こんばんはおはようこんにちは,皆々様。
歪んで見える愛脚本の蛍です。
改めて日誌更新遅くなってごめんない。自分のパソコンの性能がおそらく10年近く遅れてるのでブログすら重すぎて表示できない状態なもので。。。
さてはて,この出だしで気付く方も居るかと思いますが実は元やまと塾生であります。まぁこの辺は個人的にスルーな方向で行こうと思います。
改めてさてさて
今回の『歪んで見える愛』というのは私が19の時に読んだ『麗しのシャーロットへ捧ぐ』というライトノベルが元です。
19っていうと実はまだやまと塾に所属してた時なんですよね。
あ,ちなみに出版社は富士ミステリーさんです。
暇な方ぜひ読んでみてください。私の作品より断然面白いので。
でも,今更考えるとキーが同じくらいでストーリーは多分全然違います。
この小説のあらすじは人形作家に使えるメイドの話,血染め傘を差す幽霊を見たメイドたちが次々と辞めて行き最後の一人になったシャーロット,そんな中ご主人が一人の気味の悪い男を家に招きます。
この気味の悪い男は家のすぐ近くにあるお墓の墓守,夜な夜な墓を掘り返しては骨を集めコレクションにしているという噂の男,しかし旦那様は墓守としてではなく骸術師,死体を蘇らせることのできる男として招待していた。
それとは別の日,いつもは絶対に入ってはいけないと言われている奥様の部屋,普段は食事を持って旦那様が食事を取らせ,そして一緒に食べているそうなのだがいつも一人分の食事しか減っていないという部屋,しかし今日は奥様の食事の時間になってもの旦那様が帰ってこない。なのでシャーロットは入ってはいけないとは言われているがひもじい思いをしていてはと部屋に入ると,そこにいたのは。。。。
っというお話,あくまでこれは冒頭で後から様々な登場人物が更なる異変を目の当たりにするんですが,それは読んだ方だけのお楽しみ
ちなみにこの本面白いのが演出で,ホラーなのに活劇なんです。
登場人物全員がそれぞれのシーンで何を思い何を感じているのかを別々に描いているんです。なので全く同じシーンが重複していたりするのですがそれはあくまで出来事が重複してのであって場面としては全く違う形を成しているという不思議な小説です。
数年前に流行った『バッカーノ』のアニメ版第一話のセリフで「物語は一つ,しかし物語はそれに関わった人物の数だけある」
なんか間違ってる気がしますが。。。
それをより感じさせる面白い話です。
一応,私が書いた歪んで見える愛も今回は一本筋ですが本来は登場する4人それぞれで違う物語が進行する予定です。
ですが,出来事としては完結してるのでぜひ楽しんでくれれば幸いです。
そして何より,意味通りではなく,文字通りの面白いを提供できるよう残り一か月精進いたします。
華観 蛍