唐突ですが、先週、僕の自宅ではマイナス9.4度という気温を記録しました。これ、どれくらい寒いかというと、廊下に出ると心臓が止まりそうになります。北海道などは意外に温かく、マンション住まいをしていると、真冬でもTシャツに短パンという暮らしをしている方も多いのですが、この大阪で暖房も無くそんなことをしていると死にます。
このバケツの水は非常用に汲み置きしているのですが、昼間でもこのように厚い氷が張ってしまうのです。室内でお茶も凍ります・・・。恐るべし大阪は北の果て!
勤勉精神も今は昔、各地で撤去相次ぐと言えば、二宮金次郎像です。薪を背負って本を読むおなじみの二宮金次郎(尊徳)像。質素倹約や勤勉の精神を伝えると再評価する動きもあるものの、戦前に全国の小学校に建立されたが為、君が代や国旗と同じように、教師連中の「児童の教育方針にそぐわない」という意見によって、受難の時代を迎えています。
二宮金次郎像は、老朽化などに伴い各地で撤去が進む。そして教育委員会は補修に難色を示す。「戦時教育の名残という指摘や『歩いて本を読むのは危険』という、バカみたいな保護者の声もあり、補修に公費を充てるのは難しいと言うが、それでは携帯メールを読み書きしながら歩いている子供は何なのでしょう?それを注意しないる保護者が多いのは何故なのか?つまり、世の中には馬鹿が増えたということでしょう。
二宮金次郎像があるから、戦争になるわけでもなく、理屈より実践を尊ぶ姿勢はいつの時代にも通じる理念であり、金次郎は賢人の名言集から学び、自分にできることに全力を尽くしました。少子高齢化で厳しい社会を背負うことになる今の子どもたちこそ、彼の姿勢に学ぶべきかも知れないとも思えます。
堅苦しい二宮金次郎像についての意見はこのあたりにして、実は最新の二宮金次郎像を発見しました!場所は何と、大阪は梅田の紀伊国屋書店の中です!
何とSONYの最新メカ「Reader」によって、電子書籍を読んでいました!さすがは二宮金次郎像。勉強だけではなく、最新のデジタル機器についても熟知していたのです。二宮金次郎像、恐るべし!