今晩は 水野です。
6月29日(日)は「ハートフル・ハート」2回目の稽古の日でした。
2時からの稽古の前に井上演出はスタンバイ。定刻に稽古開始。
稽古の前に、演出から、今回の公演についていくつかの確認事項があり、
「稽古は、時間に始めます。」の言葉が新鮮に感じられました。
配役・舞台監督・方言のセリフ使用などを確認した後、早速「テーブル稽古」。台本を手に、
演出家の演出意図や、場面、人物の性質、状況などの説明を受けながら読みました。
前回の続きの部分から、最後まで、読みました。
素読みではなく、感情をこめて、音の高低・リズム・声の大きさを演出家の
指示通り、返しながら、読み進みました。なにしろ、男性のSさんと同じく男性の
Sさんの掛け合いは声比べ、喉の強さ比べというように、迫力があり、稽古場は
緊張に包まれました。
小学生の3人もほぼ、じっとして参加できよかった。子供達もその場の雰囲気を感じとった様子です。
1時間半で最後まで読み切り、休憩。
ここで、音楽指導のT先生もお見えになりました。U会長から、制作発表会の時の写真・稽古の日程表・使
用する音楽のCDをもらいました。準備よく進んでいて、うれしいですね。タウンニュース6月27日号一面に
「舞台はパン屋」~演劇やまと塾が制作発表~の記事が掲載されましたね。
休憩ののち、後半をもう一度読みました。読めば読むほど、面白い場面の連続で、笑いが自然に出てきま
す。本は、テンポのよい、練られたセリフでできていて、井上ひさしのコントめいたところもあります。
井上ひさしさんの、有名なことば「むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく ふかいことをおもしろく」
をこのハートフル・ハートに重ねていました。(井上ひさしと井上学どこか文字がにていますね。)
もう一度、4時過ぎに休憩。ここで、T先生と演出・会長との打ち合わせがはいり、子供達は雨の心配もあ
り、ここで、お終い。
その後、終わりのところをまた、感情をこめて、読み進み、5時で稽古終了しました。
やまと塾にとって、このように濃密な稽古を重ねることが、どんなに有意義なことかと感じています。
私は、日々の時間の調整がつかず、今回は助手として、井上演出から教えていただくことになりました。
足手まといにならぬように注意したいと思います。なにとぞよろしくお願いします。
水野 昂子