青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

チャーリーブラウン ~豊中ロマンチック街道にあったお店 

2020-04-03 | 昭和の喫茶店

豊中・ロマンチック街道。中央環状線の少路交差点から、国道171号線の牧落交差点を結ぶ県道豊中亀岡線の愛称で、かつては北摂地区随一のおしゃれなエリアと呼ばれていました。

しかし、不思議なことが1つあります。「ぴあmap」という、エリア別カルチャー&グルメスポットガイドの書籍が、80年代から毎年発売されていたのですが、その本(かなり有名)には、この周辺及び新御堂沿いの箕面から千里中央周辺という、2大デートエリアは掲載されたことがなかったのです。



だから、当時の資料はなかなかありません。この通りにあった「チャーリーブラウン」に思い入れのある昭和30年~40年男は多いようです。ガラス張りで内部が透き通って見渡せ、とにかく広い駐車場がありました。誰もが車で行くのに、実は真の姿はバーでした。この通りで飲酒検問をやれば、いくらでも違反者を検挙できるし、それを可能とする道幅の広い道路も空き地もあったのに、ついぞここで飲酒検問を実施したことがありませんでした。(笑)

昼間は喫茶として利用できたのに、いつもガラガラ。日が沈むと共に人が集まってくるお店。とても開放的な広々とした店内には、ぎっしりとウイスキーの瓶が並んでいました。僕は昼夜共に使いましたが、お酒は静かに飲むのが好きなので、あまり行きませんでした。

学生時代、友人たちとここに行き楽しんだことを覚えていますが、酒代に回す小遣いが無かった苦しかった時代だったことも思い出します。