日曜日を避けてさっき春の院展に行ってきた
ここ何年か
毎年院展を覗いている
今回はどんなさくひんが???
と楽しみにしている
今年の作品はどちらかというと
大人しい作品が多い印象だ
何気ない海辺の風景を描いた「海の見える家は」
どこの海なのかは知らないが
児島の山の上から穏やかな瀬戸の海を眺める
風景そのものの様な親近感を覚えた
「呼吸する朝」は馬の絵だったが
まだ田舎で農耕馬を飼っていたころの
冬場の景色のようで
白い息を吐く馬の鼻先の息遣いが聞こえてきそうで
しばらく側を離れられなかった
何かにつけて遠い昔を懐かしむのは
こちらが歳をとった証拠なんだな