演劇やまと塾公式ブログ

神奈川県大和市で活動している市民劇団「演劇やまと塾」のブログです☆なお、掲載されている画像、動画等の無断使用を禁じます。

目指すもの・・・

2013年02月28日 22時09分46秒 | 大和百年物語

こんばんは、あっきーです。

毎週木曜日は日舞のお稽古の日。

今月10日は初めての発表会。会場は川崎能楽堂。2部形式で12時から18時半まで。

1部の後半に4人で、2部後半トップにソロで踊ります。

?十年前の成人式で母が作ってくれた振袖。、袂を短く直し、帯や小物もシックにし、先週からお稽古で着て練習しています。着物を着ると、気持も踊りも変わります。

踊りながら師匠の言葉を思い出しながら進めていくのですが、不思議なくらい音声が再現され、踊る師匠の姿がビジュアル的にも再現されます。

それを真似ながら踊ります。

同時に、どうしたらそのように踊れるか・・・ポイントを探しながら真似に徹します。

この稽古のやり方は初めてで面白いし、効果的であります。

 

それとは真逆のやり方で稽古をしている、芝居。

自分で考え、突き詰め,参考にはしても、模倣はない。

17日の春フェスタ「続・大和百年物語」での役、葉月。

何故そう言うか。何故そのような行動をするか。ひたすら人物を探る・・・

「聴覚障害」を調べていたら出会った言葉。

***目が見えないことは人と物を切り離す。耳が聞こえないことは人と人とを切り離す。

これは ! と思いました。

両親を早くに失い、妹弥生と二人で生きて来た葉月。関東大震災のさなかの事故がもとで聴覚障害者に・・・それによって深まる妹とのすれ違い。

少ない台詞やシーンの中で表現する難しさ。

説明になってはいけない。

 


続・大和百年物語 13

2013年02月28日 21時05分38秒 | 大和百年物語

皆様こんばんわ。

今日の出席者は3人でした。

ソウさん、かっちゃん、私。ジュンキーからのメイルで8時過ぎるとか・・・。

8時半に終了ということになっていたので(3人の中で)

ジュンキーには申し訳なかったです。

やはり、平日の稽古となるととても難しいものがありますね。

主婦は夕飯をつくり出ていくのですが、仕事をもっているひとはその延長となるのですから・・・。

 

 それはさておいて、やはり始めから返し稽古をしました。

何人もの代役は大変ですが、それなりに楽しかったですよ。

ソウさんのところ、ヒナさんのところ、そして、弥生。

弥生の台詞覚えていたのに出てこない!

もっともっと稽古しないとダメだって。一人でやっているときはOKなのに・・・。

 今日で2月も終わりです。

焦っちゃうよ!頑張ろう!

                 育子でした。

 

 


お久しぶりです(※長文注意)

2013年02月27日 21時22分02秒 | Weblog

 

こんにちは、あるいは今晩は皆様。

そしてそれ以上にお久しぶりで御座います皆様。

体調不良、職場でのゴタゴタなど、近辺で様々な出来事があり、

実に一ヶ月以上の投稿となってしまいましたYo-Siです。

その間に代筆をお願いしてしまった先輩方、すみませんでした。

見てくださっている皆様もお待たせした上謝罪から始めてしまいすみません。

その分というのも難ですが、今回は演劇の話も趣味の話も、

いつもより増し増しでお送りする次第です。

 

 

劇団では、前回投稿より一ヶ月間、実に色々な事が決まり、進行中であります。

何よりも衝撃的だったのが、演劇歴一年未満の自分が、

前回の公演の第三部主人公に次ぐ大役である、

出演者全員を敵に回すまさかの敵役を演じさせていただけることになったということです。

俗に言うラスボス。現実にいたら滅茶苦茶嫌な部類の人物です。現に職場でも(以下略)

とにかく唯でさえ経験が薄い私ではありますが、

実際の私とはとりわけ「対極」に位置する役といえるでしょう。

どんな人物像をもつキャラか演出家の先生が非常に明解な例を提示して下さったのに

(詳しく書けませんが、某有名劇場アニメの敵役にして、

未だに(特にネットで変な)人気を誇る某彼を意識して下さいだそうです)、

演技には苦慮しております。

キャラクターへの感情移入は勿論、

普段の生活ではでは決して出さない&出せない&出したことがない

威圧感、嫌味な雰囲気を醸し出す声量、表情、立ち振る舞い。

これらをいかに自然体で演技しきれるか。

現在、稽古の都度ご指摘をいただきながら、

前にも書いた自己学習も勿論、活かせる経験は全て活かす姿勢で励んでおります。

 

しかし幸運なことに、敵役ながら、

前回主人公の要吉さんとはベクトルが違うだけで、

同じくらい人間臭いキャラクターである彼を、

私はそこまで憎めずにいるのです

(自分で言うのも難ですが糞真面目という面では共通していますし)

演技していても最初に比べ、中々言葉では言い表せない楽しみを感じることが出来るようになり、

出演者全員に超然と立ちはだかる演技に、何故かワクワクするようにもなってきました。

今後とも、楽しみながら、前向きに役に磨きをかけていきたい所存であります。

・・・決して職場での鬱憤云々は関係ないと思います。多分。誤解しないで下さいね。

 

 

さて、ここからは毎回恒例(自称)の、

写真好きから徐々にダム好きへと変質しつつある私の趣味の話となります。

普段に増して演劇とは関係の微塵も無い駄文が続きますのでご注意を。

興味の無い方は何卒飛ばして読んで下さい。

さて私は前回投稿時、もう関東一帯の著名なダムは回りきったと書きました。

そして後の目ぼしいダムは、愛知、長野、岐阜といった中部地方に

固まっており、機会が無いとうかつに手が出せないことも書きました。

しかしあれから手が出せる機会、つまりは二連休が何と三度も訪れ、

その全てをアーチ式(かの有名な黒部ダムと同じく、「反り立つ壁」型の)巨大ダム

及びその地域の名所探訪に費やすことが出来たのです。

誠に勝手ながら、その三件の探訪について、書いていきたく思います。

 

まず一回目の連休では、愛知県は北の端、豊根村に位置する

新豊根ダム(高さ116.5m)へ行ってまいりました。それも予報に無い吹雪の中を。

主要ルートがいつぞやの台風で二年近く閉鎖されており、

アクセスが非常に困難な山奥にあるダムとして有名でしたが、

現地にて口コミで交通路を教えていただき(具体的にはコミュニティバスに乗っけてもらって)

なんとか到着。ダム自身も期待を裏切らない綺麗で立派なものでしたが、

係員の方の応対が丁寧で、運営に携わる方々の貴重なお話を伺うことが出来、

本当に貴重な経験となりました。この場を借りて感謝を。

ダム湖は隠れた桜の名所とのことで、4月にまた行ってまいります。

そして現着こそ前日に夜行バスを使いましたが、

トラブルあったのに結果的になんと日帰りで帰ってこれました。

 

続いて次の連休で訪れたのが、長野県は伊那にある小渋ダム(高さ105m)でした。

これも前日夜行バスにて豊橋に来て、飯田線の始発を乗り継ぎ

(帰りのルートも含めると一日で飯田線を制覇する形となりました)

現地入りしたのですが、伊那大島の町が想像以上に(というのも失礼かもしれませんが)

開けており、ダム自体も天竜川を挟んでそう遠くない支流、小渋川に建っていることもあり、

さらにはとても清清しい天気の下、余裕のある旅が出来ました。

ただダムの底に溜まった土砂を除くトンネルを作っているとかで、

道中山道を何台もの工事用ダンプとともに行き来したことにはドキドキしましたが。

この時も帰りは諏訪湖沿岸の岡谷の駅から新宿行きのバスに乗れ、

日帰りで帰れた旅になりました。

 

最後の連休では、同じく長野県の梓川に連続で立てられている

稲核ダム(高さ60m)、水殿ダム(高さ95.5m)、奈川渡ダム(高さ155m)を

一日で探訪できました。上高地の下流に位置していて、そこへの主要道路が

近く(奈川渡はダムの真上)を通るせいか交通の便が比較的良かった為です。

この型のダムでは日本で三番目に高さとのことで、

インパクトは最後の奈川渡が凄まじいものでしたが、

景色や雰囲気は天候にも恵まれていた水殿が静かで綺麗だったり、

稲核は小規模ながら放流が見られたりと、全体を含め思い出深いものとなりました。

あ、この日は本当に松本を拠点に日帰りで快適に行けました。

中央道高速バスは侮れません。今後もお世話になるでしょう。

 

 

さて今回はこの辺りと致しましょう。

実は先日都内某所にてえらい目にあっていたりするのですが、

話が暗くなるし精神衛生上良くないし長くなるので割愛いたします。

それでも予告通り、久々の投稿にかこつけ増し増しの内容となりました。

今更ではございますが、本当に長々とすみませんでした。

ここまで読んでくださった方に感謝を。読むのに疲れてしまったらごめんなさい。

そして次回投稿より半分どころか四分の一位の文章量に戻っても暖かい目で見て下さい。

あと今回紹介したダムについても調べていただけると(以下略)。

それでは。失礼致します。


続・大和百年物語 稽古日誌12

2013年02月26日 22時07分59秒 | 大和百年物語

 皆様こんばんわ。

今日は、4名の稽古でした。

私日曜日の稽古お休みしたので、今日は何がなんでも出席せねばと張り切っていたところ

副会長からのTELで、なんでも会議のあと稽古に来られるとのこと、大急ぎで稽古場に。

もう来られていました。(Aさんも・・・。そのうちソウさんも・・・。)

なんでも衣装の着物の相談でした。

とってもステキな着物をもって来られて、ハナさんは年齢が40過ぎくらいだから・・・。

これかな?こっちかな?・・・と、衣装を決めるのもとても楽しいですよ。

 それから、4人で始めから通してみました。

何しろ4人ですから、代役が大変です。

 少しして、Mさんは早上がりされて残り3人頑張りました。

 

次回の稽古の時は、きっと台本なしで行けるかな??(それはないでしょ!)

 

                    以上育子でした。 

 

 


春フェス稽古日誌

2013年02月25日 14時28分11秒 | 大和百年物語

 

穏やかな月曜日。でも風は冷たく、丹沢の山々が澄んだ空にきれいに映っています。東北・北海道の雪の情報を聞きながら、関東地方に住む幸せを

感じています。東北の実家の妹に電話しました。「雪が多くて、一歩も外に出られない。仕事も停滞している。」とのこと。早く春がきますように。

さて、ハルフェス「続・大和物語~もう一つの物語~」の稽古は土・日と林間小学校で。2日とも、森田演出家の指導を受けながら、少しずつ進んで

います。演出家の力の大きさを、塾生一同身をもって体験しているところです。

 

大勢のシーン、少人数のシーンともに場面ごとに、やっていきました。メンバーがそろわないところは、代役で、23日は夜9時までの稽古となりました。

空間をどのように使うのが効果的なのか、気持ちを相手にどのように伝えるか、相手とのやり取りは、のちの場面のどこに、言葉や感情で繋がっていく

のか、とご指導いただくたびに、「なるほど」と納得します。肝心の、やまと塾の役者のほうが、指導についていけない現状。自主稽古はもっと必要だと

感じました。森田演出家が怒らずやさしく、粘り強く面倒を見てくださるのが、ありがたいことです。最後までよろしくお願いします。

 

昨日は、林間小学校の集会室では、りんぶん村の芝居小屋の稽古もやっていました。若い女性や男性がいて、話し合いもしている様子。みんな、頑張

っているのですね。私たちも、やらなければ。いい脚本と指導者に来ていただいているのですから、いい舞台に仕上げていきたいですね。

歌・踊り・手話の稽古もやっています。         水野昂子

 

 


春フェス

2013年02月24日 22時12分51秒 | Weblog

今日は 天気は良かったですが

風が強かったですね(:_;)  

春一番だったのでしょうか!!?

杉花粉アレルギーの方は

大変だったでしょうね

今病院も インフルエンザ患者さんよりも アレルギー患者さんの方が多いです!  

杉花粉 なんとかならないのでしょうかね!?


午後から やまと塾は 春フェスに向けて 11名で稽古しました!

演出家のMさんも来てくださり  

台詞のやりとりを ペットボトルを使い

自分の感情の出し方    

大勢が 舞台に立っている時

自分は何故その場所にいるのか?

という事を教えていただきました!

Mさんの指導は

未熟な私にも とてもわかりやすく

動きやすくなります!

いつもありがとうございます


春フェスまで後21日です!

やまと塾 みんなで 力を合わせて

支えあって 頑張りましょうね(*^▽^*)


さっちゃん


状況分析とせりふ

2013年02月23日 23時56分45秒 | 大和百年物語

 大女優です。

 

 私も先日の稽古で演出家の言われたことをよく思い出し、

その場の状況を想像し、せりふを吟味してみました。

 

 まだ全部の場面までは出来ていませんが、演出家の言われたことは

誠にその通りで、自分の言い方もかなり違っていたなと思いました。

 

 まだまだ心や状況把握が伴っていなかったと反省しました。

なかなか一つのせりふでも分析し、声に出して言ってみて自分のものに

するまでには時間もかかります。

心の内から出るせりふにするには、練習もたくさん必要だと

あらためた思いました。人とのかかわり合いもありますしね。

 

 演出家はお若いのに大したものだと思いました。

昨年から私たちの劇団を観ていただいているので、

私たちのようすもよくおわかりになっており、私たちにワンステップ

向上するためのアドバイスをくださいました。

 

 しっかり受け止めて更に実力アップした劇団を目指したいですね。

 

 このところ土曜日はお休みすることが多かったので、遅れを取り戻さな

ければと思います。

 

 明日もしっかり稽古しますよ。みなさんよろしくね。

 


稽古で学ぶ事

2013年02月22日 23時53分39秒 | 大和百年物語

ソウダです。

 

演出家の森田さんが見えると、いろいろと演技の指導をしてくださるのだが、

なるほどと思う事ばかりである。

 

1. 台詞は誰に対してかけるのか。

      自分に対してなのか      喋りたい相手に対してなのか。

 

2.  身体を移動させてから台詞を言うと観客はその動きに注目して   よく聴いてくれようとするものだ。

 

3. 場面の状況変化に注意し、敏感に反応すべし。

      何か新しい事態が持ち込まれたような場合は、台詞の言い方も代わってくるはず。

 

アドバイスを頂くたびに台本にメモしておこうと思う。

私は今回台詞が少なく、舞台に出ているとき黙って演技をしなければならないことが多い。

自分の動きが場の雰囲気に合うよう、不自然にならない様に注意したいと思う。

 

あと3週間で本番...皆と一緒にベストを尽くそうと思う。

 


春フェステイバルまでーー

2013年02月22日 15時55分18秒 | 大和百年物語

水野です。毎日いろいろなことがあって、2月も余裕のない日々。春フェステイバルまで、追われているようで、落ち着きません。

ハナさんのイメージを葉月さんのように膨らませてみようと、私も始めていますが、思うようにできません。集中する力の欠如です。

23日・24日の稽古をがんばりたいですね。

 

突然ですが、昨日は新国立劇場中劇場で、富良野グループ公演2013冬、「明日悲別で」を見てきました。倉本ファンの私としては、どうしても

出かけなければならなかったのです。富良野まででかけなくとも、東京まで、巡回公演してくれるのですから。感動の1時間50分でした。

20年前に廃坑になった悲別炭鉱。地下300メートルの地底に「希望」を封印したタイムカプセルを探しに行く人々と、福島の原発労働者となり、

「ぶらぶら病」にかかった若者たちと、福島のがれきを引受け、地下1000メートルのところ、石棺に入れて閉じ込めようと策するもの。プロローグから、

最終章まで、21場面、歌あり、踊りあり、主張あり、家族あり、恋があり、と、内容の濃い感動の問題提起劇でした。

最近トーンダウンしていると私には思われる、原発について、向きあわされ、過去と未来の私達の生き方について、考えさせられる内容でした。

しかも、詩情あふれる舞台で、若いエネルギーがあふれ出ていました。

 

私達の演劇も、観客に感動を届けられるものに、したいですーーーー。   水野昂子


分析中・・・

2013年02月21日 23時11分30秒 | 大和百年物語

こんばんは、あっきーです。

「続・大和百年物語」では突然、聴覚障害になる役。
どういう感じなのだろう。
ヘッドホンで耳をふさいでみる。まだ聞こえる。その下にイアホンで耳の穴もふさぐ。小さな音はシャットアウトできた。
ぼぅっとした感じ。水の中にいるような。
くしゃみも咳も響く。食べる音は不快。

内部の音が気になってくる。
少し体に力を入れたら聞こえた音。以前、子供がお腹の中にいるとき、超音波で聞いた心臓の音、シュワッ、シュワッ…あの時と同じ音が聞こえる。
そうか、自分の!
けれど、本当にこれが障害を持つ人の状況なのだろうか?

とにかくその状態で過ごしてみることに。

2時間…3時間くらいたったか、具合が悪くなってしまいました。

「あなたの場合、そんなことをすればおかしくなるのは当然。」と娘に言われた。

自分自身にとって、音楽も含め、音と共に過ごすのが自然なので、目や口他の器官に比べて、聴覚は特別。

視覚との連動はどうだろうか。聞こえない、あるいは聞こえづらい状況で目はどこを見ているか? おそらく定まらないだろう。

ある日突然そういう状況になる。
受け入れるだろうか。
劇中の葉月は心の強い女性。
受け入れてゆく。
だが、それによって生まれる妹とのすれ違い。


まだまだ模索中。