先日銀座で白昼堂々と、高校生を含む一味が高級腕時計店で強盗を働いた事件は記憶に新しい所ですが、日本国内で欧米並みの強盗事件や殺人事件が増加しています。昔は国内でのそういう事件は、怨恨関係を追えば解決というものが多かったのですが、今は何の関係もない人を襲ったり、どこでもいいから押し入る強盗事件が多く、いつ誰がどこで事件に巻き込まれるか分からないので、本当に身の回りには気をつけなければならなくなりました。
昔の日本は平和でした。海外ではあり得ない光景がいろいろ見られました。そもそも自動販売機がこんなに設置され、しかも壊されたり奪われたりしない国は日本以外に世界中を探してもありません。まだ少しは平和なのかなと自販機を見れば思います。
さて、今日はあり得ない光景を1つご紹介します。これは昭和63年(1988年)12月、バブル時代に現れた宝石店ですが・・・見ての通り、JR大阪駅構内の中央切符売り場前にオープンしたのです!
大阪駅のすぐ近くの中央コンコースと言えば、帰省や旅行のシーズンになると長蛇の列が出来るだけではなく、そこに座り込んで夜を明かす人まで大勢いた場所です。そんな場所のすぐ近くに、こんな不釣り合いな宝石店を当時はオープンしたのです。
多くの人が行き交う場所。今の時代なら2~3人でショーケースを割ってしまえば、辺りの人々が我先に宝石を奪うかも知れません。それが昭和の時代には平和に運営されていたのですから驚きます。昔の街の光景を写真で見ると、こんなすっとぼけた1枚を見つけることが出来て、つい笑ってしまいます。