ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

ドイツの寒さを知る

2012年10月11日 | R100RS 2本サス (1981) 銀じぃ

朝晩ぐっと気温が下がるこの頃



早朝に走りに出る日は着るものが難しい。



ちょっと着込んで出て、日中は我慢して走り切るか、



逆に朝や夕の寒さはぐっと堪えて走るか、



まあ、暑くなったら脱げばいい訳だから、でも脱いだものが荷物になるしなーとか



男のくせにぐだぐだと考えあぐねる秋の朝。



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そこへ来ると我らが銀じぃ(R100RS Twinshock Model)の



インテグラルカウル(BMW命名)の稀有な防風性能はこれからの季節が本番。



なんせ真冬でも厚手のグローブは滅多に必要ないほどで



電熱ウエアもグリップヒーターもBMWモトのくせに



まったくもって出番がないのだ。



余談だけど、銀じぃの頃の純正グリップヒーターは



グリップのゴムの色がグレーでとても気持ちが悪い。



まあ握っていれば見えないんだから関係ないけど、



あの妙に明るいグレーを握っていると想像するだけで



気分はブルーになること間違いなしだ。



今朝の冷え込みがちょっとキツかったとはいえ、



銀じぃなら高速に乗って飛ばしても、やっぱりそれ程でもない。



それくらいBMWのふるさとドイツは冬の寒さが半端ないのだ。



オートバイの工場があるミュンヘンなんてだいいち冬はオートバイで走れない。



だから、あんなに対候性にこだわるんだなと思う。



銀じぃに乗るとドイツの寒さをなんだか分かる気がする。



日本の秋口なんてこのカウルにかかれば屁でもないのだ。



むしろシリンダー真後ろのつま先は今日もすでに熱い。



4500rpmで巡航する。



久しぶりなのでちょっと振動が苦になる。



が、それも僅かな間で、すぐに慣れる。



カウルの防風性は本当は160km/hくらいがいちばんいい。



120くらいではバリアが少し小さくて背中に風を巻き込む。



中津川ICで下りる。



高速は100kmくらいの距離が丁度退屈しない。



国道19号線は空いていた。



結構なペースで流れていて、あっという間に元橋まで来た。



今日は王滝川を辿って御嶽へアプローチし、田の原まで登る。



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天気はいまいちだけど、空気が乾いていて清々しい。



スキー場の下で気温が14℃。



まだまだ上る。



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カラマツの樹林帯を抜けるといよいよ高山帯。



森もなくなって中央アルプスのパノラマが広がる。



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ナナカマドやヤマウルシが真っ赤に色づいていた。



雲が広がっているけど、寒気による雲なのですごく高いところにある。



3000mの御嶽の峰よりずっと高い秋の雲だ。



田の原はもうすっかり色付いて秋真っただ中だった。



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初登場のミニテーブル。



ストーブを安定させられる台が欲しくて実戦投入。



あったかい珈琲がうまい季節だな。



田の原を後にして、三岳へ下りる。



県道20号線(長野県・上松御岳線)で開田へ出た。



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本当の目的はこっちかも?



木曾馬たちに草をやりながらすごす。



しかしよく喰うなー。差し出せば差し出しただけボリボリ喰う。



ウマ、かわいいな。



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結局いつもの「霧しな」で蕎麦を喰う。



ぽよよーんもちが食べたくて定食にした。



辛み味噌をのせた蕎麦豆腐でほんとは一杯やりたい。



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国道361号線で19号へ戻り、木祖から権兵衛トンネルを抜けて伊那谷へ出た。



伊那谷は低い雲が出ていて、アルプスは見えなかった。



午後はさすがに気温が上がる。



ブーツを脱いで休憩。



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今日は500kmを越えそうだな。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつ見ても美しいデザイン…色んな意味でスキルが要... (熊鹿夫婦)
2012-10-12 00:01:48
いつ見ても美しいデザイン…色んな意味でスキルが要求されるこの車体…憧れだなあ~
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熊鹿夫婦さん (EXIT@rainman)
2012-10-12 20:58:49
熊鹿夫婦さん

ディーラーにきちんとまかせれば普通に乗れますよ。
OHV時代から扱ってるディーラーじゃないと心配ですけど。
タンデムもシートが良くて、サスも乗り心地優先だから、
タンデマーに評判がいいですしね。
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