6月1日、ポール・マッカートニーのコンサート「The Liverpool Sound Concert」が催されました。会場はなんと、“フットボール・ファンの聖地”ともいえるリヴァプールFCのホーム「アンフィールド・スタジアム」。この日のお昼に行われたステラ・マッカートニーのファッション・ショーには、ポールは勿論、ヘザーさんとの間に生まれた娘のベアトリス、そしてオノ・ヨーコ、オリビア・ハリスン、ポールのバンド・メンバー全員が客席に並びました。
リバプールでポールのコンサートが観れるとは、夢にも思いませんでした。とても感動的なコンサートでした。コンサートにはオノ・ヨーコも姿を見せており、これが感動のエンディングに繋がりました。ステラ・マッカートニーとオリビア・ハリスンも会場でコンサートを楽しんでいました。
オープニングは何と「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」でした!この曲はライブ初披露の曲です。この日は「イン・リバプール」というCD未収録曲も演奏。完全に地元を意識していました。「ジェット~ドライブ・マイ・カー」と続く中、「ダンス・トゥナイト」も演奏!「ブラックバード」「カリコ・スカイズ」と演奏が続きました。
この写真はリハーサル時のものです。
ここでポールが「A few Japanese people Audience, Yeah?」(日本人はどれだけいるのかな?)とMC!そしてあろうことか・・「こんにちは!」「アリガト」「オス」と日本人オーディエンスに向けて日本語を連発!「オス」は勿論「押忍!」のこと。僕や僕の友人達と、その場にいた少数の日本人だけがポールとの空間を共有出来て、言葉がありませんでした。
コンサートの終盤はお約束の「レット・イット・ビー」「ヘイ・ジュード」が演奏され、アンコールは「イエスタディ」。そして驚いたのが2曲目!ジョンの名曲「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」を演奏したのです!会場の驚きを伝える術は残念ながら皆無!曲はその後、メドレーで「平和を我等に」に繋がり、会場は大合唱となりました。
ポールの恐らく次回が最後になるであろう来日を、今から心待ちです!
■Set List
Hippy Hippy Shake
Jet
Drive My Car
Flaming Pie
Got to Get You into My Life
Let Me Roll It (featuring a Foxy Lady-style jam at the end)
My Love
C Moon
The Long and Winding Road
Dance Tonight
Blackbird
Calico Skies
In Liverpool
I'll Follow The Sun
Eleanor Rigby
Something
Penny Lane
Band on the Run (with Dave Grohl on guitar)
Back in the U.S.S.R. (with Dave Grohl on drums)
Live and Let Die
Let It Be
Hey Jude
Yesterday
A Day in the Life
Give Peace a Chance
Lady Madonna
I Saw Her Standing There (with Dave Grohl on drums)