朋です。
本日はシンデレラストーリー公演後の反省会。お客さまに書いていただいたアンケートをみんなで読み、良いこともそうでないことも次回に生かせるなと、そしてこんなにたくさんの方に観にいた抱けたのだとありがたい気持ちでした。
それぞれに感想や課題などを話して夜からは打ち上げ。
お世話になった先生方、舞台監督さん、音響さんにも参加いただき楽しいひと時でした。
その中でI先生から、「シンデレラストーリーってハッピーエンドで終わってるけど本当はどうなの?」という話が出ました。
実は私の中でも別のストーリーがあって、でもそれは他の演目の時にも考えたことがあったようなことで、また、あまりにも暗いので夢いっぱいに楽しい終わり方に対して最後にはふさわしくないので、夢いっぱいをリアルに演じることに徹しました。
それを考えたのは、劇中でシンデレラが寝る演出がついた時。
どうにも、働き者のシンデレラが急に寝るのがしっくりこなくて最後まで悩み続けた場面。その時に、もしかしてこれは全部夢なのかもしれない…と考えたりしたのです。
「夢じゃなかったんだ」というセリフがあるのですが、それを言うのももしかして夢の中かも。魔法使いもガラスの靴も王子さまとの結婚式も夢の中?
でも、夢から覚めたシンデレラを想像して、何一つ変わらない現実の中でいじめられ続けながら夢みることさえ許されず生活するのかもと思うと救われず、話が変わってしまうような気もしてそのストーリーには蓋をしたのでした。
寝る演出がなければ、そこまで考えもしなかったかもしれませんし、他の演目の時にも考えたことがある時点で、既に自分の中でのお決まりのパターンなのかもしれません。
今回は楽しく笑えて、夢いっぱいのシンデレラ、ハッピーエンドのシンデレラを演じられて幸せでした!