありませんか?ごぶさたいたしました。
8月の藤沢市民会館大ホールでの公演「サルジュ・エミ-ラ」まで、2週間となりました。
本日は、江ノ島にわたる、橋の入り口なる会場での合同稽古でした。合同というのは、主たる、藤田優子先生主催のバレ-教室の生徒さん達多数と、そこに、賛助出演する、わたしたち市民劇団演劇大和塾が一同に会して稽古をするということです。他にプロのダンスの先生も参加なさいます。生徒さんは保護者の方との参加でした。とても立派な、江ノ島の海がみわたせる景観抜群の稽古場が、もう狭く感じられるほどの参加者でした。
午後1時半に到着すると、先生と大和塾の先着者のお出迎え。先生は私たちの集まる場所の準備や、今日初めて、本格的に登場する、飛行船の組み立てに汗をながしていられました。私たちも参加して、立派なものが完成。うれしくなります。わくわくします。
初めに抜き稽古。その後「今日は1幕、2幕全部の遠しをやります。役者のいないところは、省きます。」との先生の指示。初めて、サルジュ・エミ-ラの全貌を見ることになりました。もちろん藤田先生のご指導をいただき出演もしながらの観賞ですが、それは素晴らしい作品です。藤田先生の脚本はスケ-ルの大きい、しかも夢のある誰でもその中にはいりこめるような、作品です。
バレ-の生徒さんたちはみな、先生の指導を素直に受け、稽古を重ねるたびによい踊りを見せてくれます。また、台詞もあって、なんとも、かわいいのです。子供さんだけでなく、高校生のお姉さんや大人の出演のかたがたも、豊かな表現で胸が熱くなった私でした。これから公演の日まで、さらによい踊りをみせてください。
さて、私たち演劇やまと塾はスト-リ-の運び手になるわけで、色々な役に扮して演劇で、また歌で、踊りで参加します。どういう気持ちで、相手とどう感情の交流をするかを考えながら、多様な役柄にとり組んでいます。スト-リ-をお話できないのが残念ですが、8月5日(土)会場でお会いしましょう。塾生は、これまでにない、初めてのことばかりの稽古に燃えています。藤田先生のご指導のよろしきを得て、よい舞台をつくりますので、どうぞ、おいでください。サルジュ・エミ-ラは、午後3時からですが、その前の雀のお宿、その前の生徒さん達のバレ-もお楽しみください。
長々と書いてしまいました。時節柄、ご自愛あってお過ごしください。 では、当日会場で。
水野 昂子